基板製作ノウハウ

アメリカンパトロールの専用基板をつくります

基板を作ろう! (孔あき基板ではなく市販のような専用基板を作る解説です。)
用意するもの 生基板 専門店で入手可能です。手にはいらなければお譲りします。IC−82(サンハヤト)の大きさで三枚取れる基板(写真のもの)一枚600円(送料別)
孔あき基板(孔あけに使用します) 通販で入手可能ですが希望の方に1枚60円(送料別)で譲ります。
ドリル(孔あけに使用します) 0.5mmの刃先が理想です。
白ラッカーまたはマジックインキ(他の油性マジックではうまく出来ません。) 
糸のこ(カッターでも可) 罫書きカッター(写真の黄色いもの)で基板に傷をつけて何度も罫書き深い傷をつけるとポキッとおることが出来ます。

回路図 配置図(パターン図) ⇒ こちら参照
生基板の
切断
写真@  写真A
写真B 写真C
生基板を穴あき基板の大きさに4分割します

3枚使用可能です。もっと回路をつめるなら
この基板で4枚取る事も可能です。

写真@ 生基板と穴あき基板を用意します。

写真A孔あき基板の大きさにあわせて罫書き
カッターなどで切断面に傷をつけます。

写真B傷をつけたところを糸鋸できります。
または罫書きナイフで何度も繰り返し傷を
深くしていきポキッと折りましょう。

写真C 折った基板です。
丁寧に仕上げるなら切り口をやすりでこすって
四角くなるようにします。
生基板の
穴あけ
写真@ 写真A
写真B 写真C
いよいよ孔あけです。先に孔あけをしてからパターンを
描くのが私流のやり方です。

フォトエッチをする場合はパターンを複写してから
エッチング(余分な銅をとかす作業)してから孔あけします。
この場合は孔の位置にポンチをあててからドリルで
孔をあけます。

ここでなぜ孔あき基板を使用するのか説明しますと
部品の足の間隔をあわせられることとドリルの刃が
ぶれないからです。

さて、写真@のように用意をして配置図をみながら
孔をあけていきましょう。

写真A 非常にわかりにくいですが生基板の銅箔面と
孔あき基板を張り合わせセロテープで固定します。
そして配置図の孔の部分の縦横の記号数字の交点を
孔あけします。

写真B 孔あけ完了の部品挿入面の基板写真
写真C 銅箔面から見た孔あけ完了の基板写真

とりあえずここまで完成させていよいよパターン描画です。

戻る  続く