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mori's System Q & A
[Q1:] 【waveファイル読み込みに関して】
 あるdata recorderで作成されたwaveファイルを読み込もうとする時に、エラーが発生します。RIONの特殊フォーマッ
ト故のエラーでしょうか?対象方法があればご教示ください。
 当方のデータレコーダはDA-20(RION社製)。
[A1:] DA-20はポーズ情報などをヘッダに書き込むため、Wave File のヘッダーが大きくこのままでは読み込みできな
い可能性があります。(2006/10/23以前のバージョン)
 波形編集ソフト(Digion Sound や Sound it 及び フリーソフトの Audacity等)で読み込み、別のファイルを作成するこ
とによりヘッダーが通常の大きさになり読み込めます。但しPause等DA-20の独自情報は作成したファイルからは失

れます。
 本システムで分析可能な Wave File は Windows Wave File形式 (*.Wav) で
 読み込める Sample Rate は48kHz, 44.1kHz, 24kHz, 22.05kHz, 12kHz, 11025kHz で
 Data Bit は 16bit のみです。 チャンネルは1または2チャンネルのみです。
 51.2kHz等の Sample Rate や 24bit で録音した場合は、上記で示すような波形編集ソフトのエフェクトなどでサウンド
形式の変更をして新しいWaveファイルを作ってください。
 また、2チャンネル以上で録音した場合も、上記で示すような波形編集ソフトでチャンネルを2チャンネル以下に分

して新しいWaveファイルを作ってください。

[Q2:] 【機能意味 1】
 「Meas.」の"Spl", "Etc", "Acc"の意味は何でしょうか?これらを選択すると、結果にどのように反映されるのでしょう
か?  「Scale」の"A", "F", "C", "Non"は聴感補正フィルターで、これを選択すると、データにそれぞれのフィルター
を掛け解析してくれるものと、理解していますが、"F"と"None"の使い分けは何でしょうか?
[A2:]
 別にたいした意味はありません。メモ程度とお考え下さい。
 但し、[Meas]でSPL、を選択し[Scale]でF、又はCを選択した場合はA-Weightを掛けたAP(A)レベルが付加されま
す。 Aを選ぶとAP(A)は計算されず、レベルの値は最小値(-100dB)が付加されます。

[Q3:] 【機能意味 2】
 前頁の質問と同様です。「Meas.」と「Direction」について、その機能と、結果への影響についてご教示願います。
[A3:] 別にたいした意味はありません。メモ程度とお考え下さい。
 SPL選択時は上記の通り ACC選択時は測定方向が選べます

[Q4:] 【エクセルへの出力に際して】
 3oct_Editでエクセルへのアベレージ後の1/3オクターブデータ出力に際し、低周波域のデータ(3oct_Dsp-Lで作成し
たもの)については、周波数値を一緒に書き出してくれないようです。
[A4:] この件はテストしてみましたがちゃんと周波数をエクセルに書き出してくれました。
問題点が分かりませんので、使用して同じような問題がおこればお知らせください。
3oct_Edit / FFT_Edit でエクセルファイルをオープンする場合は、オープンするエクセルファイルはクローズするまで立
ち上げないでください。

[Q5:] 【音を再生しない】 3oct_Edit / FT_Edit で Play ボタンを押しても音が再生されない
[A5:] 範囲は選択していますか? Waveファイルの選択は合っていますか? サウンドボードは付いていますか?
 サウンドの設定が合っていますか? ボリュームは0になっていませんか? スピーカは付いていますか?
 それでも再生しない場合は Windows\system32フォルダに comctl32.ocx がない場合があります。
 comctl32.ocx をインストールしてください。

[Q6:] 【うっかりWavファイルの制限を超えて録音してしまった。】
[A6:] Windowsには下記のようなディスク書き込みの制限があります。
Disk書き込みの制限
Format
制限
OS
48k Mono
44k Mono
AVI
1〜2GB
FAT
2GB
Win3.1
5時間30分
5時間45分
FAT32
4GB
Win95,98
11時間
11時間30分
NTFS
2TB
Win2000,Xp
5500時間
5750時間

 また Wave File はヘッダーのファイル長さの数値制限により、約2GBの制限があります。
 下記に各録音条件による録音時間を示します。
Wave File の制限 (分)
Sampling Freq
16bit
24bit
1ch
2ch
1ch
2ch
48kHz
373
186
249
124
44.1kHz
406
203
271
135
24kHz
746
373
497
249
22.05Hz
795
398
530
265
12kHz
1491
746
994
497
11.025Hz
1623
812
1083
541

 上記時間を超えてもWaveデータはディスクに書き込まれています。 ただヘッダ^ーがファイル長さに対処出来ない
だけです。
 ファイルを制限内の長さに分割して(*1)、それぞれにヘッダーを書き込む(*2)ことにより、ファイルを再生出来るように
なります。
  (*1) ファイルの切断はフリーソフトファイル破断+等があります。
  http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se283383.html?g 参照
  これ以外にも便利なフリーソフトがありますので、Vevtorや窓の社で探してください。
 (*2) ヘッダー書き込みソフト:ダウンロードページの Wave Rescue.exe(準備中)

[Q7:] Roland R-1等でのデータで偶におきるファイル書き込みの失敗。
[A7:] これは主にヘッダー書き込みの失敗が原因と考えられます。ヘッダーを正規に書き直すことによりファイルは
生き返ることが多いです。
ヘッダーを書き換えるソフトは Down Load ページに公開予定です。(Wave Rescue) しばらくお待ちください。

[Q8] 試供版を再インストールするときに「パスが不明で一部インストールされませんでした」と表示される。
[A8] 多分このままで大丈夫と思いますが、出来れば再インストールの前に古いファイルを削除してください。
 削除およびアンインストールはそれぞれのダウンロードファイルにある inst.txt を参照ください。

[Q9] 3oct_Dspで分析をすると0で除算しましたと云うエラーが発生する。
[A9] Wave File の録音時間があまりにも短くはありませんか?
分析する Wave File は少なくても Time Step の100倍の長さが必要です。
Time Step = 0.06 sec. であれば 6秒間の録音が必要です。
もし、短いファイルを分析するのであれば Time Step を小さく設定する必要があります。

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