騒音・振動の測定器には、
レベルの測定
騒音と振動レベルの測定には 騒音計と振動計が用いられます。
騒音レベルは音圧を測定する物で、規制値はAスケールが使用されます。
振動は加速度レベルと振動レベルがあります。
周波数分析には
オクターブ、1/3オクターブ、FFT分析などがあり、それぞれ用途に応じて使用します。
レベルの記録
レベル波形の記録にレベルレコーダー
波形の録音
騒音、・振動波形の録音にデータレコーダが使用されますが周波数帯域にはテープレコーダも使用可能です。
これらの測定機器を必要に応じて接続して周波数分析やレベルを求めます。
しかしながら、これらの測定器は結構高価で、用途に応じて使い分けなければならず、荷物も多くなり持ち運びは容易ではありません。
以上のように測定には、騒音計、分析器、データレコーダー、レベルレコーダー等測定や分析には多くの機器が必要です。また測定によっては低周波騒音計や振動計も必要です。
測定・分析機器は高価で取り扱いも容易とは云えません。また運ぶのも重く慎重に扱わなくてはなりません。
データを収集した後も分析や解析に時間が掛かり、解析結果も分析機器からコンピュータに移し替えて処理を行う必要があります。
これらを(騒音計を除きパソコン)で行えれば、安価で小型となり持ち運びも容易となります。パソコンで処理を行うと大量のデータも扱え、使いやすい機器が構成できます。
このような測定システムを構成してみました。 下記のボタンでシステムの説明にリンクします。
しかしながら、フリーソフトで使いやすいソフトウエアが沢山流通しています。
大抵のことならフリーソフトで録音、分析が出来ます。
ここで私のお薦めするソフトは
efu さんが作られた 高速リアルタイム スペクトラムアナライザー
WaveSpectra for Windows95/98/NT4 (2000/XpでもOK)
が非常に優れていると思います。これはFFT分析結果を見ながら録音できます。
また、同じ efu さんが作られた
Wave Gene も使いやすく優れたオシレータです。
このような優れたフリーソフトを使わない手はないと思います。
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