牧場見学日記1998年夏編その1




今回のお目当てはマヤノトップガンとマーベラスサンデー。7月5日から7日まで。




7月5日曇りのち晴れ

今日は午前中の便で北海道へ。bentoutodensha
苫小牧から日高本線で馬界へ出発。
今日は日曜日の為か電車は1両だ。
車中では苫小牧駅で買っておいた
サーモン弁当と日高路弁当を食べながら
久々の車窓からの風景を楽しんだ。
飛行機の中ではお菓子しか出なかったので
腹が空いていたせいかあっという間に
2つの弁当を食べてしまった。
サーモン弁当はいつ食べてもうまい。


静内に着いた。
今年の旅からレンタカーを使う事にした。
レンタカーを使った事が今まで旅ではなかったが
昨年の旅を通じて車の有難さ、便利さを実感し
今年から使ってみる事に決めたのだ。
早速レンタカーを借りにトヨタレンタリースへ行った。
借りた車はスターレット。
自分は殆どマニュアル車しか運転しない男だが
今回の車はオートマチック車だ。

車を借りてまず行った先は競走馬のふるさと案内所。
ここで98年度版の牧場マップを購入。ここで種牡馬の情報を収集したが
なんとあのダイユウサクが浦河で乗馬になってしまったようだ。
種牡馬の世界も競走馬の世界同様厳しい。


案内所を出てから今日の宿の浦河インまで車で1時間チョイである。
それにしても国道235号線は信号がほとんど無いので最高だ。
多分距離にして50キロ位あったと思われるがあっという間に浦河に到着だ。
チェックインしてから近くの中華料理屋さんでチャーハンとギョーザを食べてから
浦河インそばのパチンコ屋でパチンコ打つが7000円やられる。
旅先でのパチンコはやられてしまう事が多い。
今日は浦河イン泊。



7月6日 晴れ

今日は朝から天気は最高。
レンタカーを借りたので別に少しくらい寝坊しても問題ないのだが
こういう時にかぎって逆に早起きしてしまうものだ。
今日は初めに毎年恒例の浦河の谷川牧場とイーストスタッドだ。

谷川牧場ではミホシンザンとミナガワマンナが放牧されていた。twohorses
細い道を挟んで2頭は別々に放牧されていた。
細道から見学していると2頭が僕に近づいて来た。
2頭にじっと見詰められてしまった。(右の図)
2頭共じっとして動かない。
嬉しいような、ちょっと恐いような気がした。
誰も来ないので地べたに座ってじっくり2頭を見た。
しゃがんで見上げると馬は本当に大きく見える。
いい天気だ。静かに時が流れていく。
初めの数分は写真を撮っていたがその後は何もせず
静かに時間だけが過ぎていった。
馬を見ながらボケーッとして更に時は過ぎていく。
誰も来ない。自分と2頭の馬だけの世界だ。
何とも贅沢な休日の朝だ。


しばらく経っても2頭の馬はじっと自分を見て動かない。mihosinzan
俺って邪魔者?
馬を見ながら気がついた。
考えて見れば人気のある馬は見知らぬ人の視線を浴び続けている。
人だってそうだけど知らない奴の視線を浴び続ける事は苦痛だ。
気持ちのいい事じゃない。
馬だってそう思ってるかも知れない。(右の写真じっと僕を見つめるミホシンザン)
人気のある馬は一日見知らぬ多くの人の視線を受け続けるのだから
結構ストレスが溜まっているに違いない。
そう考えれば2頭にとって俺は邪魔者のなのかも知れない。
気持ちいい所を邪魔してごめんなさいね。
そう思った自分はさっさと2頭に別れを告げるのであった。
手を振ってその場を立ち去ってみたが2頭はじっと動かない。
俺の考えすぎかな。でもいいや。じゃあね。


sutaaman98つづいてイーストスタッドへ行ってみた。
一番始めはエルハーブ。(写真は無しだよん)
黒鹿毛の英ダービー馬は今年もかっこいい。

続いてスターマン。(左の写真)
のんびり草を食んでいる。気持ちよさそうだ。
お前の産駒が楽しみだ。


続いてアーミジャー発見。(右の写真)aamija98
この馬の父はサクラローレルと同じレインボークエスト。
栗毛がすごくキレイなのが印象的だ。
この馬は人が来るとゆっくり寄ってくる。
ひとなつこい、可愛い馬だ。(CBスタッドのナリタタイシンみたいだ)
話は変わるがイーストスタッドは大好きな牧場だ。
自分はここの牧場が一番ゆったり馬が見れるので
今のところ一番大好きな牧場だ。
おまけに見学者が少な目なところも良いのだ。
来年もいい天気で見学できるといいな。
さて次は日高スタリオンステーションにレッツゴー。



その2に続く


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