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日記 2005.1.5~12.12


2005年12月12日(月)

誕生会

きのうは,息子の誕生会。20歳を過ぎた子に誕生祝いもないですが,それを口実に一杯飲むのが目的です。


自家製レバーのパテ

  (フランスパン付き 1,260円)





自家製レバーのパテは、4代目が修行していた【銀座 バードランド】の人気メニューです。
フランスの家庭料理には、チーズと一緒に必ずと言っていい程よくだされるパテ。
田舎パンやバゲット(フランスパン)にたっぷりと塗れば手軽な食事に、サンドイッチでランチに、クラッカーにのせてハーブを散らせば、パーティーの前菜としても活躍します。

おかげさまで,販売開始後7分で完売しました。

「バードランド」は超有名な焼き鳥の名店。美味しいけれど,お値段は高めということでも有名な店で,私の憧れの店の一つです。というのは,ここは焼き鳥は当然ながら,パテも美味しいという評判を聞いたからです。

そのパテを買えるサイトを偶然見つけました。
いつでも売っているわけでなく,月に何度か販売するだけみたい。しかも,数が多くないらしく毎回即完売となっているようです。

しかし,食べることには執念深い私,まめにチェックしていたら~「22時販売開始」の案内を見つけました。その日は,就寝時間をずらして待機,ゲットできたわけです。

きのうのメニューは,やはり通販で買った牡蠣を「生」と「焼き」で,そして小振りなフランスパンにパテをぬって...。

美味しかったですよ~

贅沢なようですが,外食よりはずっと安上がり,息子からも喜ばれました(牡蠣が少ないとはいわれましたけど....)



2005年12月11日(日)

忘年会 第3弾

同居人が所属する韓国語グループの忘年会。人数あわせにかり出されました。

韓国料理 韓 花(ハンファ)

コース料理(\4,000→¥3,500に割引)
 ナムルのモドム,キムチ,チヂミ,韓国産米のトッポギ,
 特撰カルビの溶岩焼き(サンチュ添え),チゲ,デザート

出てくる料理はどれも上品な味付けで美味しかったのです。特に,モドム(九種類のナムルが小鉢に可愛く盛られている)は,素材の味が生きていて私好み。とても気に入りました。

ただ,料理の量はどれも少なめで,カルビはたった3切の肉が盛られた小皿が来ただけです。少食家でない私には,あまりに寂しい量でした~。

今年9月に開店したばかりのおしゃれな店です。全室個室TV付きが受けたのか,結構人気の店だとか(この日も満室状態)。
韓国マニアのみんなは,好みの音楽DVDを持参してきていて,色々と見せてくれます。でも,韓流にとんと興味のない私には,異次元世界。疲れました。

TV不要なら,ランチで同程度のコースが2,800円でいただけるとか。私は,テレビ無しでよいから,こっちの値段設定のほうがありがたかったな…。




2005年12月10日(土)

秋のドラマ

秋の連続テレビドラマ 視聴者満足度ランキング(世代別編)というのが発表された。「相棒」がランクインしています。嬉しい~♪


20代社会人 30代 40代
熟年離婚 大奥 1リットルの涙
大奥 1リットルの涙 相棒
1リットルの涙 相棒 大奥
あいのうた 今夜ひとりのベッドで ブラザー☆ビート
ブラザー☆ビート あいのうた 恋の時間



年代によって,差が出るのが面白いなぁ。

月9は駄目だったみたい。「熟年離婚」が強かったのが意外だなぁ(最終話は21.4%だったとか)。この歳になるとリアルすぎて見る気が起きなかったけど…。

お正月に「古畑」をやるようです。最近同居人の在宅率が高いので,お宝ビデオは貯まる一方。あ~正月明けに長期出張ないかしら?

「相棒」「トリック」「古畑」を見ながらの一人晩酌やりたいな……  






2005年12月 4日(日)

忘年会 第2弾

「プリ・フィックス - Prix Fixe-」
もともとはフランス語で「定価,定額」とい意味。
最近は,フレンチやイタリアンなどのレストラン(ビストロ)で,手頃な値段で楽しめる選択型コース料理をいう。前菜,メイン,デザートのそれぞれが,数種類の中から選択でき,おトクに本格派のコース料理が味わえるというので,バブル期以降,急速にその人気が高まってきた。

きょうは,浅草です。窓から歩道を歩く人がびっくりするくらい近くに見える小さなレストランでした。若いスタッフが運んできた黒板には,本日のお薦めが並んでいます。悩んだあげくに各自が選んだ料理,不思議なことに滅多にダブりません。

出てきた料理どれを取っても,味・量共にしっかりしていて,下町のビストロってこうだよね~って感じです。あああこういう店が,家の近くに欲しいなぁ。

食後は,浅草寺参拝。
雨なのに人が随分出ていて,さすが東京の目玉スポットです。しばし散策した後,ローヤル珈琲店へ。メニューを見ると「どっちの料理ショー」で,この店の「ホットサンド」が紹介されたとか。「オーダーした~い」という欲求は全員持っていたけれど,いかんせんあまりに満腹で…,諦めました。

これで,2005年食事会は終了です。また,来年も美味しいものに出会えますように~~




2005年12月 1日(木)

忘年会 第1弾♪

今週末,今年最初の忘年会に出ます。

コンビニが改装工事で,3日間休業することになった。ここで全員そろって休みというの初めてのことだそうで,これを機に忘年会をやろうという話が起きたようだ。

お誘いを受けた私は,顔ぶれが心配になった。15~6人いるスタッフのうち数人しか知った顔がいない私である。下手すると孤独な忘年会になりかねないからだ。

しかし幹事のA君は,アバウトな仕切りで場所と時間を決めただけ。特に,出欠を取っていないので,誰が出るか知らないという。
「15人まで入れる部屋をキープしたから,あとは当日待ちッス」
これじゃ,どうしようもない。

迷ったあげく,私は出ることにした。盛り上がらない忘年会だったとしても,こんな曲者揃いの忘年会に出るチャンスを逃す法はない。

しかし,人生経験~と自分に言い聞かせながら,嫌な予感も...。




2005年11月27日(日)

師走~

もうすぐ12月ですね。気の重いこの季節,今年は更なる重圧がかかってきました。店長から,出勤日を増やして欲しいという話が出たんです。

早朝シフトに欠員ができたためで,「無理しなくて良いから」とか「ゆっくり考えてから」と言いながら,

 「日曜日はゆっくりした方が良いでしょう,だから月曜なんかどうですか?」

予定表を見ると日・水は,既に埋まっている。つまり,月曜の人がいないから,そこに入れと言うことデスネ。


職場が遠くなって,2足の草鞋がきつくなってきている今日この頃,本音を言えば,辞めたいくらい。でも,この収入がないと「旅行もできないし,飲みにも行けない」……

仕方ないから,カレンダーに行ける日を選んで店長に渡しました。「12月限定」と言い添えたのが,精一杯です。




2005年11月23日(水)

健さん
NHKスペシャル:「高倉健が出会った中国」

中国の巨匠・張芸謀(チャンイーモウ)監督の映画「単騎,千里を走る。」(来年1月28日公開)で主役を演じる高倉健の中国滞在中の姿を追ったドキュメンタリー

民俗学者の息子との長年にわたる確執を抱えていた父親(高倉)が,病気の息子の代わりに,三国志の関羽を描いた仮面劇「千里走単騎」を撮影するため,単身中国へ向かう。そこで,父親を手伝うガイドや仮面劇の役者,役者と生き別れになった息子らと出会う。彼らとの触れ合いを通じ,人間の優しさ,家族の絆を取り戻していくというストーリー

1978年,文化大革命後の中国で,外国映画開放政策1作目として公開されたのが,高倉主演の「君よ憤怒の河を渉れ」(佐藤純弥監督)。当時,健さんの人気は凄いものだったらしい。チャン監督もこの映画を見た一人だ。
「10億人が感動した作品だった。高倉さんの孤独で静かなたたずまいは、独特の魅力がある。それを私の映画で表現したかった」と今年の東京国際映画祭で語る。


その健さんを主役にした「単騎,千里を走る」のメイキングです。74歳の健さん,付き人も連れずに単身中国に渡ったそうだ。 息子のためにたった一人で中国を旅する主人公と同じに気持ちになりたかったからだって~。

自分のシーンがない時も,すっきりと立っている健さん,覚えた中国語で「お疲れ様」とか「大変だね」とかスタッフに声をかけている健さん。74歳の爺さんが,異国でたった一人。「大丈夫だったの?」と心配になっちゃいます。

でも,雲南省の美しい景色,すべて素人という出演者の不思議な演技力,そして健さん,絶対映画見たくなりますよねぇ。

番宣として,最高の出来ではないでしょうか?





2005年11月19日(土)

水曜は女性千円です

「3丁目の夕日/夕焼けの詩」西岸良平
1974年からビックコミクオリジナルに連載されている人気漫画です。
先に見た息子が大絶賛。休暇を取って見てきました。

駄菓子屋をやりながら大作家を目指している茶川竜之介(吉岡秀隆)と,親に捨てられた少年・淳之介(須賀健太)の情愛。自動車修理をしている気の短いお父さん(堤真一),やさしいお母さん(薬師丸ひろ子),やんちゃな一平くん(小清水一輝)の鈴木オート。そこへ,集団就職でやってきた六子(堀北真希)が加わって色々なことが起こります。
一杯飲み屋のおかみで謎を秘めたヒロミ(小雪)やデッカイ注射を挿すので子供達に恐れられる,通称『悪魔』こと医者の宅間先生(三浦友和),タバコ屋のモダンなばあさん(もたいまさこ)などその町に住む人達の暖かいお話です。

昭和33年,できかけの東京タワーがよく見える町の話です。私がリアルタイムで体験した時代。氷屋さんが定期的に冷蔵庫に氷を入れに来たとか,街頭テレビで力道山のプロレスを見たとか…思い出します。

出演者どれもが素敵,特に子役の二人は凄いです。思いがけずクリスマスプレゼントをもらった時の淳之介君の輝くような笑顔を忘れられないなぁ。悪ガキの一平君も可愛いし,そして,狸にバカされる悪魔先生の悲しいエピソードも良い。

町並みや東京タワーは,CGだそうです。CGって,こういう風にも使えるんだと感心しました。

休暇を取っても見に行く価値のある映画です。




2005年11月13日(日)

読書の秋

ここのところ面白い作品に恵まれていて,通勤時間が苦でなくなっています。

「千日紅の恋人」
帚木蓬生(新潮社 2005年08月)
バツ2の時子と父が残したアパート扇荘の住人,時子の母とのエピソードを綴った作品

老いた母親のこと,パチンコ狂いで家賃を払わない住人,夫婦げんかの絶えない住人,心を病んだ住人など心が安まる閑もない。しかし,彼女は一生懸命立ち向かい,解決していく。そして,そんな彼女にも気になる人が現れる…

家賃を集めに行く時子の心情から物語は始まります。暗くて嫌みな女ッて感じがだったので,「おやおや」と思ってページをめくりました。しかし,話が進むうち時子の人柄に惹かれるようになり,いつの間にか応援していました。父親が建てたアパートだから,建物もそこの住人も大事にしている。ちょっと前の大家と店子って,こんな感じじゃなかったのかな。

この作者の経歴が面白い。
「昭和22年福岡生まれ,東京大学仏文科卒業。TBSに勤務するが2年で退職。九州大学医学部に学び,今は現役の精神科医」
いやはや,できる人って凄いです。

「白い夏の墓標」(直木賞候補,ヨーロッパを舞台にした医学ミステリー),「賞の柩」(日本推理サスペンス大賞佳作,ノーベル賞にからんだ医学ミステリー)をこの作品に続いて,読みました。いずれもテーマは重いのですが,読後感のとっても良作品でした。

この後,「閉鎖病棟」(精神病院)「臓器農場」(臓器移植)を読もうと思っています。しばらく,珍しく社会派路線です。




2005年11月12日(土)

アルコール依存症

風邪で体調が悪くて,きのうは休肝日。自慢げに休肝日だったと息子に言ったら,「体調万全な状態でやらなきゃ,意味ない」と反論された。

アルコール依存症者
大量飲酒者(純アルコール換算1日150ml*以上)は,全国で約227万人と推計されている。
*ビール大びん5本(ウイスキーボトル半分,日本酒5合)に相当。

今はアル中なんていわない。アルコール依存症という。
表1を見ると「精神依存,身体依存,耐性」にバランスが取れているのが,モルヒネとアルコール。酒は,合法ドラッグだと言われる所以である。

晩酌は,常習飲酒に該当する。毎日飲んでも,量をコントロールできている間は問題ない。しかし,飲んでいれば自然と強くなる(アルコール耐性が上昇)。また,毎日酒を飲んでいると,胃の粘膜障害が起きてきて,胃で行われるはずのアルコール代謝がほとんど行われなくなる。結果,飲んだ量に応じて肝臓への負担が大きくなってしまうのだ。


依存症になってしまうと,2度と酒は飲めなくなる。断酒して,症状が改善されたとしても,その後酒を1滴でも飲めば又地獄に戻る。

「1滴も飲めない?」
何という恐ろしいことだろう。そんな悲しい人生にしないないためには,やっぱり休肝日か…


<表1>
【依存性薬物の特徴】
薬物名 中枢作用 精神依存 身体依存 耐 性 幻覚妄想
アルコ-ル 抑制 +2 +3 +2 あり
モルヒネ(ヘロイン) 抑制 +3 +3 +3 あり
コカイン 興奮 +3 あり
アンフェタミン 興奮 +3 +2 あり
大麻類 抑制 +2 (あり)
有機溶剤(シンナー) 抑制 +1 (あり)
ニコチン 抑制 +2 なし

「精神依存」 薬物を取るのは悪いことだと頭で分かっていても,どうしても止めることができずに飲んでしまう傾向
「身体依存」体から薬物の成分が抜けてくると禁断症状が出てくる状態
「耐性」カラダに耐性が付くこと

アルコールは「依存性」のあるものという点でコカインやヘロインなどの向精神薬と同様です。依存性とは薬物に対する効果を求めたり,それがない場合の苦痛から逃れるためにその薬物を継続的に使用したときの抑えきれない欲求を起こさせる性質のことをいいます。

アルコール依存症になると酒を飲みたいという欲求が抑えられなくなります。このような状態を「精神的依存」があるといいます。このような状態がひどくなると昼間や仕事中など,どんなときでも酒を飲むようになり,酒を飲むために家族や職場の人などに対してうそをついたり粗暴にふるまったりするようなこともおこってきます。

アルコール依存症がすすむと,アルコールが切れるとイライラしたり,冷や汗,手の震え,不眠などの症状があらわれたりします。これはアルコール離脱症状,退薬症状あるいは禁断症状と呼ばれます。

これは長時間アルコールにさらされている人が,アルコールの飲用をいったんやめて体内のアルコール濃度が低くなったとき,アルコールによる抑制効果に対抗していた神経の過剰活動が現れるためにおこります。

アルコール依存症患者はこの症状を抑えるため,ついまた酒に手を出してしまいます。このような状態のことを「身体的依存」があると呼び,ひどくなると全身けいれん発作が起こったり,実際にはいない小さな虫がたくさん見えたり,幻聴をきいたりといったような重い症状が現れます。

アルコール依存症は病気ですから治療が必要です。治療には専門の医療機関への通院と自助グループへの参加,抗酒剤の服用などという方法により断酒することが不可欠です。

現在日本では200万人以上のアルコール依存症患者がおり,その数は年々増え続けています。アルコール依存症はその患者だけでなく家族や周りの人々も不幸にしてしまう病気です。そのような患者を増やさないためにも適量飲酒を心がけねばなりません。
                                  <月桂冠HPより>




2005年11月 5日(土)

凄い贅沢

生まれて初めて銀座で一杯やりました。

串銀座」銀座5丁目店 比内地鶏

日本酒の品揃えが豊富で有名な店です。お値段は高い。2杯くらい飲んでさっと帰るつもりで出かけてきました。

日本酒のリストには,数十種類の日本酒が並んでいます。最低で1,000円そして最高は16,000円(あくまでも,グラス1杯の値段です!)。庶民の私たちは,1,000円台の日本酒をいただきます。小振りなグラスに注がれた酒は,どれもすっきりした味で飲みやすい。つい調子に乗って杯を空けてしまいました。つまみは,比内鶏の刺身,串焼き,卵焼き,レバーパテなど。
特に,各部位の盛合わせ(刺身)は,見事。惚れ惚れするようなルビー色でした。

結局,2杯ではやめられませんでした。案の定,支払いはギョッとするものでしたが~たまの贅沢,命の洗濯代と納得しました。


カウンターはいつの間にか,満席。そちらの座れば,ずらっと並んだ日本酒を眺めながら眺めます。いずれカウンターで飲んでみたいのもデス。





2005年11月 3日(木)

もったいないけど

移転前,昼休みは買い物や銀行巡りで忙しくしていました。それが,今はパソコンをいじっている間に終わってしまいます。おまけに,週末は疲れていて出かける気も起きない。これでは,体重増加もいたしかたありません。

しかし,このままではマズイのは確かです。ちょうど気持ちの良い季節となったのを機に,昼休みのウオーキングを始めました。事業所の周囲をぐるっと回ると20分。一汗かくのにちょうど良い運動量です。始めてから2週間,この程度の運動量では痩せるはずもありませんが,気は心。

いつまで続くか。 乞う ご期待です。



2005年10月30日(日)

複雑な心境

金曜の朝,私と上司宛にWさんから添付ファイル付きのメールが届いていた。

  「主人の祖父が亡くなったので,きょうと月曜休暇を取らせてください」

休むのは仕方ない。問題は,この添付ファイル。
提出期限が迫っている書類で,私にも送られてきたということは「続きは私」ということだろう。早速,添付ファイル開けてみると,驚いたことに書類は,ほとんど白紙状態だった。私は,上司の指示を仰ぎに飛んで行った。

ところが,上司は「もうその書類はいらない」と言うのです。何と彼女の手続きミスで,この書類は既に無効だとわかったというのです。その後は,上司のグチを聞かされる羽目になりました。

最近,あまりに彼女のミスが多いので,いずれこういうことになると予想していた,それとなく注意したがもちっとも改善されない,今後は彼女に大事な仕事は頼まないと決めた…。

悪い評判を聞くのは気の重いことでした。これからは,大学院を出たキャリアの人が,コピーと電話番で存在することになります。

彼女のことだから,何も気が付かないろうなぁ~友達じゃないから,何も言わないけど……

  なんか,納得できない…





2005年10月26日(水)

秋クール

いつのまにか秋番組が始まっていますねぇ。前回は,何も見ないで終わってしまいました(噂では電車男が面白かったようですが)。

『1リットルの涙』(火9CX)
『鬼嫁日記』(火10CX)
『今夜ひとりのベッドで』(木10TBS)
『相棒』(木9テ朝)
『野ブタ。をプロデュース』(土9日テ)
『大奥~華の乱~』(木10CX)
『あいのうた』(水10日テ)
『ブラザー☆ビート』(木9TBS)
『花より男子』(金10TBS)
『夜直し順庵!人情剣』(月7テ朝)
『女刑事みずき~京都洛西署物語』(木8テ朝)
『恋の時間』(日9TBS)
『危険なアネキ』(月9CX)
『着信アリ』(金11:15テ朝)

太字の番組が見る候補。「相棒」の復活が何よりうれしい~。

「ブラザー☆ビート」
期待していたのですが,どうもいまいち。母親(田中美佐子)と息子(玉山鉄二,速水もこみち,中尾明慶)のやりとりが嘘っぽくて..。三男役の子(H2のキャッチャー役)は好きだけど..きっともう見ない。

「あいのうた」
玉置浩二らしいハートフルな話です。
何と言っても,和久井が良いなぁ。「恋におちたら」の時も良かったけど,脇でちょっと面白いキャラを軽く演ってるのが,実にイイ~!

「1リットルの涙」
まだ見ていないけど凄く良いらしい。特に薬師丸の母親が良いそうな。ただ,涙なくしては見られないというキャッチに二の足を踏んでます..



2005年 月 日(日)

1000円カット

色々用事が重なって美容院へ行っている閑がなくなった。
「きょうこそは」と思っていたのにな~
仕方がないから,駅前の20分カットに行ってきました。

開店した時に1度行ったけれど,伸びてきた当たりからどうも髪型が落ち着かなくなって…その後は行っていなかったンですよね。

タイミング良くすぐにやってもらいました。
「どうしますか?」「短めに…」と頼むと20分程でできあがり。

わかったことは「短め」とか「こんな感じ」というのは通らないってこと。
要するに「短い」か「長い」かですね。

家に帰って息子に「「切りすぐジャン?」と指摘されましたけど,いつもは¥4,000,きょうは¥1,000。それなら,これでもよいかな~って感じかな?



2005年10月15日(土)

芸術の秋

友人に誘われて,骨董の世界に浸ってきました。

2005
東美アートフェア秋

古美術・茶道具・工芸(入場無料)


東京美術商協同組合所属の94店舗が古美術・茶道具・工芸をテーマに出 店し,各店自慢の美術品を展示・販売致します。


茶碗,皿,書,時計,刀剣など多種多様の美術品が勢揃い,値段も1万から1200万まで多種多様です。美術展ではないので値段がちゃんと付いていて,お金持ちそうな人達が本気で買いに来ているみたいです。

見ていくと,私でも知っているような作家の作品が目白押し。本日の買い物は,仏像・画・茶碗で110万円。たいし額にはになりませんでした。



2005年10月10日(日)

讃岐うどんのはなし


「晴れの特異日」のはずが,雨~
最近買ったコミックに「讃岐うどんが」が紹介されていたので,

ビッグコミックスペリオール連載
「ラーメン発見伝」 作:久部緑郎 画:河合単

ダイユウ商事に勤める藤本浩平は,遅刻・昼寝・残業せずと三拍子そろったダメ社員。だが,彼にはもうひとつの顔があった。いつか自分のラーメン店を持つことを夢見て,夜はラーメン屋台を引いているのだ!! 究極の「自分の味」を見つけるその日まで,男・藤本,努力の毎日です!!

あるラーメン店の麺を復元するために讃岐うどんを食べ歩くという巻です。

「池上」のところでは,るみこばあちゃんが登場します。店内の様子もリアルに書かれていて,壁の張り紙まで読めます。 

「お客様へ
まことみすみませんがうどんをたべたあと食器を洗っていただくと
たすかります」

気がつかなくて洗わないで来ちゃった~他にも「カトキチ」も出てくるんです。カトキチって香川が本社なんですね。冷凍うどんが美味しい理由も分かったような気がしました。

とにかく,これを読んだらまた讃岐うどんを食べたくなりました,。

紹介された店
谷川米穀店」「三島製麺所」「山内」「池内」「池上」「山越



2005年10月 8日(土)

関西旅行 <22日 奈良・京都>


もう最終日,楽しいことは終わりが早いデス~。

修学旅行では,その良さがわからなかったという次男。再発見したいというので,東大寺・興福寺・春日大社・法隆寺・三十三間堂・清水寺の修学旅行コースをまわりました。私も,何十年ぶりかの訪問です。



東大寺

「古都奈良の文化財」として,興福寺や春日大社などとともに,1998年に世界文化遺産に登録された。放し飼いの鹿で有名な「奈良公園」に位置する。近くには,東大寺の倉庫・正倉院,国立博物館,奈良県立美術館などがある。
写真は,大仏殿。中には大仏さま(高さ14.98m)が,座しています。
 ○拝観料400円


ちょこっとウンチク,日本一の仏様~
 立像では,茨城県の「牛久大仏」高さ120m
 座像では,千葉県鋸山「日本寺」石仏 高さ31.5m









法隆寺

修学旅行の記念撮影を待って,この写真を撮りました。

拝観料1,000円 入らず








三十三間堂(蓮華王院本堂)

中には,中尊・千手観音坐像(国宝),千体千手観音像(重文),風神・雷神像を筆頭とした二十八部衆像(国宝)が安置されている。
千体千手観音像は,一見同じように見えるが,時代の特色や作者の個性が反映されていて実は個性的だそうだ。それが証拠に,千体仏の中には会いたい人の面影に似た観音像が必ず一体は奉られていると言われている。
○拝観料600円 国宝が多いのでお得感あり



清水寺

○拝観料300円 ここはやっぱり桜か紅葉だろうな

この下に三筋の滝(音羽の滝)があり,人が並んでいました。願い事をかなえてもらえる水だそうです。ヒシャクに受けていただきました。お味は…。






駆け足だったけど息子達と古都を巡るのも良いものです。
拝観料ケチって,仏様達のお姿を拝まなかったのはちょっとまずかったかも。



2005年10月 1日(土)

 関西旅行 <21日 讃岐うどん>


きょうは,「讃岐うどんを食べるぞ~」の1日です。

大阪から車で2時間ほど,10時前には最初の店に着きました。既に2~3人待っています。中では,開店の準備で忙しそう~。そして,あの瑠美子ばあちゃんもいます(記念撮影をする女性客がいるほど人気者)。さて,うどん巡りの始まりです。


池上

「ここにたどりつくだけでも大変なのよ」と瑠美子ばあちゃんが言っているそうです(山の中にあるのかと思ったら市内)。でも,確かにわからない,こんな入り口ですから…。テレビでお馴染みの瑠美子ばあちゃんは,70歳の御歳ですがとっても元気でした。

うどん(70円)+卵(50円)
空腹のため急いでかっ込んじゃった。もっと味わうべきだったかも。







山越

「かまたま」で有名な店です。
茹であげたうどんに,ほぐした生卵がかかっています。これに醤油,又はダシをかける。ほどよく半熟になった卵がうどんとからまり最高!

今度は,ゆっくりと味わいました。やさしい味ですよ~







谷川米穀店

お米屋さんなのにうどんで有名な店。
ここを選んだのは,青唐辛子の佃煮に興味を持ったから。自家製の激辛です。ちょこっとだけ入れてよぉ~くかき混ぜて食べる。

辛み好きの私は,ここが一番!
お代わりをぐっと我慢!







山下

ぶっかけで有名な店。ここは,普通の店形態でうどんを運んできてくれます。きょうの中で一番高くて,250円。

最後にふさわしくさっぱり!
無論美味です~





敬意を表して金比羅さんに参拝(昔は,平気だった階段がホンに辛かった!)。
そして,瀬戸大橋を渡って,無事ご帰還です。


あと2~3杯食べときゃよかった!宅配で届いた「池上」のうどんを食べながら,つくづく思っています(10食分・だし醤油付き/\2,200送料込み)。
「讃岐うどん恐るべし…」の1日でした。

<続く>



2005年 9月29日(木)

関西旅行 <20日 城崎温泉~丹後半島>


朝食前にひとっ風呂。これで,7カ所中5カ所制覇です。全部まわることもできたのですが,地蔵湯,柳湯は小さくてあまり面白くないと息子がいうので割愛しました。お薦めは,一の湯と御所の湯,そしてまんだら湯・鴻の湯ですかね。

朝食は,柳カレイの干物を網で焼きながらいただくという趣向です。私は,これにみそ汁とお新香があれば十分ですが,旅館食には何故か色々と不要なものが付きます(なめみそとか佃煮とか塩っぱいもの)。残すまいと思うとご飯をお代わりすることになって…残せない人種は辛いです。

      30,000円+1,020入湯税+1,100追加料理

ぼられることもなく追加の野菜は,1,000円で済みました(冷静になると,これでも高いんだけどね~)。女将さん達に玄関外まで見送られ,城崎温泉にお別れです。最後まで気持ちよく過ごせました。感謝!



丹後半島を一周して天橋立を目指します。途中には,丹後松島や伊根の舟屋があって,快適なドライブです。



傘松公園から天橋立

リフトに乗って傘松公園へ。
ちゃんと股覗きもやってきました。
帰りのリフトは,この景色を眺めながら降りていきます。ケーブルカーにしなくて正解でした。







富田屋(とんだや)
宮津の駅前にある定食屋さん

堂々とした店構え,宿屋も兼ねています。とにかく安くてうまいというので評判です。
刺身定食 1,000円
焼魚定食  650円
うどん    300円






休日は行列ができるという店も,平日なので地元の人が数人いるだけでした。メニューは多種多様で,麺類から定食,一品料理と充実してます。
刺身の素人っぽい盛りつけには「?」でしたが,食した息子は絶賛してました。やっぱり焼き魚定食でなく,刺身定食にするべきだったか..と後悔したけど遅し。
こんな店が仕事場近くにあったら,どんだけお昼が充実するか!宮津の人が羨ましくなったお昼でした。

夕食は,息子のアパートで。
昨夜のスキヤキが響いているのか,せっかく買って帰ったチヂミやサラダには手が伸びません。明日は讃岐うどん,無理せず早めに就寝としました。

<続く>



2005年 9月26日(月)

関西旅行 <19~20日 城崎温泉Ⅱ>

ひとっ風呂浴びた後は,大広間へ。いよいよお食事タイムです。

宿を決めるのには,随分苦労しました。ネットの口コミ情報を頼りに安くて感じの良い宿を探しまくりました。幸い,夏休みは終わってカニのシーズンにはまだ早いという,比較較的安く泊まれる時期です。

城泉閣 素泊まり3,150+駐車場840+入湯税340=4,330
 *夕5250円(但馬牛炭火焼き,お造り(3種),酢の物,茶碗蒸し,小鉢)
 *夕2100円(焼き魚又は揚物,お造り(2種),茶碗蒸し,出石蕎麦,箱寿司,小鉢)
 *朝840

湯 楽 1泊2食10,000+入湯税340=10,340
 *但馬牛のスキヤキ&飲み放題プラン
            @いずれも,オフシーズン,2人以上&平日料金

長男は素泊派,コンビニのつまみでもOKです。しかし,うるさ型の次男は,5250円の夕食か外食を希望するでしょう。飲み代も加わるので,いくら宿代が安くても結果としては,高くつきそうです。そろばんをはじいた結果,飲み放題付きの「湯楽」にしました。


すでに大広間には先客がいて,みなスキヤキを食べています(部屋出しで会席料理というプランもあるのですが,こちらは少しお値段が張ります)。

用意されていた大皿には,予想を裏切る上等なお肉がのっていました。食べても,美味しくてこれは嬉しい誤算です。しかし,お代わりした当たりで,そろそろ満腹感が~スキヤキって,そうは食べられないんですよねぇ。

そんなとき,我儘次男が「肉はいらないけど野菜が食べたい」と言い出しました。開始前に,「肉はお代わり自由,でも卵と野菜類は有料です」と言われたのに!
しかもせっかく頼んだ「ネギと白菜だけ」にちょっと箸を付けただけで,次男はギブアップ。その後は,私と長男で奮闘して鍋は空にしました。

牛肉2皿半,野菜(豆腐,お麩,野菜,うどん)1皿,野菜のみ1皿,卵5ヶ
ビール10本,焼酎1杯

 卵の値段は50円と聞いたけど,野菜は聞いてなかった!
 いくら加算されるか,翌朝の会計までちょっとドキドキでした。

休憩後,私だけ外湯に行きました。下駄の音が「かたかた」と響く温泉街。
「夜の城崎」,なかなか良かったですよ~♪

 和室(12畳)+応接セット(廊下)+トイレ
 細かく見ればボロいけど,宿の人の感じ良し。これで1万はお値打ちものでした。

 <続く>




2005年 9月25日(日)

関西旅行 <19~20日 城崎温泉>
羽田7:00-伊丹8:00-鳥取砂丘-賀露港(海陽亭)-城崎温泉(湯楽館)

去年と違って今回は車での移動でした。初日は,鳥取砂丘経由・城崎温泉です。

昔,この鳥取砂丘に来た時は,そのスケールの小ささにがっかりした覚えがあります。しかし,今回はそれほど小さい感じではなく,砂山の向こうにあった日本海は本当に気持ちの良いものでした。記憶は当てになりませんなぁ。


「海陽亭」
日本海の海水を使った「天然海水いけす」で泳いでいる烏賊を調理した「白イカの活き造り」が自慢。
写真の烏賊があまりに美味しそうで行ってみました。ホントは鳥取砂丘よりこちらが楽しみでした。おまけに行列していたので益々期待度は膨らんだのですが~期待が大きすぎたんでしょうねぇ。





城崎温泉

七つの外湯めぐり
  駅舎温泉さとの湯/一の湯/御所の湯/まんだら湯/
 地蔵湯/鴻の湯/柳 湯





ここは外湯巡りがウリです。立寄りだと入浴料が全部で4,600円もかかってしまいますが,宿泊客だと無料券が配られるので,入り放題。ここは宿泊するに限ります。志賀直哉の「城崎にて」の舞台となった歴史ある温泉で,若いカップル,熟年カップル,グループ達が浴衣姿でのんびりと外湯巡りをしています。

むろん私たちもそれぞれのペースでまわりました。お湯が熱めなので,長湯はできません。次々と3軒まわりました(もともと烏の行水!)。移動しながら思ったのですが,写真のように狭い道を車やバスが通るのがちょっと危ないですね。せっかく素敵な町並みなのだから,温泉街の外に駐車場を設け,車を極力入れないようにすれば良いのになぁと思いました。

さて,外湯巡りをする時の注意点
    忘れるな!宿の浴衣・下駄・タオル入れ

私服にマイお風呂グッズで出かけた長男は,無料入浴券を出したのに湯屋の入り口で止められたそうです。1軒目は浴衣&下駄姿の次男と一緒だったので問題なかったのですが,別行動になった途端のストップです。
幸いバスタオルを持っていたので,そこは何とか入れてもらえたそうですが,それですっかり気分が萎えて後はパスして戻って来たそうです。

確かに,玄関に無造作に置いてある小さな無料宿泊券は,大量に持ち帰ることができそうです。後日タダで入ろうと思えば…。これに対する防御策ですね。タオル&バスタオルが入っていた妙な篭は宿泊客だという証だったんですね。絶対持って行けと言ってくれれば良いのに「言ってくれよ~」ってところです。

これから,夕食。食べ放題・飲み放題の夕餉はどうだったのでしょう?

<続く>



2005年 9月23日(金)

墓参


午前中に済ませるつもりが,義妹一家と食事を一緒にしようと言われ予定を変更しました(先約のあった息子は墓参だけで,食事は不参加)

会食中の話題は,甥のMのこと。
まだ高一のMに対して教育熱心な義妹夫婦はすっかり受験モード,目の前で色んな形でプレッシャを与えています。

  きっと自分もあんな風にプレッシャーを与えていたんだろうな…心が痛みます (--;)

しかし,ニコニコと黙っているMが実は大学受験を望んでいないことを聞いている私は,義妹達の期待感がどうにも不思議でなりません。正月もきょうの墓参りでもMはそう言っていたそうです(息子情報)

息子達もずっと大学受験を嫌がっていましたから,受験前の子はそんなものかもしれません。でも,もしMが本当に別な道を希望しているのなら…?

大丈夫なんでしょうかね。あの凄いプレッシャーを跳ね返して自分の道を進めるのかな?おっとりしているこの甥が好きな私は,心配です。

別れ際に「それなりに頑張れよ~」と声がけしました。言外に「無理するなよ」と伝えたつもり,伝わってないだろうけど…ネ。



2005年 9月22日(木)

無事帰宅~


中身の濃い旅行から無事(?)帰ってきました。京都発18:36の新幹線で,自宅に22時前に着いたのでさほど疲れていません。近日中に報告します。

 19~20日 城崎温泉
 21日    讃岐うどんと金比羅さん
 22日    奈良(東大寺・法隆寺)・京都(三十三間堂・清水寺)



2005年 9月18日(日)

夏休み~


20~22日と遅めの夏休みを取って,関西方面へ出かけてきます。

去年も同じ頃に出かけていて,その時は大阪中心の旅行で綿密な計画を立てていきました。しかし,今回は「城崎温泉&讃岐うどん&京都」と欲張りな計画,しかも車での移動なので時間が読み切れません。日頃,「旅は計画しているときが一番!」といっている私も,匙をなげました。しかし,性分からいって行き当たりばったりは,どうも不安でなりません。かといって,ガイドブックを何冊も持っていくのは大変だし…。パソコンがあれば何とかなるのになぁ~…。

そこで,かねてから欲しいと思っていた「パソコン画面をそのまま表示する携帯」を衝動買いしちゃったんですよね。しかも,ドコモでなくauです。無論,家族から大ブーイングです(自分でも,少々後ろ暗く思っているので反論のしようもありません)。

明日からの旅でこの携帯がどれくらい役に立つのか,マニュアル持参で試してきます。無駄遣いになりませんよ~に!



2005年 9月12日(月)

十七回忌

きょうは,母の祥月命日,十七回忌にあたります。

最近,面倒なことは極力避けるようになってきた私,法要はパスしようか~と考えていたんです。しかし,「仏様は大切に..」といっていた母の顔がちらついて…。やっぱりお寺に電話しました。

ところが,住職はお葬式で土曜まで留守~これはある意味ラッキーか?と喜んでいたのに。

夜になって留守のはずだった住職自身から電話がかかってきました。
「法要のことでしょう?」「もう間に合わないですよね~」「いやいや,過ぎてからでも大丈夫!」

結局,住職のペースに乗せられて,十七回忌をやることになりました。

揚げ斎(あげどき)
遺族が自宅に僧侶を招かず寺に出向いて経をあげてもらう簡単な法事
→揚げ法事                         (広辞苑)

住職と雑談後,お経を上げてもらって約1時間で終了。お供えやお花を準備する必要はありましたが,身内だけなら実に簡単な行事です(面倒がっていた自分を反省)

住職の話によると,最近は七回忌が節目だとか。これを境に年忌をやる人ががぐっと減るそうです。一周忌,三回忌,七回忌で終わりということですね。

「先に言ってよ!」って感じですね。




2005年 9月 4日(日)

 難しい..

広報誌に短い文章を書いてくれと頼まれました。俗にいう埋め草原稿です。ネタは,庭に植えられている草花の紹介,写真2枚に200字程度のコラム,図鑑で調べて,写真を載せれば良いといわれたので引き受けたのですが…。

図書館で牧野植物図鑑などで「フッキソウ ツゲ科の常緑多年草 別名キチジソウ」という情報を得ました。しかしこれだけでは情報が少ないので,ネタ探しにインターネットを見ていたら,「フッキソウはいかにも草のような名前ですが,木です」という情報が出てきました。「え~?」っていう感じです。何しろ「牧野植物図鑑」にはっきりと多年草と書かれていたのですから。
しかし,あまりに「木です」という情報が多いんです。更に調べると,図鑑によって書き方が違っているというページに各図鑑の比較がありました。それを見ると確かに図鑑によって情報がまちまちです。
どちらが本当なんでしょうか?追っかけてみたいけど,何しろ締めきりが明日でデス。今回は「草」とも「木」とも書かず「ツゲ科」とだけ書くことにしました。これで一件落着かと思ったら…

他に,このフッキソウがグランドカバー(地面を覆う)によく使われるということを話題にしたのですが,この箇所を読んだ同居人から「ground cover」なら「グラウンドカバー」ではないの?という指摘をされたのです。

最初に見た記事が「グランドカバー」だったのでそのまま使ったのですが,確かに綴りからいったら「グラウンドカバー」です。このカタカナ表記の問題,厄介ですよ。

ネットでは「グランドカバー」のヒット率が高く,約22,000件,一方「グラウンドカバー」は約6,000件です。どうやら,グランドカバーのほうが一般的と思われますが,書くとなると何か根拠が欲しい。辞書にあれば救われたのですが,見出しなし。仕方なく,専門書のを探しに大きな書店に行ってきました。

わかったことは,大学の専門書は英語表記と一緒に「グラウンドカバー」,ガーデニングの本は「グランドカバー」と書かれているということ。これではな~んの役にも立ちません。これもグズグズできないので,「グランドカバーまたはグラウンドカバー」と並記することで逃げました。つまり”どっちもあり”にした訳です。

たった200字の紹介文だったはずなのに,随分大変な思いをしてしました。
身分不相応なことは引き受けるものではありません。



2005年 8月28日(土)

テレビで花火

テレビで花火を見てもつまらないと思っていましたが…。

第79回全国花火競技大会「大曲の花火」1万5千発

全国の花火師たちが目標としている日本一格の高い大会であり,最高水準の花火が鑑賞できる。
「大曲の花火」は,花火を作った本人が打ち上げることになっており,技術だけではなく,花火師としての度量をも求められる,権威ある大会。
           BSハイビジョン花火大会生中継(19:30~22:00)

最初から見たわけではなく,たまたま回しててたら,この大会の目玉のワイドスターマイン(連発)をやっていて…そのままチャンネルが止まったということです。

この大会提供スターマインは,大会の目玉だそうです。幅1キロもある河川敷をステージに見立て,テーマ曲に合わせて展開する連続花火は,テレビでも十分迫力がありました。
その後は競技が再開され,東京都○○さんとか山梨の○○さんといった具合に一人一人の花火が披露されます。素人には,その技術の高さはわかりませんが,今まで見たことない趣向の花火もあって結局最後まで見てしまいました。

この番組の良いところは,地上波の中継のようなゲストのおしゃべりがないことです。演歌歌手,大会主催者,アナウンサーと3人も出演者がいるのですが,ほとんど出番はなし。出品花火の映像が,続くだけです。煙待ち(立ちこめた煙が晴れるのを待つ)の間は,並んでいる屋台が映ります。からあげ,たこやき,お好み焼きと並んでいる屋台の様子が,さすがハイビジョン実に鮮明に見えました。それにしてもこの花火大会,人出が70万人(日頃の人口は4万人)だそうです。大変なイベントです。

好奇心の虫が騒ぎ出して,ちょっと調査を。

打ち上げ数 人出
教祖祭PL花火芸術(大阪)約12万発
25万人
江戸川花火大会(東京)14,000発
139万人
諏訪湖祭湖上花火大会(長野)約3万7,000発
45万人
アジアポートフェスティバル in KANMON“2004”海峡花火大会(下関)13,000発
115万人
ふくろい遠州の花火(静岡)
第49回全国選抜長良川中日花火大会(岐阜)
第60回記念長良川全国花火大会(岐阜)
第57回諏訪湖祭湖上花火大会(長野)
第34回境利根川花火大会(群馬)
いせさき花火大会(群馬)
     いずれも約3万発
水都祭天神祭奉納花火(大阪)3,000発
110万人


この夏出かけた熱海の花火大会は6,000発。それでも,十分堪能できたのに12万発の花火大会って,いったいどんなものなんでしょうね。想像もつきません。


生中継の後半しか見ていないけれど,見た中では東京から出品された花火に1票を投じます。粋な感じでした。果たして,総理大臣賞はどれが取ったのでしょうか。発表は後日のようです。



2005年 8月21日(日)

色んな人がいますよね~

きょうは,コンビニ臨時出勤,お盆休暇も終わって都会へ人が戻ってきたみたい。次から次へとお客さんが来ます。そんな忙しい最中に要注意のおじさんが現れました。

事務所の壁に「万引きおじさん!」と似顔絵付きで書かれているMr.Qです。その似顔絵があまりに似ているので,さすがの私も「あ~あの人か」とわかったくらい。毎朝,産経新聞(100円)を買って,そのままトイレに直行する人でした。
未会計の雑誌を出口近くに置いてトイレに行き,その後雑誌を持って外へ出るという手口だったのですが,怪しんで見ていたⅠ君が見逃さずMr.Qは捕まってしまったわけです。今回は,警察には通報しなかったそうですが,このMr.Q,その後も,今まで通り店に来ているんです。

タバコ1個とプリンを買ったMr.Q,「ライターくれる?いつも,もらってるから」と言ってきました。今は,サービスライターがないと伝えても,「いつももらっている」と譲りません。仕方ないので,マネージャーを呼ぶとMr.Qを見たとたん「ライターなんかないよ」と冷たい一言。

実は,このMr.Q万引きだけでなく,家庭のゴミを持ち込んで捨てている疑惑も持たれています。そのゴミは分別もされていないそうで,店長が仕方なく種分けしているとか。産経新聞とタバコの銘柄,そして塩辛で分かるそうです。

そんないきさつがあるから,マネージャーの対応は氷のように冷たいものでした。すると,Mr.Qは,突然切れて品物を投げ出して,「いらない」「こんな店2度と来てやらない!」と出て行きました。マネージャーは「もう2度と来ないで!」とかんかんです。

さて,かっこよく品物を投げ出していったMr.Qでしたが,ものの1分も経たないうちに戻ってきました。「金を返せ」というのです。もちろん代金は戻さなくてはいけないのですが,レシートがないというので計算のやり直し。余計カリカリしたマネージャーと更にけんかを始めて「その顔を覚えておくからな!」「そんなもの怖くないよ」とまた一騒動です。

さてさて,万引きで捕まった店にその後も出現するのも不思議だけれど,ライターせがんで揉め事を起こすのも理解できない。以前,握力がなくなって働けなくなったと言っていたMr.Q,あの時はここまで変な人とは思わなかったけど。いったいどうしちゃったんでしょうね。「貧すれば鈍する」と言うことでしょうか。

明日,また産経新聞を買いに来るかもね。


マネージャーは中国人,怒ると迫力ありますよ~



2005年 8月20日(土)

昼間から~

きのう,帰省した息子と浜松町で待ち合わせしました。銀行や郵便局の印鑑を変更するためだったのですが,飛行機が遅れたため落ち合うまで随分ハラハラしました。幸い,銀行が時間外に対応してくれたので当初の目的は遂行することができました。

ほっとしたところで,ちょっと寄り道を…。


浜松町のサラリーマンなら「知らなきゃモグリ」と言われるほどの超・有名店「秋田屋」です(写真左)。

夜は,店から客があふれだした状態でなかなか入れないそうですが,さすがに16時,入りは六分程でした(開店時刻は午後3時半だそうです)。女性もいるし,思ったより入りやすい雰囲気です。入り口脇では,職人さんが煙をもうもうとあげながら,串を焼いています(写真中)。

まずは,モツ煮込み(写真右上)。意外とあっさりとで旨みがよくわかる味付けです。これに塩味の「タン」「ナンコツ」,乾いた喉に生ビールは最高です(グビッ~)。

ふと壁を見ると「お一人様1本限定 たたき」という張り紙に気づきました。これは頼むっきゃありません。鶏のナンコツ入りのツクネで(写真右下),甘めのタレにジューシーな肉,それにコツコツしたナンコツがアクセントになっいます。これも又ビールに合います(グビッ~)。

ドアがないので,道行く人が店内を見ながら通ります。でも,オープンスタイルの割には,クーラーが効いていて中は結構涼しいんです。もう少し居たかったけど,昼間だし長居をするような店ではないので,30分程でお会計。写真のおじさんに見送られての退席です。

いや~何か良いな。会社帰りに,こんな所で飲めるなんて浜松町のサラリーマンが羨ましい。それにしても,昼間っから「ほろ酔い」とは不良主婦ですね~でもお陰様で「非日常」を味いました。これも「夏休み」の一環ということで,お許しを!





2005年 8月13日(土)

予定通りには…2

前回は,2日目の予定が狂ったことを書きましたが,実は初日もスケジュール通りに動いていません。計画を立てていた時,ふとよぎった不安が見事的中しました。

箱根冨士屋ホテル

創業明治11年。外国人専用ホテルとしてスタートし,昭和天皇,ジョン・レノン,ヘレン・ケラー,チャールズ・チャップリンといった国内外の有名人や皇族,賓客に利用されてきたリゾートホテルの草分け的存在。
敷地内には,和洋折衷様式の本館と西洋館,寺社建築風の花御殿といった建物が建ち並び,そのほとんどが国の登録文化財に指定されている。



メインダイニングでのランチが本日の目玉です。
玄関からずっと感じの良いスタッフの応対が続きます。そして,ダイニング(写真)天井が高く,大きな窓から見える緑が心地よい素敵な空間です。ただ,リゾートホテルだけあって,クーラーはありません(暑がりの私にはちょっときつかった)。




お薦めは,カレー・ハヤシそして「箱根虹鱒富士屋風」(写真)などです。
どういう仕掛けか,骨まで柔らかくなっています。ソースはちょと甘口の和風の味です。美味しかった~

お値段は少々高めです(カレー単品で2千円以上)。
でも,建物,雰囲気などの付加価値を考えれば「まっ,良いっかあ」って気になります。


で,「せっかく高いお金を払ったのだから」と時間を惜しんでいたら,予定時間を大幅に過ぎてしまいました。頭から,予定が狂ってしまったというわけです。

しかし,本当に幸せな時間を過ごすことができました。箱根に感謝です~。



2005年8月 6日(土)

予定通りには…


「朝食メニュー」

レーズンブレッド&ロールパン
     (富士屋ホテル製)
目玉焼き
トマト,グレープーツの盛り合わせ
紅茶,牛乳,ビール
その他


交代で朝湯に入り,豪華な朝食をいただき,後片付け・洗濯・掃除を済ませたら出発時間です。きょうも暑そうなので,このままゆっくりしているという手もあったのですが,「せっかくだから」という鶴の一声で重い腰を上げることになりました。


「起雲閣」(割引券利用のため入場料は210円)
3,000坪の敷地に1,000坪の日本庭園があって,それを囲むように建物が建っています。


「麒麟の間」

1918年(大正7)建造,翌年完成。
海運王,後の鉄道大臣・内田信也が実母の静養の場として築いた別荘の母屋。畳廊下の窓ガラスの歪みや障子等の建具は年代を感じさせる。
独特な群青色の壁は,旅館となってから加賀の青漆喰という技法で作られたものとのこと。


「玉姫の間」
昭和6に建てられた。洋風デザインを基本に桃山風の天井など和の雰囲気,細部には中国風模様やシルクロードの香りもちりばめられている。アンティークなシャンデリア,続きの間のサンルーム天井のステンドグラス,床のモザイクタイル張りなどが印象的。






「金剛の間」
昭和3年に建てられた。
荒く削った柱,暖炉周りの積み石,ダイナミックな中にも,梁の細部には蝶貝などを埋め込んだ繊細なトランプ模様。格調の高さ,鉄道王と異名を持つ根津嘉一郎の勢いが感じられる。






この後,著名な文豪の原稿や書,写真が一部屋ずつ置かれています。それを見ながら,部屋毎に違う庭の様子を見るのも又楽しみです。

予定していた見学時間は30分。ところが,あまりに気持ちの良い時間だったもので,気がついたら既にお昼過ぎ。何と1時間半もいたことになります。おかげで旅行スケジュールは大幅に狂ってしまいました。残念ながら小田原の食事は諦め,お土産タイムを取ることにしました。
「だるまや」を諦めて正解でした。お土産探しに夢中になって電車に乗利根だのは発車数分前。ギリギリセーフだったからです。
七尾たくわん,干物,お菓子,かまぼこ..購買意欲のある友と一緒だと,お土産探しも張り合いがありますねぇ。日頃買わない私までつい買ってしまいました。


今回の旅行計画,自信作だったのに~終わってみたら,予定はすべて計画外!やれやれ,私の腕も落ちたもんです。
悔しいから,来年また企画するつもり。みなさん参加の程よろしく~


2005年 8月 2日(火)

夏休み~

大学生の息子が夏休み突入。これから,2ヶ月近く家にずっといることになります。何しろ,地元の友人は皆仕事を持っているので,平日は遊んでもらえる人がいません。ただただ暇をもて余しています。

そこで,一計を案じた私は「夕飯を作らないか」と持ちかけました。作ってくれたら,週末のビールをご馳走しようというものです。「どうせ文句言われるから~」と渋る息子に「絶対文句付けない!」と約束して,何とか承諾させました。

初日のきのうは「冷やし中華」。
たれの味が少々薄かった…干し椎茸の代用品の生椎茸が…などの失敗点はありましたが,夕飯としては成立しました。本人は色々反省していましたが,句の多い同居人が温和しく食べていたのが印象的(醤油をたれに加えていましたが)。さすが息子の料理には文句は言えないようです。私は,ラクチンな夜をもらっただけで大満足です。




何と急にバイトの話が持ち上がり,息子はバイトの面接へ出かけていきました。結果次第では,夕飯作りは,きょうで終わるかも。あまりに短い極楽生活でした。

今夜の「麻婆豆腐」が,最終レシピになるかも。  「残念!!」



2005年 7月31日(日)

迷宮美術館SP

暑~い日曜日。「昼間クーラーはなし」というポリシーを守り,タオルを首に巻いて耐えています。

生放送 迷宮美術館スペシャル 後13:05~16:00

第二弾の今年は日本美術!
和の巨匠達の名作も全て網羅し地図を作ると意外な事実と謎が見えてくる。
長野県小布施に残る北斎の数十点。しかもそこあるのは浮世絵ではなく肉筆ばかりだ。
いったいなぜ信州の山里に?そこには浮世絵を捨てる北斎最後の旅があった!
意外な場所に残る意外な名作。そこには現地に行って初めて分かる様々な謎が秘められている。
番組では,雪舟,北斎,応挙,円空など日本人に人気の<和の巨匠達>の作品がいまど
こにあるかを徹底取材。迷宮美術館独自の<謎の旅>として紹介し,体験的な<美術ツアー>のいざないとする。
【案内人】段田安則,住吉美紀アナウンサー

NHKが作るこの手の番組は,半端なバラエティ番組になることが多いんですよね。今回も「?」と思いつつ,魅力的な作品に引き込まれ最後まで見てしまいました。

「足立美術館」(安来市)
日本画を中心とした約1300点の収蔵品と見事な日本庭園で知られる美術館。1970年,創始者の故足立全康氏が71歳の折りに故郷の安来市に創設。
「米国の日本庭園専門誌 Journal of Japanese Gardening の日本庭園ランキングの第一位に,二年連続で選ばれる(第二位は,桂離宮)」

国内トップクラスの来館者を集めている美術館だそうです。確かに,窓から見える素晴らしい日本庭園や横山大観の作品を見ると納得がいきます。

久しぶりに,行ってみたいところが出てきましたねぇ。だって,あの桂離宮より評価された庭園ですよ。見てみたいと思いませんか?




2005年 7月24日(日)

パッションフルーツ

小笠原から届いたと言って「パッションフルーツ」を友人が持ってきてくれました。



名前は知っていましたが,食べるのは始めてです。
半分に切ってスプーンですくって食べるのが良いというので,まずはその方法でいただきました。





輪切りにしたら,黒いツブツブ入りのカボチャ色した汁がトロリと出てきます。
南国果実にしては,甘みが少なく酸っぱ目の味です。黒いツブツブは,大粒の割には柔らかく食べても気になりません。

ちょと見た目が悪いのが玉に瑕です…。




アイスクリームにかけたら美味しいと言う情報を得たので,試してみました。

これは,Good!
甘いバニラアイスに酸味の勝った果汁がぴったり。上品な香りが普通のアイスを1ランク上のアイスにしてくれます。

パッションフルーツには,多量のビタミンAが含まれているほか,ビタミンB群やビタミンCも豊富とか。カボチャ色しているだけあってカロテンの含有量が高いそうで,視力の低下予防や動脈硬化予防などにも効果的だそうです。

今週の「OISIX」におまかせセットにこれが入っていました(沖縄産)。ご縁がある時はこんなものですね。

自腹はちょっときついですが(1個300円前後),お土産などで頂いた時は,ぜひバニラアイスにかけて食べてみてください。





2005年 7月23日(土)

大人買い

「大人買い」って言葉知ってますか?

俗に,豊富な経済力(大人の経済力)で,本来子供向けのコレクション的性格をもつ商品を大量に買い占めること。おまけ付き菓子を大量に買う場合など。転じて,単純な大量消費をさすこともある。
〔コレクター用語が一般化した〕

最近,新聞や雑誌でこの言葉を目にしてちょっと気になっていたのですが,ピッタリの場面に遭遇しました。

コンビニの控え室にビックリマンチョコが,丸ごと1箱置かれていました。我が相棒のA君が買い込んだようで,「チョコはご自由にどうぞ!但しシールはAにください」と張り紙がしてありました。
これが,「大人買い」です。私で言えば,「悪女」のコミック本全38巻をど~んと買うようなものですかね。

ブランド物のバックを買うのとは違う。ブランド物は元々,大人の買い物でしょう?ちょっと後ろめたい感じを伴いながら,あくまでも「ド~ンとまとめて」って感じが大事なんんですよね。



2005年 7月19日(火)

一件落着~

諦めきれずに予約センターに電話をしてみました。

「ただいま電話が大変混み合っています。おかけ直しください」

という応答にもめげず,かけ続けていたら~突然,「は~い予約センター」とおじさんの声が聞こえてきました。

「窓口でバラバラの席しかないと言われたのですが,念のため調べてもらえますか?」
「ハイハイ調べてみましょうネェ~」
「その電車は駄目だけど,1つ前のなら一緒に座れるヨ~,旧型だけどそれでも良いかな~」
「もちろん良いです!」


この電車は予定より12分早いだけなので,後のスケジュールにほとんど影響が出ません。これで,12時必着のホテルランチも諦めずに済みました。

一件落着です。おじさんオペレータ様,ありがとう!
  (それにしても,きのう窓口でこの電車を教えてくれなかったのは,どうしてなのかしら…)

The Fujiya 
ランチはご予約制ではございませんが,お席のご予約をお勧めいたします。ご予約時間は,12:00又は13:30スタートいずれかで承ります。





2005年 7月18日(月土)

大変だ~


一大事です。ネットで予約した電車のキップを買いに行ったら,4人バラバラの席でした。早い電車は売り切れで,40分後の電車を買ってきましたが,これではランチに間に合いません。

今,神の一手を探すべく,ない知恵を絞っているところです。

それにしても,ネット予約にこんな穴があったなんて!久しぶりにインターネットに
やられました。




2005年 7月16日(土)

燃えました


扇風機の生ぬるい風で頭を冷やしながら,友人達と行く旅行計画を練りました。久しぶりに頭を使ったので,何やら頭が痛くなっています~。

花火を見に行くので,夕方着いて翌朝帰るという,ノンビリした旅行にすれば,簡単なのですが,そこは根が貧乏症。「せっかくだから…」という考えがふりきれず,何やかやとオプションをつけたくなります。

しかし,あまりにネックが多い。
 ○目的地にたいした名所旧跡がない
 ○暑い
 ○移動手段は,バス

ちょっと足をのばせば面白そうな所があるのですが,交通の便があまりよくない。車があれば効率的に回れるけれど,レンタカーを借りる勇気はなく,観光タクシーを使う資金はない。ランチの時間をずらしたくないし,翌日早く帰る友人のことも考えなくてはならない。

これらの条件をクリアしながら,プランを作るのはパズルを解くような感じ。学生時代は時刻表片手でしたが,今はインターネットが手助けをしてくれます。こんな便利なツールがあるのにもかかわらず,頭の働きが鈍くなっているので,プラン完成まで丸々1日かかりました。

あくまでも独りよがりの計画なので,突っ込みどころは山ほどあるはず。
「こんなに回れん!何もしないで花火だけ見ようよ~」

う~ん,反応が怖いわ~



2005年 7月10日(日)

気楽に

きょうは臨時出勤でした。コンビニでの私は,”早朝専門”という看板を盾に「ハロハロ」「パフェ」「郵パック」「お中元」すべて「できませ~ん」で通しています。だから,きょうみたいな暑~い日曜に私と組んだ相棒は悲劇です。

私はひたすらレジを打ち,相棒は厨房で作り続けます。厨房は冷房が効かないので,「ハロハロ」や「パフェ」を作っている間に汗だくになってます。それでも,心優しい相棒達は,「平気よ~」と言ってくれます(感謝)。

本職の方でも,これができたら楽でしょうねぇ。

でも,そっちではベテラン選手,さすがに「できませ~ん」とは言えません。それどころか「便りしてます」なんて言われて,「任せてください」と請け負ってしまうこともしばしば。自分で請け負ったのだから,できて当たり前の世界。訳の分からない人を相手に,奮闘するしかありません。まったく,ストレスの種を自分で植えているようなものです。

だから,コンビニでは許される限り「できない」おばさんでいようと思っています。そんな私に「こんなにやっているのに~」という不満は生まれません



2005年 7月 9日(土)

贅沢~

今,「大地」とは違うところからも野菜を取っています。

送料無料が気に入って「大地」に決めたのに,システムが変わって送料がかかるようになってしまいました。それがちょっと不満で,他の宅配に変えようかと思い始め,新しい業者を選定中です。現在,新しい業者と「大地」と両方から野菜が届くという贅沢をしています。

きょうは,こんなサラダを作りました。


スティック春菊
普通の春菊に比べ,茎の部分が非常に長い春菊。長い茎もやわらかく,春菊特有のクセもほとんどなく,シャキシャキした食感で生でもOK。


プチ大根
写真の通り,大根のミニチュア版。見かけは可愛いけど結構辛い…







はなびらたけ
写真を取り損ねたので,サイトから拝借しました。茸です。

βーグルガンが沢山入ってるそうです(あのアガリクスよりも多いとか..)
電子レンジでチンして,サラダの仲間に加えました。
サラダにキノコ?と思うでしょうが,これが香りも食感もバッチリでした。





初物3種のサラダです。特に春菊の美味しさは病みつきになりそうです。




2005年 7月 5日(火)

検定試験

Yahooのニュースに下のような記事が出てました。「おたく」つながりってことで,ちょっと触れときます。

日刊スポーツ紙面から

「オタク検定試験」8月実施へ

 “オタク知識度”を認定する「第1回全国統一オタク検定試験」が来月実施されることが4日,分かった。アニメ,ゲーム,同人誌など東京・秋葉原で人気の“アキバ系”ジャンルに関する設問を中心に出題され,合格者には認定証を発行する予定だ。オタクビジネス市場が急拡大する中,異例のオタク査定試験となるだけに,すでに大反響。主催の同人系情報誌は「21世紀を担う『オタクエリート』の育成が目的」と大まじめだ。

 「第1回全国統一オタク検定試験」は,同人誌やアニメ,ゲームなどのオタク文化を扱う情報誌「マガジン・エルフィックス」(ビブロス刊)が主催。問題は8月5日発売の同誌「Vol・005」号(定価580円)の付録として発表され,大学入試を思わせる16ページ前後の本格的冊子になる予定だ。

 設問は,選択肢形式などの50問程度になる見込み。同誌に付いている解答用はがきに答えを書いて主催者側に送付すればエントリー完了。採点の結果,同誌が成績上位者を「合格者」として同誌10月5日発売号で発表し,認定証も発行するという。同誌を購入すれば,参加制限は特にない。

 オタクには鉄道,プロレスなど多数のジャンルがあるが,第1回試験では同人誌,ゲーム,アニメ,コミックマーケット(コミケ)など,秋葉原などで人気の「アキバ系」ジャンルに関する設問が中心となる。同誌編集部は「今やオタクは日本が世界に誇る文化。新世紀は『オタクの時代』と言っても過言ではない。正しく美しいオタク知識を身に付けた人物『オタクエリート』の育成とオタク文化の発展を目的として,開催することにした」と実施理由を説明した。

 問題は,同誌編集部が,有名アニメ・同人誌サークルなどの協力を得て作成。4月発売号の同誌では「模擬試験」として例題を掲載した。そこでは「家庭用ゲーム機概論」「コミケ概論」などといった異色の“科目”に分かれ,過去のコミケのサークル参加数推移グラフを掲載した上で「グラフ中の『ア』の部分では参加サークル数が激しく変化している。理由を1行程度で述べなさい」などの“一般市民”にはさっぱり分からない難問が並んでいる。

 すでに反響も大きい。6月下旬ごろから,秋葉原では有名同人誌店などで告知ポスターを掲示しており話題に。また「OTAK」という通称名のサイトも立ち上げている。「反響の大きさに驚いている。『OTAK』サイトは1日で1万以上のアクセス数の日もあるほど」(同誌)。同誌では「反響次第で,今後は会場やネット上で同時に試験を行うことも視野に入れている」と話している。果たして「オタクエリート」の登竜門となるか注目だ。


こういう企画が通るのは「電車男」の影響でアキバ系が脚光を浴びているから?,それとも,これで商売が成り立つほど「おたく」がたくさんいる,ってことなのかしら。
~な~んて思うと,この「OTAK」というサイトに行きたくなります。つまり,このサイトが賑わっているのは,「おたく」がアクセスしているわけでなく,野次馬が覗いているだけじゃないですかね。どうも今の現象は,私の中の「おたく」イメージと違うんですよね。

とにかく,コンビニⅠさんに聞かなくては!




2005年 7月 3日(日)

漆器


宅急便が届きました。差出人は,漆器協同組合です。

てっきり,同居人がまた衝動買いをしたんだろうと思っていたら,覚えがないと言います。不審に思いながら開けてみたら,   

漆器モニターアンケートご承諾いただいて,誠にありがとうございます。3ケ月程使っていただき,アンケートに応えていただいた方にその製品を進呈するものです。


こんな手紙と一緒に,椀,ペアカップ,箸置き,杯,盆,弁当箱,花器,菓子皿,色紙箱の漆器が入っていました。

まず考えたのが,新種の詐欺か?ってこと。調子に乗って使っていると後から請求書が来る~なんてね。何しろ,こういう世の中ですから。

でも,まさかって気もして…。考えているうちに,ふとメールマガジンの漆器プレゼントに応募したことを思い出しました。メールを読み直したら,

 ”ありました”。

    「漆器モニター商品プレゼント企画!」

確かにこれに応募しました。特に説明がなかったので,器が1つ当たるくらいだろうと思っていたんです。当選したのも驚きですが,こんなにたくさん送られてものも予想外です。でも,詐欺でないことがわかれば,使い始めるしかありません。何しろ,アンケートに応えることが,いただける条件のようですから。


箸置きは空豆の形が可愛い。黒い筋のところが金色になってます(5個セット)。

空豆のすじ
空豆が転んで,頭がぱっくり開いてしまい,頭が痛いと泣き叫んでいるtと,可哀想に思った女の人が,緑の糸がないので黒い糸で縫ってくれました。その為,空豆の黒い部分ができたとさ…


写真が下手で,漆の暖かさや艶が出ていないのが残念。黒ではなく溜塗りというもので,大好きなタイプです。お椀だけは少し雰囲気が出てるかな?

とにかく,今年分の運はこれで使い切った感じです… o(;-_-;)o



2005年 7月 2日(土)

OTAKU

NHK教育 新日曜美術館
「都市を変えるポップカルチャーOTAKU・おたく」

随分前の番組で,やっとビデオを見ました。イタリアで開催された建築展で発表された「おたく展」を紹介した番組です。

ヴェネチア・ビエンナーレの概要
ヴェネチア・ビエンナーレはイタリアの島都市ヴェネチア(ベニス)の市内各所を会場とする, 芸術のオリンピックです。1895年に最初の美術展が開かれて以来,100年以上の歴史を刻んでいます。
ドクメンタや広州ビエンナーレ,横浜トリエンナーレなど,世界各地で諸芸術の国際展覧会が開催されるようになってきていますが,ヴェネチア・ビエンナーレはそれらの元祖にあたる存在です。「ビエンナーレ」とは「隔年」という意味のイタリア語で,同様な芸術祭の多くが「~ビエンナーレ」や「~トリエンナーレ」などとイタリア語で名付けられているのは,ヴェネチア・ビエンナーレが範とされていることによるものです。
美術展として出発しつつも,ヴェネチア・ビエンナーレはその発展の過程で,国際音楽祭,国際映画祭,国際演劇祭,そして国際建築展を独立部門として抱えるようになりました。国際建築展は美術展の開催年をサンドイッチするように隔年開催され,美術展と同様に各国が自国のパビリオンに代表を送り込んで出展する形式を採っています。
ヴェネチア・ビエンナーレへの出品者にはセザンヌ,ピカソ,マティス,ジョーンズ,リキテンスタイン,ラウシェンバーグらが名を連ねています。日本のこれまでの主要な参加者には,藤田嗣治,横山大観,岡本太郎,棟方志功(版画部門大賞),黒澤明(映画祭金獅子賞),北野武(映画祭金・銀獅子賞),伊東豊雄(建築展金獅子賞)の各氏がいます。

何やら凄いイベントの日本館が「おたく」とは…。

昨年9月から11月までイタリア・ベネチアで開催された「第9回ベネチア・ビエンナーレ建築展」の日本館は,連日驚きと興奮に包まれた。日本館のテーマは「OTAKUが変えた都市空間」。東京・秋葉原を「家電の街」から「オタクの街」へと構造と景観を一変させた「アニメやマンガなどのオタク文化」を,「オタクの街」を会場に再現して展示するという前代未聞の挑戦である。

自ら「オタク」と称する建築評論家・森川嘉一郎氏の説明は,専門的すぎて理解できず。
ただ,展示はお見事でした。秋葉原の箱庭フィギアオタクの部屋の再現,その精密さは,日本の職人芸の極致でした。この展示は,日本でも再現されたそうですが,何しろビデオを見るのがあまりに遅く終わっていました。見たかったな~。

それにしても,「萌え」「イコン」「ぷに」「やよい」」知らない用語の多いこと!どこかの大学で(日本文化論あたりかな?),特別講義してくれないかしら。できれば,「おたく」でない先生が良いですね。その中にいる人の話は,奥深すぎてわかりにくい。




2005年 6月27日(月)

今期ドラマ,終了

タイトル 平均視聴率 視聴
月・9 エンジン 22.2
火・9 離婚弁護士 13.1
火・10 曲がり角の彼女 14.4 ×
水・10 アネゴ 15.6 ×
木・9 アタックNo.1 13.1 ×
木・9 夢で会いましょう 11.6 ×
木・10 恋に落ちたら 16.3
木・10 汚れた舌 10.2 ×
金・10 タイガー&ドラゴン 12.9
土・9 瑠璃の島 12.7 ×
日・9 あいくるしい 11.6 ×

           ◎最高 △リタイア ×見ていない

山本耕史君が出ているので見始めた「恋に落ちたら」でしたが,見始めたら面白くてはまっちゃいました。昔あった織田裕二主演「お金がない」に似たサクセスストーリーが,一人晩酌にピッタリで,楽しかった!

そして,「タイガー&ドラゴン」も良かったナ。芸達者ということばがピッタリの脇役達が凄かった。残念ながら,主婦層には騒がしいと敬遠されてそうで,視聴率は今ひとつでした。残念!
息子の友人達は,落語がこんなに楽しいなら寄席に行ってみたいと言っているらしい。落語協会のみなさん絶好のチャンスですよ。うまい企画を出して,若者を引き込んでください!

こんなに入れ込んでいたのに最終回を録画し損ねました。野球中継の延長が悪いんです ~ 悲しい ~ 

さて,次のドラマですが,前回にも増して期待できない顔ぶれです。「ドラゴン桜」「女王の教室」は学校もの,「海猿」「電車男」「いま,会いに行きます」はすでに映画化された作品です。原作がしっかりしているのは,「女系家族」(山崎豊子),「黒川の手帖」路線ですよね。

とにかく,この分では何の楽しみもなくなりそうです。「宮廷女官 チャングムの誓い」を見始めるしかないか~近々,今までの放送分を一挙放映するそうなので,まとめて見てみますか。

タイトル 出演 期待
月・9 スローダンス 妻夫木聡,深津絵里 広末が出るので×
火・9 海猿 伊藤英明,加藤あい
火・10 がんばっていきまっしょい 鈴木杏 ×
水・10 おとなの夏休み 寺島しのぶ,姜暢雄 ×
木・9 菊次郎とさき1 陣内,室井,塚本高史 ×
木・9 幸せになりたい! 深田恭子,谷原章介
木・10 電車男 伊東美咲,伊藤淳史
木・10 女系家族 米倉涼子,高島礼子
金・10 ドラゴン桜 阿部寛,長谷川京子
土・9 女王の教室 天海祐希,尾美としのり
日・9 いま,会いにゆきます ミムラ ×

        ○見る,×見ない,△?




2005年 6月26日(日)

夜遊び

母校が売却されるという知らせが来ました。今なら,同窓生に開放しているというので友人と二人,30数年振りに訪れてみました。小さな学舎は昔のままで,幸せだった学生時代がとても懐かしく思い出されました。

その帰りに二人だけの同窓会。ちょっと贅沢をして「イタリアンのおまかせ料理」です。1,500円でワインが好きなだけ飲めるという飲み助にはたまらないサービスが気に入って予約してしまいました(しかし,あまりの暑さに始まりはやっぱりビールでしたけど...)。

嫌いなものを聞いていただいたのですが,二人とも何~もなし。ただ,量が非常に多いと聞いていたので,コースは軽目にしてもらいました。

DAL-
MATTO

ダルマット)
オーナーシェフは「ラ・ベットラ」「クラッティーニ」などで経験を積んできたという平井正人氏。深夜にもイタリアンが食べられるような店があればと思って営業時間は朝の4時まで。思惑通り,12時を回る頃には界隈のレストランの料理人たちが顔を見せるのだそうだ。

その日入った食材を最良の状態で,しかもロスなく使い切るという面から,この店にあらかじめ決められたメニューはない。前菜に始まり,パスタ2~3種,メインの肉料理など,5~6皿を食べて4000円前後。苦手なものはあらかじめ伝えておけば,それがオーダーの代わりとなる。軽めに食べたければ前菜のみを,パスタをしっかり食べたいときにはパスタを中心に,などという希望に柔軟に対応してくれるのも魅力だ。

イタリアでの修行経験もあるという平井氏。基本に忠実に,本場イタリアの味を心がけているというが,使用する素材は日本のものが中心。「パスタなどはイタリアのものを使用しますが,日本にいるからには日本の食材を使いたい」。肉も信州牛や赤茶豚など国産ブランドを,また各皿にふんだんに盛り込まれる野菜は静岡県産の有機・無農薬栽培のものをとこだわっている。

20種類以上を揃えるワインは,グラスで800円から。また,ハウスワインは1500円で赤・白ともに好きなだけ飲むことができるというからうれしい。
「いただいたもの」
オードブル(鮎を使った1品,お魚3点盛り,自家製ハム,緑のサラダ)
パスタ(さくらんぼの冷製パスタ,肉そぼろ入りペンネ)
メイン(鹿児島産黒豚?)
フォカッチャ2種+オリーブオイル3種

カメラも持って行ったのですが,ストロボが人迷惑になるかと思って遠慮しました。お店のホームページから写真を拝借してお見せします。

 


 お魚三点盛り

  マリネやスモークという一手間かけたお魚の下に山芋などのお野菜が隠れています。








 自家製フォカッチャとオリーブ

   できたて!カリカリ!









 自家製ハムと野菜









「サクランボの冷製パスタ」「緑のサラダ」の美しさと言ったら!マナー違反承知でシャッターを押せば良かったデス(後悔)。
本当に濃~い緑1色のお皿。アスパラ・スナップエンドウ..ツルムラサキ。緑色なのに「ツルムラサキ?」と不思議に思いましたが,これは「緑茎種と紫茎種」があるそうで,ここで出たのは緑茎種だったんですね。このサラダには,白い欠片が入っていました。これが朝鮮人参。シンプルなサラダなので,アクセントに入っているそうです。確かに,この苦みは効きます。

少な目で大正解でした。お約束の3時間はあっという間に終わり,至福の時は終了しました。デキャンタで供されたワインを白2赤1と飲みきった帰り道は少々千鳥足,何十年ぶりかの母校と六本木を十分に楽しんだ贅沢な夜でした。


2005年 6月25日(土)

怒ってます!

朝,急ぐ私を阻むのは駅から大学へ向かう学生達の群れである。しかし,そこにいるのは,露出度の高い服装に濃い化粧をしたケバい姉さんばかりで(男もいるけど目立つのはオンナ!),どう見たって大学生には見えない。

「えっ?見た目で判断してはいけない…」

それなら,狭い歩道を2人3人並んで歩いている非常識さはどうですか。残りの隙間をすり抜けて駅へ向かおうとする私に,彼女たちはけして身をずらそうとはしない。私は,でかい鞄にぶち当たり続けながら駅に向かうのである。

まだまだある。すぐ近くの学校に行くのに,彼らは何と待ち合わせをしているのである。小さな駅のあちこちに人待ち顔の人やグループがいる。女同士,カップル,中には男同士もいる。
摩邪ではないが「男同士で,待ち合わせ?はっ~?」ってところだ。

いやいや,男同士で待ち合わせしたって構わない。邪魔にならないように隅のほうで静かに佇んでいるならば。4~5人で改札口の前に群がっておしゃべりに夢中になっている人達に私は怒りを覚えるのである。

この大学の学長さん,教育のあり方を根本的に見直した方が良いんじゃないですか。このままでは,地元での株は下がる一方ですよ。



2005年 6月19日(日)

教育実習終了

教育実習が終わり,息子が大阪へ帰っていきました。

実習開始直後の体育祭で転んでケガをしたり(二人三脚),一番大事な研究授業前日に風邪を引いて当日は塩辛声だったり..ホントここ1番に弱いキャラはちっとも変わっていません。

それでも,生徒からは「わかりやすかった」「よく頑張っていました」というお褒めの言葉をいただき,授業自体の評判は上々のようです。「関西弁で授業をやって欲しかった」とか「もっと冗談を混ぜて欲しかった」などの要望もあったようですが,授業にユーモアを交えるのは高等技術,ホンモノの先生なってからで十分です。下手にオヤジギャルを入れて生徒に引かれるよりは,良かったのではないかと思います。

とにかく嵐のような3週間が終わりました。また静かな,そして手抜きできる毎日に戻ります。



2005年 6月12日(日)

コンビニ臨時出勤

アイドルおたくのⅠ君が握手会のためお休み,私にお鉢が回ってきました。蒸し暑い日曜日だったので,ソフトやハロハロがよく売れる大忙しの4時間でした。

20歳位のお父さんと3歳くらいの男の子の2人連れ。
「何にする?暑いからハロハロが良いかッ~量多いから俺と半分づつにしような~」お父さんのことばに男の子はにこにこと頷いています。

「ハロハロのラムネッください~」と注文して,
(ナッツカシイナ~(懐かしいなぁ),前食べたのいつだっけ…)なんて独り言いってます。

イートインコーナーで仲良く食べている姿がほのぼのとしていて,とっても良い感じ!手が空いていればずっと眺めていたかったけれど,次から次へとお客さんが来てしまい,ふと気がつくとその親子はいなくなっていました。

実はこの親子に会うのは2度目なんです。

「お前も金の使い方を覚えなきゃな」と言いながらレジ前に来た親子連れがいました。若いお父さんはその子に200円渡して「これで買うんだ」と買い物のやり方を教えて,その子から離れて出口の方で待っています。
それを見ていた私は「何もそんな小さな子にお金の使い方を教えなくとも,もう少し後でも良いんじゃない?」なんて思っていたのですが.....

無事,買い物を済ませたその子の頭を撫でながら「よしよしっ」と褒めている若いお父さん。ちょっと誇らしげに喜んでいる男の子。とっても暖かくて...良い光景でしたねぇ。

”そんなに若いのにお父さんになって大変でしょう。頑張ってね”なんて,遠くからエールを送っちゃいました(大きなお世話ですが…)。

こんな暖かい気持ちになれる臨時出勤。悪くないんです~



2005年 6月 5日(日)

教育実習

先週1週間,背広姿で息子が母校へ通いました。

担当教官は,嫌われてる先生No1というベテラン教師で,何かというと「受験の邪魔にならぬように」と教育的指導が入いるそうです。

教育実習
教員免許を取得するために義務付けられている科目のひとつで,実際の教育現場へ出向いて,本物の生徒を相手に「先生」としての業務を体験するもの。
小中学校では3週間,高校では2週間の教育実習が義務付けられており,この期間中は,大学や研究室を離れて,実習をする学校へ実際の先生と同じように毎日通勤し,仕事をすることになる。
教育実習は通常,指導教諭に師事して,その先生のホームルームや教科で授業を担当したり,先生の業務を行ったりしてその評価を受けるという形式を取る。最後に研究授業(公開授業)を行い,大学のゼミの先生をはじめ指導教諭以外の大勢の先生から総まとめとしての評価を受ける。
実習でやったことは実習簿というものにすべて自分で記録し,評価が書かれた書類とともに実習校経由で大学に送られ,単位が発行される仕組みになっている。

行事の合間に無償で学生を受け入れ,その指導をしなくてはならない教育実習は,学校にとっては迷惑なことのようです。だから,教育実習はたいてい母校になります。自分が教えた生徒なら,渋々ながらも面倒を見ようという気になるからでしょうか。

残念ながら,問題児であった息子に愛の手を差しのべてくれる恩師はいません。他の実習生が自由にやっているのを横目に,彼は忍耐力をも学んで行かなくてはならないのです。

浅野になるかどうかは彼の堪忍袋次第。無事終了したら,「堪忍袋を労う会」を開こうかと企画している私です。




2005年 6月 4日(土)

お疲れ~

昔,親から「食いだめ,寝だめはできないんだよ」と教わりました。でも,最近ふと思います。それなら何故「疲れ」や「ストレス」はたまるんだろう..。

きのう開かずの踏切にひっかかり,お目当ての電車が目の前で発車してしまいました。ただ,この時間だけは5分後に来る電車でも,到着が同じという道が残っています。乗換時間8分が,3分になる計算です。

乗換時間3分を成功させる方法

乗る時,階段近くに止まる車両を選びます。
乗換駅でドアが開いたらすぐに飛び出して,階段を駆け上り定期券を素早く改札に通します。
もう1枚の定期券と交換しつつ,次の改札口を目指して走ります。
ここを無事通り抜けたら,階段を駆け上ります。

若い人に如何に抜かれても,めげずに走り通すことがコツです。

運の悪いことに二つとも上り階段なので,乗った後もしばらくゼーゼーと息を切らす情けない状態になります。それでも,これを逃すと次の電車は10分後。頑張るしかありません。

~と,いつもなら走る準備をするのですが,どうにも気力がわいてこなくって…。リタイヤしました。疲れが,体の中に重く沈んでいるって感じ。月曜日からの疲れが,たまっていたんですね。

週末はのんびり過ごして,疲れを取ることに専念します。




2005年 5月29日(日)

結婚記念日

日記を書こうと日付を入れて気が付きました。きょうは,結婚記念日だったんだ。その昔はわざわざ出かけて,食事をしたものですが,ここ数年は…いつの間にか終わっています。

結婚記念日という習慣の発祥地はイギリスとされています。当時は結婚5年目・15年目・25年目・50年目・60年目の5回だけのお祝いだったそうで,その後アメリカに渡り,回数が増えたそうです。

日本では,明治27年に行われた明治天皇の銀婚式「大婚25年祝典」が最初だったようで,その後,一般国民にも広まりました。

欧米では,結婚1年目から60年目(または75年目)まで20年目までは毎年,それ以降は5年ごとの結婚記念日に名称が付けられています。その名称にちなんだ贈り物をして祝うのが欧米風の風習であり,日本でもこうした考え方,祝い方が好まれています。

下の表の電気器具や錫・アルミニウム,鉄は,なんだか無理矢理って気がしませんか。そんなに無理しなくても,銀婚式・金婚式だけで十分のような気がしますけどね。

…といいつつ,自分たちが銀婚式をやっていないことに気づきました。我が家は今年で29年目(たぶん)。このまま続けば,来年は「真珠婚式」になるわけですね。金婚式(21年後)は,「あり得ない~」って感じですから,来年は盛大にお祝いをして”真珠”くらいゲットしておくことにしましょうか。

結婚記念日の名称と贈り物

1年目 紙婚式(紙製品)
2年目 綿婚式(木綿製品)
3年目 革婚式(皮革製品)
4年目 書籍・花婚式(書籍類・花)
5年目 木婚式(木製品)
6年目 鉄婚式(鉄製品)
7年目 銅梱式(銅製品・手織物)
8年目 電気器具婚式(電気器具)
9年目 陶器婚式(陶器類)
10年目 錫・アルミニウム婚式(錫・アルミ製品)
11年目 鋼鉄婚式(鋼鉄製品)
12年目 絹・麻婚式(絹・麻)
13年目 レース婚式(レース)
14年目 象牙婚式(象牙製品)
15年目 水晶婚式(クリスタル製品)
20年目 磁器婚式(陶磁器類)
25年目 銀婚式(銀製品)
30年目 真珠婚式(真珠)
35年目 さんご・ひすい婚式(さんご・ひすい)
40年目 ルビー婚式(ルビー)
45年目 サファイア婚式(サファイア)
50年目 金婚式(金製品)
55年目 エメラルド婚式(エメラルド)
60年目 ダイヤモンド婚式(ダイヤモンド)
70年目 ダイヤモンド婚式(ダイヤモンド)




2005年 5月28日(土)

”崖から家ごと落ちる夢”
  あなたの周りの環境や状況に急速な変化がある事を暗示しています

私は1軒家にいて,外は嵐です。激しい雨風の中,いつのまにか家が滑り落ち始めました。しばらくして,ビルのようなものにぶつかり家は止まったのですが,その衝撃で上から物が落ちてきています。危険を感じ外へ逃げようとするのですが,巧く逃げられません。

実は,先日あったトップ交替の影響で移動の可能性が出てきています。結果によっては,仕事の内容もチームも変わるので,ちょっと気の重い毎日です。
まだ偉い人同士で何やら相談している段階なので,いつ発表になるか分かっていません。いまは情報がない中,噂だけが飛び交っています。

ヤキモキしてもしょうがないのですが,嫌ですね~。きっと,こんな毎日なので「落ちる夢」なんか見たんでしょう。ホント,引っ越しに続いて気の重いことです~。



2005年 5月22日(日)

T.P.O.

息子が教育実習のことで母校へ行ったとき「何でスーツで来なかった!」と注意されたそうです。確かに,日帰り帰省をした彼は,まったくの普段着で出かけてましたっけ…。


私の職場は服装について何ら制約がありません。公式行事でない限り,多くの人は,Gパンとかチノパンというラフな格好で働いています。無論,中にはネクタイ姿,スーツ姿の人もいます。Wさんもそんな一人でした。

今年初めの引っ越し,いよいよ荷造りを本格的に開始した日でした。みんないつもより更に動きやすい服装で来ているか,または着替えたりして準備していました。そんな中,彼女はいつもと変わらぬ服装で出勤,着替えることもなく「手伝います」と言ってきました。しかし,短めのスカートにブーツ姿では役に立ちないと考え,その日はデスクワークをしてもらうことにしたのです。

ところが,彼女の服装はその後も変わらず,ずっとスーツ姿,「汚れるから着替えたら?」と言っても「かまわないから」と言われてしまえば,それ以上何も言えません。

T.P.O.
  時(time),所(place),場合(occasion)に応じた服装などの使い分け。

引っ越しの時は作業服,面接や接客の時はきちんとした服装でいたほうが楽だと思うんですけどね。見合った格好をしていれば「手伝います」と言わなくても,周囲に意思表示ができるから。

「マイウェイ」も良いけれど,ちょっとは空気を読みましょうね~



2005年 5月21日(土)

天丼

時々無性に天丼を食べたくなります。

神田「いもや」(\500)<海老・海苔・キス・イカ>&蜆のみそ汁
カウンターにある壺漬,紅生姜が食べ放題で,この値段は偉いでしょう。

まず,仕事ぶりが見事なんです。無駄な動きもなく,全く休むこともせず,黙々と作業が続きます。天丼担当の男性とその他の仕事をする女性との見事なチームワーク,見ていて退屈しません。

ここは,大盛りも普通も同じ値段ですが,私は勿論ご飯少なめとお願いします。ちょっと重めの天丼ですが,紅生姜で口をさっぱりさせながらいただくと,ウ~ン至福の一時です。上等でないけれど病みつきになる天丼です。それにしても,いつまで500円でいけるでしょうか。頑張れ~


立川「岡本」(\1,000)<日替わり>&みそ汁
立川でNo1のてんぷら屋さんのお得なランチ。
日によって,具が違います(タラの芽が入ったりする季節感溢れる天丼)。
お新香がまたきれいで,なおかつ美味しいのが嬉しい。量は少なめです。

ここもカウンターなので,仕事ぶりを見る楽しさがあります。初めて行った時,店主のつーんとしたお高い感じがちょと嫌味な印象でしたが,何度か行っているうちにあまり気にならなくなってきました(小言を言われているお弟子さんが,ちょと素敵な若者です~)。


あ~こう書いているうちにも,食べたくなってきました。しかし,右肩上がりの体重を思えば我慢,我慢!



2005年 5月15日(日)

寝不足です

きのうは,長い1日でした。
まずは,5時半に起きてコンビニに出勤,その後,本業に土曜出勤。最後の飲み会を終え,帰宅したのは,何と0時半でした。夜に弱い私の何十年ぶりかの快挙です。

きのうの飲み会は,今年から小学校の先生になった若い友人とのものでした。教育現場の大変さよりも,先輩からのイビリが大変でちょっと痩せてしまった彼女の話を聞いているうちにそんな時間になってしまいました。男の新任ならそんな意地悪(お茶くみとか)はされないようですが,女&院卒っていうのは,目の敵にされるようです。7時半に学校へ行き,帰宅は21時過ぎという過酷な条件で頑張っている彼女を応援しているうちに,つい時間が過ぎてしまったわけです。

幸い,二日酔いにはなりませんでしたが,睡眠不足なのは確か。明日からの1週間を無事乗り切れるかどうかちょっと心配な私です。

「日曜日なのにどうして回復しなかったか?」…貧乏性というか,きょうもいつも通りに目が覚めてしまったトデス。おまけに運悪くコンビニ臨時出勤だったトデス (;^_^A



2005年 5月 7日(土)

 「タイガー&ドラゴン」

やっとビデオを見ました。

山崎虎児(長瀬智也)は横須賀出身の元ヤンキー。
彼には,一家心中の中たった一人生き残ったという過去がある。ヤクザに拾われ,何の疑問も持たずに生きてきたが,組長(笑福亭鶴瓶)から金を借りている落語家林屋亭どん兵衛(西田敏行)の取り立てをしている中,彼の噺を聞き,落語に魅了されてしまう。虎児はどん兵衛に弟子入りを志願するが,ヤクザの虎を怖がりどん兵衛は承諾しない。そこで,虎は噺をひとつ教えるごとに10 万円払うという交換条件を持ち出した。それで借金を返済するというアイディアだ。
熱心に取り組む虎だが,物覚えが悪く,(つらい過去のせいか)笑いに対してのセンスがまるでなかった。

一方,どん兵衛の次男,竜二(岡田准一)は落語家としての将来を有望視されていたが,落語界のしきたりに嫌気がさして家を出た。そして父から出資(これが借金)してもらい,裏原宿にデザイナーズショップを開いた。ところが,彼にはデザイナーとしての才能が全くなかった。

古典落語が現代風の物語となり,虎と竜が巻き込まれていく。そして最後には,モチーフとなった演目の一部を虎が演目として披露する。こんな感じです。
どうやって落語のネタにつなげるかと思っていたら,10万円で一つのネタを教わる…巧い設定です。しかも,スペシャルでの「3枚起請」,レギュラー後の「芝浜」「饅頭怖い」「茶の湯」「権助提灯」「厩火事」…渋いネタ揃いでしょう。そして,この後,クドカンが何を取り上げるかも,実に興味あります(「井戸の茶碗」「子別れ」「火焔太鼓」「文七元結」を推薦したいなぁ)。

西田敏行は,さすがに芸達者でいかにも落語家らしく噺も上手。長瀬はそもそも下手という設定なので,ヤクザらしくガンを飛ばしながら一席を演じています。それでも段々巧くなってきているのは明確で,さすが~と思ってしまいます(贔屓目かな?)。こんな噺家が出現したら,落語界は絶対活性化しますよね。

最後,長瀬がお礼の10万円を西田に差し出す。西田が偉そうにそれを受け取ったとたん長瀬の態度が豹変して,取り立て屋に替わる。このお決まりシーン,実に楽しいです。

気に入ったドラマなのに何故か録画に失敗して,既に2話分未収録です。次回の「厩火事」は,古田新太が出演するそうなので,失敗は許されません。この怪優,ちょっと気になっているもんで。

このドラマに興味のある方は,番組サイトを覗いてみてください。良くできています。



2005年 5月 3日(火)

体調不良

夜中,急に吐き気を感じてトイレに駆け込みました。こんなの何年ぶりでしょう。症状からいって食あたりっぽいのですが,思いあたることがありません。その後は,軽い腹痛があってよく眠れずに夜を明かしました(運の悪いことにコンビニ出勤日)。

さて,こういう症状を家族や医者に伝えるにはどうするか?

「5分で分かる国語講座」から引用
痛さの種類や度合いを伝えるとき,多用される擬音・擬態語だが,最近は自分の状態をうまく説明できない人や,こんな風に? と聞かれても困ってしまう人が増えてきているそうだ。
Aさん 「おなかが痛いんですけど」
先生 「どんなふうに? キリキリと?」
Aさん 「いや,キリキリとまではいかないんです。
     シクシク痛むんです」
「シクシク」は“(絶えず)鈍く痛む”さま

「キリキリ」は“(絶えず)頭・腹などが突き刺されるように痛む”さま
擬音・擬態語には共通の「象徴音」というものがあり,例えば,口を大きくあけて発音する「カ行」には“明瞭な”響きがあり,
母音の「い」は“甲高い”イメージを与えることが多い(例:ピーン,キーン,チーンなど)。

つまり,「カ行」で母音が「い」である「キ」の音に“甲高く,激しく,鋭い”イメージが付加されるため,「キリキリ」の方が程度として重いものと認識され,
無声摩擦音の「シ」を含む「シクシク」は,空気が漏れる発音のせいか“はっきりしない,鈍い”イメージでとらえられるのだと考えられる。

これをふまえて,次の“痛み”をあらわす擬音・擬態語を考えてみると,
針で指を チクリ と刺す
芝生でおしりが チクチク する
「チクリ」「チクチク」は,針やトゲなどの“先のとがったもので刺す”さまをあわらし,それぞれ“瞬間的に”,“小刻みかつ断続的に”が付加されている。「チクッ」になると,「チクリ」よりも瞬間的で“一瞬の,急な”という意味が加わる。
「チク」の擬音・擬態語は,身体的な痛みのほかに,皮肉や批判の言葉などによって人の心情に刺激を与える場合にも用いられる。
頭が刺すように ズキズキ 痛む
歩くたびに傷口が ズキン と痛む
「ズキズキ」は,遠くの方で,神経を刺すような痛みが脈を打つように続くさまをあらわし,「ズキン」は,一瞬鈍い痛みがした後に,余韻のように痛みがが強く響いている様子をあらわしている。これが「ズキンズキン」になると,「ズキン」に“断続的に”という意味が加わり,音の共鳴を表す「撥音」の「ん」によって「ズキズキ」よりも深くて強い痛みをあらわす擬音・擬態語とされている。

~とこんな具合です。自分で引用していて何ですが,よくわからない話です。要するに,無意識に使っている”ズキズキ”や”ズキン”にもちゃんとした理屈があるってことですかね。
まぁ,小さい時から「どんな風に痛いの?」と親や医師から聞かれて,経験的に身に付いていくことなんでしょう。

長々述べましたが,要するに夕べの痛さは”シクシク”だったと言いたかっただけなんです (^ ^;


擬態語のことを「オノマトペ」ていうんだそうですネ。恥ずかしながら,「タモリのジャポニカロゴス」という春の特番で初めて知りました。

オノマトペ onomatopee〔仏〕
擬音語,擬声語のこと




2005年 4月30日(土)

今泉慎太郎を知ってますか?

今夜は,一人晩酌。CSをつけたら「古畑任三郎」ではなく「巡査・今泉慎太郎」をやっていました。あの古畑任三郎の脇役「今泉慎太郎」が主人公のドラマです。

古畑任三郎」第2シリーズ及び「古畑任三郎スペシャル(ゲスト:二葉鳳翆)」が地上波で放送された当日,フジテレビで深夜に放送されていたこの番組。もはや,ドラマ「古畑任三郎」を語る上で欠かせない存在となった今泉慎太郎が,その日の事件についての感想を言ったり,古畑への愚痴をこぼしたりする。
その斬新な内容と,地上波では見られなかった地域も多かったことから,伝説化した貴重な番組。

オープニングとエンディングが古畑任三郎のパロディ。黒バックでスポットライトを浴びた今泉が,古畑任三郎風に語り始めます。あの曲とともにカッコつけるのですが,たいてい話の途中で切られちゃいます。古畑にいいようにコキ使われ,オモチャにされ,デコを叩かれ…と散々な扱いを受けてストレスが溜まっている今泉が事件後,科学班の桑原技官(*1)の研究室を訪れてグチるというシチュエーションコメディ(*2)です。

古畑がゴールデンハーフの後援会に入っていたとか,向島巡査は向島財閥の婿養子だとかいう裏話アリ,古畑の推理への突っ込みアリ,ファンにとってたまらない作品となっています。

ある回では,持参した鯛焼きを一つしかないから半分づつにしようと提案して,半分に割った鯛焼きの「頭のほう」,「尻尾のほう」のどちらを自分に渡すか試そうとします。古畑の推理に疑問を持った今泉が,間違いを指摘しようと桑原相手に頑張るのですが…。

これは「ニューヨークでの出来事」(犯人・鈴木保奈美)のエピソードですネ(オタクの世界?)。三谷幸喜は,この脚本を楽しんで書いてたんじゃばいかしら。自分で自分の設定に突っ込みをいれるなんて,いかにも三谷さんらしい。

マニアックな番組を肴に焼酎がすすんだ夜でした


伊藤俊人(*1)
「王様のレストラン」「ショムニ」等に出演。「踊る大捜査線」では冷酷な爆弾犯を怪演した。2002年5月にクモ膜下出血の為に早逝,享年40歳。その葬儀委員長を三谷幸喜が努めた。
シチュエーションコメディ(*2)
三谷幸喜の笑いのもと(笑いの大学,HR他)として,良く聞く単語ですが,はっきりした定義を知りません。そこで,今回色々調べたのですが,

「笑い声が入っているコメディ」
(「奥様は魔女」とか「素敵なルーシー」とか笑い声の入っているちょっと前のアメリカのホームドラマ)

「ある特定の場所で事件が起こって,それに関わる人達が勘違いや誤解等でどんどん混乱した展開になっていくって感じ」

調べた結果,笑い声が入っているという定義の方が多かったんですけど,どうもこの説は気に入らないんです。2番目が,正しいように思えますが「~って感じ」っていうのが,どうも信用できなくって。調査継続します。





2005年 4月29日(金)

酔っぱらい客

何となくⅠ君が話したそうにしていたので,ちょっと仕事の手を休めました。案の定,夕べ事件があったようです。

「酔っぱらいが来て,絡んできたスよ。そしたら,Kさんが警察呼んじゃって…。それ知った酔っぱらいが逆ギレしちゃったんです~」

全貌はこんな感じです。

夜早い時間に,酔っぱらいのおじさんが来てレジの所でウダウダ言いだした。冷静に対応しているⅠ君に対して,手ぬるいと思ったKさんが(相棒)が警察に通報。
それを知った酔っぱらいおじさんはキレ,あげくにはレジ待ちしていた客と喧嘩になった。しかし,ちょうどパトカーが到着したので,おじさんは連行され,無事一件落着となった

Ⅰ君は,穏やかに対応していれば治まると思っていたそうで,警察に通報されたのは,不本意だったようです。

  「へ~,随分辛抱強いわねぇ」

  「だって,怒らせて刺されたりしたら困るじゃないですか!」
  「明日,ライブなんですよ!」

成る程,ライブのために酔っぱらいおじさん相手にじっと我慢したんですか。大事の前の大石内蔵助みたいです。追っかけもここまで来れば,本物だと思って,妙に感心してしまいました。

まだ早い時間なんで混んでたんですよ,さかんに言うから10時頃の話かと思ったら,夜中の12時の話でした。残念ながら,私の時間帯には起きそうもない出来事です。



2005年 4月24日(日)

浅草「今半」

退職したTさんを囲む会があって,久しぶりに浅草に行って来ました。会場は,すき焼きの老舗「今半別館」です。

桜の間,竹の間と名付けられた和室を2間を使って,椅子席が用意されていました。床柱,絵皿,掛け軸,障子の飾りすべてが,部屋の名前にちなんで統一されています。竹の間は「竹の床柱」,桜の間は「桜の床柱」という具合です。狭いながらも緑たっぷりな庭があり,廊下も昔風で本当に良い風情です。仲見世からすぐ近くなのにここは別世界のようでした。

ただ,残念ながら料理は期待外れでした。すき焼きもどうということはなく,家で食べるのとそう変わりありません。きっと,こういう店は料理に期待するのではなく「東京・下町・浅草・老舗」という付加価値を味わうものなのでしょう。

京都や金沢などに行くとこの手の店に行って,ちょっと贅沢をするのですが,地元だとなかなか行くチャンスはないものです。そいう意味では,良い経験をさせてもらったと感謝しています。



2005年 4月23日(土)

GWに何する?

疲労回復には良いかもしれませんが,1週間もぶらぶらしていてはボケちゃいそうです。「どこかへ行こうか」という私に,同居人は「美術館に行くとか,映画を見たりしたら?」と言って,遠出をする気はないようです。

それならば…と,映画通のA君にお薦め映画を聞いてきました。

「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」
名優ロバート・デ・ニーロと人気子役ダコタ・ファニングの共演も話題のスリラー。森に囲まれた邸宅を舞台に,父娘を襲う怪事件とその衝撃的な真相をスリリングに描く。
「海を飛ぶ夢」
2月に行なわれたアカデミー賞で外国語映画賞を受賞した実話がベースの人間ドラマ。四肢麻痺の障害を抱える男が,尊厳死を求めて闘う姿を通し,“生と死”を見つめる感動作。
「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」
周防正行監督&役所広司主演で1996年に大ヒットしたダンス映画を,ハリウッドでリメイク。シカゴを舞台に,生きる情熱を取り戻そうとする中年男の奮闘を描く。

平凡な人生に空しさを感じる弁護士ジョン。そんなある日,美人ダンス教師ポリーナに出会い社交ダンス教室に入会。彼はしだいにダンスに熱中するようになり,やがて競技コンテストに参加することに。
「ウィスキー」
東京国際映画祭グランプリに輝くなど,世界中で絶賛されたウルグアイ映画。弱冠30歳の若手監督コンビが,人間のおかしさや孤独を,淡々と味わい深く映し出す。

靴下工場を営む年老いた男ハコボ。長年,外国で暮らしていた弟が帰国することになり,彼は無口な工場の助手マルタに妻のふりをしてほしいと頼む。やがて旅に繰り出した3人は,ぎこちなくも心を通わせていく。
「ウィンブルドン」
ポール・ベタニー&キルスティン・ダンスト共演のラブ・ストーリー。テニスの聖地,ウィンブルドンを舞台に,落ち目のベテランと伸び盛りの新人選手との恋をさわやかに描き出す。

ホラー好きなA君は,当然「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」を推してきます。でも,苦手な分野なので私はパス。

次のお薦めは,彼が既に2度見たという「空を飛ぶ夢」。
実話を元にして作られた映画で,尊厳死を望む主人公とそれを止めようとする家族の話だそうです。たぶんテレビではやらない(放送できないシーンがあるとか…)というので,映画館で見るしかないと彼は強く勧めてきます。
確かに面白そうです。しかし,涙腺がゆるゆるの私,この手の映画では号泣するのは目に見えています。う~ん無理かも。

「お気楽でハッピーになれる映画はないの?」と聞くと,「シャル・ウィ・ダンス?」「ウィンブルドン」が挙がってきました。確かに,幸せ気分になれそうな映画です。それに,地味そうだけどほのぼのしそうな「ウィスキー」も良さそう…。

狙い目は,1日「映画の日」&3日「レディースデー」です。



2005年 4月17日(日)

春の新番組

いつの間にか,楽しみにしていたドラマが終わっていました。

    平均視聴率
ごくせん 27.8%
救命救急24時 19.1%
優しい時間 14.8%
不機嫌なジーン 14.2%
相棒 13.2%
富豪刑事 12.4%
H2 11.6%

愛すべき「相棒」「優しい時間」「富豪刑事」も,まぁまぁの数字を残しました。「相棒」は,この数字なら続編が期待できそうです。

それにしても,「優しい時間」は良かった(二宮君最高!)。「森の時計」に行って,コーヒー豆を自分で挽きたいものです。あの大きな窓に広がる森を眺めながら…,久しぶりに旅心をそそられる風景に出会いました。

春のラインナップは,以下の通り。

「エンジン」
火「離婚弁護士」「曲がり角の彼女」
水「アネゴ」「アッタクNo1」「夢で逢いましょう」
木「恋に落ちたら」「汚れた舌」
金「タイガー&ドラゴン」「雨と夢のあとに」
日「あいくるしい」

話題性は,色々あるのですが,見たいドラマがなくて。

とりあえず「タイガー&ドラゴン」だけは録っておきました。正月スペシャルドラマから,連続ドラマになったものです。長瀬智也&岡田准一,脚本・宮藤官九郎…「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」などヒット作品を生み出した顔ぶれです。
もっとも,私がこのドラマに興味を持ったのは,落語がネタになっていると聞いたからです。スペシャルでは,「三枚起請」,ドラマ1回目は「芝浜」だそうです。これらの古典をどうやって,見せてくれるんでしょうか。まずはスペシャルを見ないと…ネ。

他にも,野島伸司脚本「あいくるしい」,キムタク主演「エンジン」,草薙主演「恋に落ちたら」等が並んでいるのですが,気乗りしないままに,初回が始まってしまいました。う~ん,このままいくとビデオチェックの楽しみがなくなりそうです。



2005年 4月16日(土)

びっくり!

「ピン~ポ~ン」と鳴ったので,玄関に出てみると門の所に若者が一人立っていました。新聞の集金かしら?と思っていると「こんにちは~」と明るい声です。

「?!」
「前のアパートに越して来る者で,挨拶に来ました」

思わず「今時珍しい」と言ってしまいましたよ。外まで出て行くと,「口に合うかどうかわかりませんが」と言って,菓子折を差し出します。
そして,「明日午後,越してくるので,その間ご迷惑をかけると思います」と言って,去っていきました。まだ菓子折が残っていたので,他の家も回るつもりなのでしょうか。

今年に入ってから,家の前にあった古いアパートが壊され,建て替え工事をやっていました。たぶん,4月に間に合わせるためでしょう,最後の方は夜中までやるような突貫工事でした。その工事振りを見ていると住むのにはどうかと思います。でも,この1階に彼は越してくるそうです。

「学生なのか,社会人なのか」くらい聞けば良かったと思いましたが,後の祭りです。いや,それより引っ越し挨拶は「自分で思い立ったのか,親に言われたのか」,聞きたかったな。

迂闊にも,私は息子の下宿先のご近所に挨拶周回りをするなんて
思いつきませんでした。

ちょっと嬉しい出来事なのに,一方で何やら落ち着かないのはどうしてかしら。
せっかく,若い人が礼儀にかなったことをしてくれたのに…。



2005年 4月11日(月)

ソウル最後のエピソード(韓国旅行9)

最終日は,韓国の友人に招待されて「イリネ」(海鮮鍋)に行ったのですが,そこはソウルの大学街で,ホテルからは結構遠い場所でした。

楽しい食事が終わると既に22時過ぎ,私はもう帰る時間です。ひろってもらったタクシーに乗り込み(韓国の友人が行き先を指示),二次会に行く仲間と別れました。それまでに,何度もタクシーに乗っていたので不安など何もありませんでした。

しばらく走った後,運転手が韓国語で話しかけてきました。「??」の私に,英語で「韓国語は話せないのか」とか「英語は話せるのか」とか聞いてきます。私は,韓国語は話せない,英語もほとんど駄目だと答えました。

ここからはカタコト英語での会話です。

「ホテルまでの料金は50,000Wだからね。自分は,特別なタクシーだから」(韓国のタクシーはとても安くて,30分くらい乗った20,000Wが最高額です)

「自分は,大阪に良く行くんだ。日本では”すずき”っていうんだ」
『日本語話せるの?』
「いいや,日本人の友達がいるから必要ないんだ」(そんなもんですか..)

「あれが漢江」「橋がライトアップされてきれいだろう」と観光案内をしながら
「5万W,OK?」
『いや~私よく分からないから,待って..』(とにかく,ここで降ろさないでね~)
「わからない?韓国語も英語も駄目なんだね。もっと勉強しなくてはいけないよ」(大きなお世話だ)

自分はよく分からないから,ホテルマンに聞いてから返事すると答えるのですが,何度も「5万W,OK?」を連発されました(おまけに,時々携帯電話で話してるのが不気味)。私は,「邦人女性行方不明」という新聞見出しを思い浮かべながらも,「Yes」は言わないようにしてました。

30分程走った後(長く感じました),やっとホテルが見えてきましたその時のメーターは2万までもう少しというところ,「あら,ちゃんと目的地に来てくれたのね」と喜んだのもつかの間,タクシーは玄関前には行かず,通り過ぎた所で止まりました。(道を間違えたとか言い訳をしていましたけどね)。

もしかしたら,本当に特別なタクシー(韓国には割高の模範タクシーというのがある)で,「5万Wは妥当な額なのかもしれない」という私の考えは,ここで消えたわけです。

手荷物をすべて握りしめてから,「4万W」(いつの間にか値下がりしてた)と言う運転手に2万Wを手渡し,「3万W」と更に値下げしてきた彼に「メーター分しか払わない」と言い置いて,私は降りました(韓国のタクシーは自動ドアでない)

翌朝,2万Wでもちょっと高いかもしれないと仲間に言われましたが,途中で降ろされもせず,ホテルまで帰れたんですから…少し位高いのに文句は言いません。あの距離なら言い値の50,000Wだって,安いです(日本なら1万円以上だと思います)。

彼にしてみれば,ちょっとした小遣い稼ぎ。払ってももらえればラッキーというところだったのでしょうね。それくらいのワルで良かったです~。




2005年 4月10日(日)

ソウル色々(韓国旅行8)

そろそろ韓国ネタも終わりに近づいてきました。

1.ウォンのこと
食事の費用(一人当たり)をウォンで示しました。ちょっと前までレートは,1000Wが100円だったのに,今回は,925W=100円。ちょっと円が弱くなってきているようです。
それでもまだ言われたウォンを10で割った感覚で大丈夫。1万ウォンと言われると「ギョっ」としますが,1,000円です。ご安心を。

2.対日感情
竹島事件の影響で対日感情が悪くなっている時期にソウルに着きました。ホテルまでの車の中,現地ガイドさんに聞きました。あくまでも個人的なコメントですと言いながら,「最悪の状態だ!」と断言してました。ただし,普通に観光しているだけなら問題はない,ただ,戦争を経験しているお年寄りには不快に思っている人がいるということを覚えておいて欲しい言われました。

結果として困った場面には遭遇せずにすみました。それどころか,地下鉄と市場で日本語を勉強しているという女の子に親しげに声をかけられたりしました。
でも,ニューヨークに行った時は,対日感情なんて考えもしなかった。それが,今回は色々な場面で意識したのは確かです。

3.本屋にて
大型書店に寄った時のことです。仲間が買い物をしている間に独りでぶらぶらしていた時に面白いものを見つけました。
あるコーナーにハムの詰め合わせが山積みされていたんです。「?」と思って近づき見てみると,それは雑誌の付録でした。客が雑誌を取ると店員が付録を渡します。「ESSE」くらいの雑誌に2000円くらいのハムの詰め合わせです。
別な書店に行った時も,同じような売り場がありました。こちらはもっと大々的で,「シャンプー」「グラス」「文房具」がありました。他に,ショーツ(下着!),粉ミルク,おもちゃ,醤油,化粧品…コーヒーメーカーやワインが付くこともあるそうです。これは韓国では普通のことだそうです。買えるわけないのに,真面目に付録をチェックしてしまった私です。

4.メガネ
若い友人からのアドバイスでクーポンを持参(10%引き)したので,フレームが3,000円+レンズ2,000円を4,500円でゲット!完成品はホテルまで届けてもらいました。検眼をしてもらって,この値段です。
興味半分でついてきたツアー仲間も結局みんな買っていました(老眼の人が多かったです~)。

5.楽しい&疲れた!
乗り気でなかった割には,楽しい旅でした。毎晩,夕食が終わると既に22時過ぎ。その後の飲み会は「お先に失礼」と部屋に戻っていたのですが,やっぱり疲れたんですね。
帰宅後,調子が悪いと熱を計ったら8度ありました。診断によると,「喉の熱」。花粉症で粘膜が弱っていたところをやられたようです。花粉症のない韓国で,鼻がつまって喉が痛かったのは風邪の症状だったわけです。帰国後,1週間ハスキーボイスで過ごしました。

次のエピソードでいよいよ終わりです。



2005年 4月 9日(土)

景福宮(韓国旅行7)
韓国最大の古宮。朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンギュ)によって建てられた韓国で最初の正宮です。12万6千坪という広大な敷地に,殿閣が200余棟もあったのが,1592年豊臣秀吉の朝鮮征伐で焼失しました。その後,長い間放置されていたが,1865年に再建されたものの日韓併合時に,日本軍によって壊されてしまった。現在は復元工事が行われ当時の姿に戻りつつある。
ここは,韓国の新婚カップルが婚前に撮る写真集の為の記念撮影のメッカでもあり,民族衣装やウエディング姿のカップルがポーズをとっている様子が天気のよい日に見うけられる。ちなみに,2002年W杯で大勢の韓国人が集結し熱狂した,光化門は景福宮の正門である。現在,敷地内には,国立中央博物館と国立民俗博物館もある。

韓国語が話せない3人で別行動して行ってきました。話せなくても何とかなる実証です。

ビル群の向こうに突然大きな建物が現れます。門をくぐると小さな山を背景にした景福宮が現れます。ここだけ別空間のようです。





運良く衛兵交代の時間にあたって,凛々しい衛兵さん達に会えました。観光客が,次ぎから次ぎへ写真を撮るのですが,笑顔一つ見せずにじっと立っています。色味もきれいな私服姿はとっても素敵でした

アルバイトかと思ったのですが,どうやら本物の軍人のようです。






歴史が古い割に建物が新しいのは,再建された建物だからでした。
秀吉に焼かれた後,多額の費用をかけて再建したのに,日本の統治下に置かれたとたん敷地内正面に朝鮮総督府庁舎が建設されたり,小さな殿閣が撤去されたりしてその風格が失われてしまったそうです。1995年に旧朝鮮総督府庁舎は解体され,門楼や殿閣の復元,補修工事が現在も続いているそうです。
こんな説明を聞くと,居心地が悪くなってしまいます。日本史の授業で「朝鮮征伐」と教わったことが,急に身近なことに思えたものです。

博物館は,工事中で入れませんでした。



2005年 4月 8日(金)

韓国の市場(韓国旅行6)
鷺粱津水産市場(ノリャンジン)水産市場は,東京で言えば築地市場のような存在。プロは勿論,一般市民や観光客も気軽に利用できる市場として人気があります。店の水槽から自分が食べたい魚を選び(当然活きている)値段交渉。値段が決まれば,その場で刺身にしてもらって食べる。刺身を持ち帰る一般市民以外の観光客は,市場内にある食堂で食べることができます。刺身を作って貰っている間に,いつの間にか魚屋さんと契約してる食堂の人が迎えに来ます。食堂まで案内され刺身を食べる訳だが,この刺身を作る際に出た“魚のアラ”で鍋料理も作って貰える(辛味から塩味までお好み)。
刺身はコチュジャンとわさびしょう油の両方で味わうことができます。刺身や鍋以外にもカニやエビ,あわび等,日本では高い物が,日本市価の1/5~1/2位の安さで食べられます。

「鷺粱津水産市場産市場」<魚料理/33000W)

魚の種類がとても豊富で,ソウルの人たちの豊かな食生活を実感しました。店は「あんこう」「かに」「貝」などのように専門店に分かれています。写真は,刺身用の魚をいけすで売っている店です。








天然ヒラメ・アイナメの盛り合わせ。左側はイイダコの活き作りですが,これは皿から脱走するし,口の中にひっつくしやっかいな刺身でした(~といっても私は食べてませんが)
他にソイを鍋に,タチウオを塩焼きにしてもらいました。そして,仲間の非難を無視して,同居人が購入したのが海ミミズ<ケブゥ-ル>(ヒラメの大皿左下)です。食べたら赤貝のような感じで,美味しかったですが,我が生涯の初めてのゲテモノ喰いです。
その姿は…見ないほうが幸せです。



2005年 4月 5日(火)

世界遺産(韓国旅行5)
秘苑で有名な昌徳宮(チャンドックン)は,1405年に朝鮮王朝の離宮として建てられたが,他の王宮と同じように壬申の乱(文禄・慶長の役)でほとんど焼失してしまい,敦化門のみ残されたが,1611年に再建された。1910年の日韓併合までは王宮として使われていた。5大王宮の中では最も保存状態がよい。
特に,韓国でも有数の名園として知られる秘苑(ビウォン)は,朝鮮王朝時代の造庭芸術としてその美しさが有名だ。日本語・韓国語・英語のガイドのガイドがなければ入れない(2,500W)。
昌徳宮は1997年全人類のために保護すべき価値が顕著な文化遺産として認められ,「世界文化遺産及び自然遺産の保護に関する協約」によりユネスコの世界文化遺産に登録された。


日本の桂離宮みたいなものです。ガイドさんは,冬景色の今でなく紅葉の頃,10月末から11月初頭の紅葉のシーズンに来るべきだと力説していました。確かに,寂しい風景ですが,それでも十分美しいところだと思いました。
全行程1時間半,早足のガイドさんの側に付いて行くのは大変です。でも,側にいると絶対楽しいです。頑張って一緒に歩きましょう!

説明は,日本との関係で”チクリ”と感じることもありますが,それは仕方がないと諦めましょう。





「龍水山」
<韓定食/ランチ20000W>

1980年,開城(ケソン)で生まれ育ち,ソウルの貴族の家に嫁いだという料理上手のチェ・サンオクおばあちゃん。その料理の腕をそのままにしてはもったいないと周りに言われ,53歳で小さな食堂を開いたのが始まり。それから二十数年,チェ・サンオクおばあちゃんの料理がソウルのグルメたちに認められてだんだん規模も拡大,今ではソウルだけでも6つの店舗,L.Aにも1店舗を運営するほどになりました。チェ・サンオクおばあちゃんが小さい頃から見て食べて育った高麗王朝の伝統が息づく開城の伝統料理と,ソウルの貴族の味を再現したお店として,地元でも人気のお店なんだそうです。

昌徳宮から歩いてすぐのお店です。
開城(ケソン)は,朝鮮半島の南北を分断する軍事境界線から少し北側,つまり現在の北朝鮮に位置します。30,000~10万Wのコース料理もありますが,今回はお手頃に本格宮廷料理を楽しめる20,000ウォンのランチコースをいただきました。写真以外にも本当は餃子やスープが出たのですが,食べるのに夢中で良く覚えていません。これで,約2000円です。もう一度行きたい店No.1です。


お左から,水キムチ,おかゆ,和え物,開城スンデとポッサム


左から,一口大のチヂミ,野菜のゴマソース和え,ナツメ茶
食事は,白いご飯・冷麺・ビビンバから選べ,あとはデザート,果物が出て終わります。
りんごと一緒に出たのが,生のサツマイモ(こちらでは普通)が出ました。ちょっと粉っぽかったですが,なかなか美味でした。




2005年 4月 4日(月)

夕食(韓国旅行4)

夕食編です。

韓国では,頼んだ料理の他に小皿に盛られたおかず(バンチャン)が色々出てきます。これは,無料のサービスでおまけにお代わりも。キムチやナムルの他に和え物やスープと店によって様々で,これだけでビールが何杯も飲めてしまいます。

「チェジュムラン」<魚料理/16000W>

魚の煮込みで有名な店,太刀魚の煮込みと鯖の塩焼きを食べました。店名はチェジュ港の意味だそうです。
カルチ(太刀魚)は韓国・南方の島,済州島で取れた新鮮なもので,それををさまざまな薬念(ヤンニョム/香辛料で味つけ)し,魚の身がとろけるぐらいまで煮込んでいます。唐辛子の効いた真っ赤な煮汁は,濃厚な味わいでした。一緒に煮込まれている大根の美味しいこと!ビールにもご飯にも合います。



「チョンダモック」(焼き肉)
芸能人が良く来るという店で,焼き肉屋さんにしてはおしゃれな店でした。私たちの座った席にさっきまで「K」が座っていたと言われ,私以外は凄く残念がっていました(日本のドラマ「H2」の主題歌を歌っている人だそうです)。
但し,焼き肉は感激するほどでなく,普通でした。

「イリネ」<ヘムルタン(海鮮鍋/15000W)>
韓国の知人が連れて行ってくれた店です。
具材で山盛りになっている鍋に無理矢理フタをして,強火の火にかけます。随分待った後,「そろそろ良いでしょう」と許可でたら,まずはナベの底にぎっしり敷き詰められているムール貝を引っ張り出して食べます。これを食べないと上の具がスープに浸らないからです。
具に辛みはないので,いくらでも食べられます。ムール貝が終わったらイカ,エビ,タラ,野菜,うどん…食べ続けます。
でも,メインはこの後です。おばさんに合図をすると残っている具を出してくれます。これにご飯と韓国ノリを入れて,よく混ぜて,又待ちます。
ちりちりと言い出したら,「韓国式おじや」のでき上がりです。日本のように汁気がないので,ぱりぱり状態。それをナベのフタでこそげ落として食べます。ご飯にうまみが全部移って,濃~い味になってます。たくさん作ると味が薄くなるのでお茶碗2杯分を4人で食べるくらいです。最高でした。

ヘムルは漢字で「海物」と書いて海産物の意。タンは鍋料理を表す。同じ鍋料理であるジョンゴルのほうを用いて,ヘムルジョンゴル呼ばれることもある。釜山をはじめとした南部地域ではスジュンジョンゴルと呼ばれることもあるが,これはヘムルのかわりにスジュン(水中)という言葉を当てたものである。具材として使われる海産物は多岐に渡り,スルメイカ,テナガダコ,ワタリガニ,ムール貝などをはじめ,ありとあらゆる魚介が使用される。魚介だけでなく,ダイコン,春菊など といった野菜,豆腐なども入り,鍋料理としては非常に豪華である。味付けにはニンニク,粉唐辛子などの香辛料が使われる。専門店もあるが,魚介料理を出す店や,居酒屋など,多くの飲食店でメニューに並ぶ。特に海岸地域や島嶼部などでは,海産物が豊富なためヘムルタンを出す店は多い。




2005年 4月 3日(日)

朝食(韓国旅行3)


今回は食いしん坊が揃っていたので,朝から気合いが入っています。2回とも朝7時にロビー集合して,出かけました。

「里門ソルロンタン」<ソルロンタン(スープ)/5500W>7:30~21:30
24時間牛肉や牛骨を煮詰めたスープにそうめんが入っているスープです。味付けはあくまでも薄く,テーブルにある塩を足して食べます。そして,カクテキもキムチ食べ放題,卓上にある鋏で自分で適当な大きさに切りながら食べます。
トガニは牛の膝頭を煮たもので,コラーゲンの固まりがごろごろ。これを毎日食べていたら,お肌つるつるになること請け合いです。



(写真上から)
金属のふた物が,キムチ
左のどんぶりが,ソルロンタン
右下の黒い食器&隣の白いゼリーのようなものがトガニ
中央が塩と薬味のネギ
一番下は,ご飯



美味しかったです~あっさりしていて,優しい味で。


「パッテカンネ」<カルビタン(スープ)/7000W>24時間
ヨン様が来るというので有名になった焼き肉屋ですが,焼き肉は駄目らしいです。壁には,訪れた芸能人の写真が貼られていて,ヨン様はもちろん,いしちゃん,安室,かばちゃんの写真もありました。

牛のカルビを煮込んで作ったスープがカルビタン。さっぱりした牛肉スープです。牛のあばら骨の部分の中でも歯ごたえの強い硬い部分が使われることが多いそうですが,長時間煮込まれているのでとても柔らかくなっています。何とも言えない歯ごたえがとても気に入りました。


両店とも,注文すると金属製の茶碗に入ったご飯と一緒に出てきます。別々でも,スープに入れて食べても,美味しくいただけます。とにかく薄味で,塩やキムチで調節するみたいです。メニューに日本語表記があるので,ガイドなしでも何とか注文できると思います。

両店とも朝早いのに随分活気がありました(パッテカンネでは,焼き肉を食べているグループもいたりして)。

この他にも,カルクッス(うどん),ビビンバ,海苔巻きなんかも朝食に良さそうですが,今回はパス(スケジュール表では,3時のおやつに食べることになっていましたが,さすがに却下されました)。




2005年 4月 2日(土)

地下鉄の話(韓国旅行2)

泊まったホテルから,地下鉄の駅までは巨大なモールの中を歩いて20分くらいです。新宿の地下街を歩いているような感じで,独りで歩いてもちっとも怖くありません。

ソウルの地下鉄は,車内での携帯利用はOKみたいで,みんな平気で話してました。車内の雰囲気は,日本と変わりません。

違うと言えば,
 ○おばあさんが,(たぶん)「お金をください」と言いながら,歩いていること。
 ○いきなり,おじさんがボールペンの車内販売を始めること。


ボールペンおじさんは,口上を言った後ボールペンを売りながら車内を一巡りします。売れなくても全然平気!あっさりと次の車両に移っていきます。このおじさんには,1日に2回も会ったのですが,いずれも売れている様子はありません。あれで,生活が成り立っているのでしょうか。ダンボール1箱のボールペン…不思議です。

物乞いは,南大門市場にも大勢いました。車付きの台の先にお金を入れる容器をつけて,腹這いで進んでいる「いざり(差別用語ですね)」の人がいたりして…。こちらも容器にはあまりお金は入っていないんです。不思議です。

そうそう,もう一つ,
つり革につかまって立っていたら,前の青年が席を譲ってくれたんです。びっくりしてしまい,お礼も言えずに呆然としてしまいした。
「席を譲られた」初めての経験です。まさか異国でこういうことになるとは…。さすがお年寄りに優しい国だけあります。それにしても,日本人とわかっていたのかしら??



2005年 3月27日(日)

飛行機にて(韓国旅行1)

ソウル3泊4日の旅を終え無事帰国しました。スケジュールを立てたのが,精力的な人間だったので,超ハードスケジュール。帰国後のみんなの感想は「楽しかったけど疲れた!次は,もっとノンビリしたい」でした。

飛行機は,アシアナ航空です。

<帰りの機内食>


キムチがたっぷり付いているのが,この路線らしいでしょう?半分ふたが開いているのはオレンジジュース,その下がサラダ,デザート。そして,下のパンと一緒にあるチューブはコチジャンです。韓国の人は,これをおかずに加えて食べてました(パンに付けても美味しいそうです)。写っていませんが,もちろん韓国ビールも飲んでます。白いご飯がチャーハン,水がジュースに変わると言うことはありましたが,セットとしては,往復こんな感じです。

美味しかったので,行きは完食。でも,帰りは,朝食を取ったばかりだったので残してしまいました。残念です~。

羽田から,2時間半ほどで「金浦空港」到着。いよいよ,ソウルでの4日間が始まります。



2005年 3月20日(日)

辛いラーメン

ちょっと変わったラーメン「蒙古タンメン」を食べてきました。

一度閉店したこの店を昔の常連客が復活させて大ヒット。板橋本店の他に池袋,新宿,目黒にも支店を展開している。
店名にもなっている蒙古タンメンとは,2種類の味噌に10数種類のスパイスをミックスした伝統のタレと一味唐辛子の辛さが特徴です。ラーメンにかけられたあんかけは大きな豆腐,もやし,キャベツ,ニンジン,ニラ,ニンニク,豚肉が絡んでいる。ジワジワ来る辛味は後半になると汗だくにしてくれる。麺は中太のもっちりしたちぢれの弱い麺。このもちもち感があんかけスープにピッタリと合っている。
味噌タンメン(☆),蒙古タンメン(☆☆),味噌卵麺(☆☆☆),
北極ラーメン(☆☆☆☆),冷やし味噌ラーメン (☆☆☆☆),
冷やし五目蒙古タンメン(☆☆☆),湯麺,冷やしラーメン(辛くない), 
定食(☆)
☆は辛さ,定食(ご飯+麻婆豆腐の小さいセット)

売り物は,”熱さと辛さ”で,”汗&鼻水”覚悟の「蒙古タンメン」です。
慣れた人は,入り口に置いてあるポケットティッシュを持ってから席に着きます。私は,いつも味噌タンメン,これは初心者向けなので熱さはともかく,辛さはたいしたことはありません。

汗をかきながら辛そうに食べている人,諦めて残す人,こういう人を見ながら行列していると,「辛さに」への期待にワクワクします。ジェットコースターに乗る前の「恐さ」への期待感みたいなものです。「辛い」と聞いているけど「本当?」「どれくらい?」}みたいな感じかな。

「な~んだ」と思うか「やっぱり」と思うかは,人それぞれ。
1回食せば良いと思うか,病みつきになるか,これもまた人それぞれです。

チャンスがあったら,是非立ち寄ってみてください。運が良ければ,超辛口の「北極ラーメ」を食べている人を見ることができるかも…(私はまだ未体験)。



2005年 3月19日(土)

花粉症

「花粉の飛ぶ量が非常に多い」とマスコミが騒いでいましたが,症状の出る時期になっても何ともないので,空騒ぎかと思っていいたのです。それが,先週になって「鼻水が出る」,「目が痒い」という症状が出てきて,それからどんどん様態は悪化。つらい日々が始まりました。しかも今年は,ゴールデンウィークまで飛び続けるとか…。悲惨な状況です。

「鼻が駄目でも,口で息すれば良いじゃん?」
それがそうではないんですよね。口だけでは,何か調子が悪いんです。

日本人の大半は無意識に口呼吸をしている。意識して鼻呼吸に直すだけで免疫力があがるといわれている。

「鼻呼吸」
○吸い込んだ空気の除塵をしてくれる 
私たちが,吸い込む空気には,さまざまな病原菌が含まれていますが,病原菌の50~80%は鼻の粘膜に吸着され,処理されます。
○吸い込んだ空気の加湿をしてくれる 
鼻呼吸の場合は,冷たくて乾いた空気でも,鼻腔で暖められ,湿度を含んだ状態で,のどまで到達します。加湿が不十分だと肺胞の粘膜になじみにくく酸素がスムーズに吸収されません。
○病原菌の繁殖を抑える 
吐く息も,鼻腔を通ることで,鼻腔を適度に乾燥させ,カゼのウイルスなどの病原菌の繁殖を抑える効果を発揮します。

「口呼吸」
・病原菌が白血球の中に入り込み,全身に運ばれてしまう 
・口から吸引した空気は,そのままのどまで行ってしまい,のどの粘膜が,さまざまな病原菌に無防備におかされることになります。そしてこうした病原菌が白血球の中に入り込み,全身に運ばれてしまいます。
・のどを乾燥させ,加湿不十分な空気が肺に入る 
のどには,温度,湿度の調節機能がないので,ほぼ吸い込んだときと同じ状態の空気がのどを直撃し,のどを乾かしたり,冷やしたりして,リンパ組織に損傷を与えます。
・鼻腔や副鼻腔に細菌やウイルスが増殖しやすくなる
空気が鼻腔を通らないと,汚れがたまり,常にじめじめした状態になるため

なるほど,口だけで呼吸していると調子が悪くなるのには,ちゃんと理由があるわけです。まあ,理屈が分かったところで,鼻が通じていない以上,口で息するしかないんですけど…。

息苦しさや目の痒みと戦う日々は,まだ始まったばかりです。




2005年 3月16日(水)

韓国旅行

来週,韓国に行くことになった。

酒の席で出た話が実現してしまい,一人部屋が割高とわかった同居人が,私に話を持ってきたのである。韓国へは友人と行こうと思っていたので,いまいち乗り気にはなれなかったが,一緒に行く知人から何度も誘われ,ついに重い腰を上げることにした。

3泊4日だが,最初と最後は移動日なので,中の2日が観光になる。「冬ソナ」とか「エステ」に興味があれば,2日では足りないとなるのだろうが,そっちに興味のない私には十分な日数である。眼鏡が安いというので作ろうか。よれよれの財布を買い換えようか。せいぜいそんな感じである。
何も韓国に行かなくとも,できるだろうといわれそうなことばかりであるが,旅先では,このケチな私でも財布の紐がゆるんで,買い物が楽しくなるのである。おまけに,韓国では1万円が10万ウォン,大金持ちになった気分を味わえそうではないか。

「旅の楽しみはプランニングにある」と考えている私だが,今回はその楽しみは放棄した。親しい友人や息子達と違って,調整が難しそうだからである。他のメンバーが,固めてつつあるプランに大人しく乗るつもりである。

私が,主張するのは22時就寝だけである(何と「夜明かしで飲む」-というプランが盛り込まれている)。



2005年 3月13日(日)

ランチバイキング

きょうは,いつものメンバーでランチバイキングへ行ってきました。

通常価格2,000円が,クーポン使って1,700円。時間制限無し&銀座で,このお値段は二重丸です。残念ながら,アルコールは別料金です。

カレー,ちらし寿司,冷たいうどん,ドリア,スープ
鶏肉ソテー,豚肉,鮭の蒸し物,揚げ豆腐,フライドポテト,パスタ2種,ピザ,春雨サラダ,紫玉ねぎサラダ他
デザート,フルーツ
ソフトドリンク

この集まりの後は,お腹が空かないのが難点。満腹だと夕飯作りのへの意欲がおきないので困ります。
幸い同居人は本日留守。息子には一方的に手抜き宣言をして,自分は夕飯抜きにしようかとも思ってます。

おそるおそる乗った体重計の数字は,明らかに増えていました…o( _ _ )o



2005年 3月12日(土)

残飯整理?

新聞家庭欄に週1で有名人が料理記事を書いています。今回のレシピは「パンサラダ」

材料
フランスパン,コッペパン,バターロールなど固くなったパン
アーモンド,クルミ,ヒマワリの種,カシューナッツ,松の実
ソーセージ,生ハム,サラミ
ベビーリーフ,アンチョビ,カクテルオニオン,セルフィーユ

「得意料理は何ですか」
「冷蔵庫の余り物で作る,残飯整理です。いわゆるリサイクル料理ですよ」

彼女は更に,「有り合わせの食材で思いがけず美味しい物ができた時は,何か大発見をしたような気がする」とも書いてありました。

ギター侍じゃないけれど,
「いうじゃない~我が家の残り物に生ハムやベビーリーフはありませんからっ!」

固くなったパンが入っているだけで,「残飯整理」なんて言わないでほしいと思いません?どう考えても,パン以外は大きなスーパーに行かないと売っていない物ばかりだと思うんですけど。
そもそも,パンは冷凍すれば固くなんかならないし…。

家庭欄の記事にこんな突っ込みを入れている私。
ちょっと意地悪な気分は,疲れている証拠ですかねぇ。




2005年 3月 6日(日)

辞め時

先輩のTさんが,3月いっぱいで辞めることになりました。あと3年で定年なのに,勿体ない話です。通勤時間が増えたことや介護が始まったことも理由ですが,何と言っても人間関係に疲れたことが一番の理由だそうです。

自分より年下の女性&完璧主義者の上司というやりにくい環境で,ずっと頑張ってきました。「慣れたわよ」と笑っていたTさんですが,やっぱりストレスはたまっていたようです。

今回の引っ越しを機に色々な資料を統括管理することになり,古くからいる人間にその仕事が回ってきました。当然,ベテランのTさんにもその分担がきました。それだって大事な仕事なのですから,気兼ねすることはないのですが,Tさんはそれをやり出すと不機嫌になる上司の顔色を見ながら,資料整理をしていたそうです。

そんなある日,「自分の担当業務を後回しにして,何故そんなことをやっているの?」とついに上司は口に出してクレームをつけてきたそうです。この一言で,「自分はもうこの人とはやっていけない」と思ってしまったそうです。

たぶんこの「一言」で切れたのではなく,溢れそうになっていた容器に最後の1滴が注がれてしまったということでしょうね。それからは,もう何も我慢が出来なくなって,すぐに辞職願いを出したそうです(引っ越しと仕事のキリをつけるため3月辞職ではありましたが)。

彼女は結婚はしていますが,子供はいないし,長い間続けてきた趣味もある。経済的に心配がなく,おまけに生き甲斐があるなら,嫌な職場で働くことはありません。辞め時です。

「借金があって,子供もいる上に,ずっと続けたい趣味はない」なんていう私には,続けるという選択肢しかないような気がします。1時間半かかろうが,肩身が狭かろうが,このまま頑張るしかありません。

私には,「辞め時」は訪れて来ないような気がします。



2005年 3月 5日(土)

車内の風景

きのうは雪のためダイヤが乱れていたので,珍しく車内が混んでいました。つり革につかまっている私の前は,固く手を握り合って座っているカップルです。もちろん私は,「座ってまで,手握ってるのか!」と心の中で突っ込みましたよ。

そんな二人の前で,本の続きを読み出した私でしたが,ふと違和感を感じました。どうも,目の前のカップルの様子がおかしいのです。

女性が,「あなたはいつもそうよね,どうして?」,「ちゃんと言えばよいのに」なんて言ってます。一方男性は,「いや~」とか「そんなことない」と答えてます。あくまでも静かに,そして手は握り合ったままです。

こうなると小説どころではありません。私は思わず聞き耳をたてました。

そして,切れ切れながらわかったことは,「彼に借金がある」こと,「会社での人間関係がうまくかずカウンセリングを受けている」「何度もやり直すと言ったのに果たされていない」等々。
そして,それを心配している彼女が(何故か電車の中で),「このままではいけない」,「このままでは別れるしかない」,と切々と訴えています。

まるでドラマのような設定です。まさか,セリフの練習をしているわけではないですよね(地味な二人で,俳優らしくはなかったけど)。

もっともっと聞いていたかったのに,降りる駅が来てしまいました。あ~,また結末の分からないドラマです。それにしても,周囲の人が知らんぷりなのが,不思議でした。隣に座っているおばさんは,居眠りしているし…。

それとも,あれは狸寝入りだったのかしら?



2005年 2月26日(土)

ランチ(2)

新宿の「中村屋」でインドカリー,ランチにしてはちょっと贅沢な1,365円です。

昭和2年喫茶部開設にあたって発売されたのが,ボルシチと,この純インド式カリー。この料理はインド独立運動の志士ラス・ビハリ・ボースから教わったものでした。
中村屋では,ボースが当時使っていた”カリー”という言葉をそのまま用い,カレーのことを"カリー"と言っています。

大方の人はカレーを頼みますが,ここには,カキフライなどの洋食や中華もあります。私もカレー以外では「イーフー麺<伊府麺>」(特製の幅広中華卵麺)が,大好きです。さっぱり塩味の汁そばで,鶏スープが効いていてとっても美味しいです。ただ,具も少ないシンプル麺なのに1,050円,ちょっと割高感があって私の中ではちょっと贅沢な一品です(カレーだって安くはないけど,満腹感が違うので…)。

独りの時は,隅の席から店内を眺めています。きのうの店と違い,ここでは客を無用に待たせません。お昼時は,大体行列が出来ているのですが,それをマネージャー(中年のおじさんと女性)がうまくさばきます。入り口付近でフロアをチェックして,席ができ次第客を誘導し,フロア係にバトンタッチ。席に着くとすぐにメニューは出されます。フロア係は大勢いるのですが,どういう仕掛けか滞らずみな動いています。見ていて,ちっとも飽きません。

この差が,値段の差なんですかね。



2005年 2月25日(金)

ランチ(1)

バイトに励んでいる息子の勧めで「さくら水産」という店に行ってきました。夜は,居酒屋になるチェーン店です。

「みそ汁,ごはん,海苔,生卵,新香,ふりかけ」食べ放題で¥500。
息子はここで,ご飯3杯,みそ汁2杯,卵3個を平らげたそうです。

席に着くと,いきなりご飯とみそ汁が出てきます。それから,食券を持って行くんです。これにって変わってますよね。おかずが来る前に,卵で一杯ってこと?なんて思っちゃいました。とりあえず私はおかずを待ちましたけど。

ぼっーと店内を見渡していると,「お代わりはどうなってるの」「セットを先に出しなさい」「食券を置いていかないとわからなくなる」とかいう声が聞こえてきました。厨房の辺りで,チーフらしきおばさんが随分怒っています。

そういえば,あちこちから「お代わりまだ?」とか「食券お願い」とかいう声が聞こえてきます。人数は十分いるのに,不思議です。チーフがイライラするのもわかるような気がします。でも,どうしてチーフの注意をみんな無視しているんでしょうかねぇ。チーフに人望がないのかしら…な~んて,考えているうちに私のおかずが運ばれてきました。

おかずの量は少な目ですが,海苔や卵があるので十分補えます。せっかくですから,私も卵かけご飯やふりかけご飯を試してみました(1杯のご飯で)。

それにしても,この時間帯でこういう混乱があるとすると,お昼時はどんな修羅場になるんでしょうね。今度は,ピーク時に行ってみようかしら。



2005年 2月20日(日)

富豪刑事

「何それ」と言われそうですが,2005年冬クールドラマの一つです。

「富豪刑事」テレビ朝日系木曜ドラマ 21.00-21.54
原作・筒井康隆 主題歌・及川光博「愛のメモリー」

深田恭子がブっとんだブルジョワ刑事に。
バリバリ男社会の刑事課の中,赴任してきた新人女刑事。
セレブリティならではの独特な感性で事件解決に乗り出す。

深田恭子,西岡徳馬,山下真司,升毅,相島一之,寺島進,鈴木一真,載寧龍二,野波麻帆,筒井康隆,夏八木勲,市毛良枝

原作では,主人公は男性ですが,ドラマでは女性になっています。その神戸美和子を深田恭子がキャラを生かして面白く演じています(毎回,変わったファッションで登場してます)。

祖父(夏八木勲)がとっても良いんです(原作では父親)。
かつて悪のかぎりを尽くして大富豪になった祖父。彼は,刑事になった孫が正義のために金を使うことに大きな喜びを感じています。いくらかでも罪ほろぼしをしたいと考えているからです。かつての大悪党も,いまや涙もろい老人で,富豪刑事が事件解決のためウン億円単位の金を使うと,感動のあまり,号泣するのです。

捜査会議で,みんなの冷たい視線を物ともせず「ちょっとよろしいですか」とお上品に発言する恭子。「1億くらいならいつでも用意できますわ」とか「ホテルを借り切ればよろしいでしょう」とか言って,祖父のお金を使うのですが,これが意外と儲かったりして。
「また金が増えてしまった!」と嘆く祖父。その濃~い演技たまりません。

犯人役はもちろん,祖父のツテで捜査の手助けをする一流の各界人(銀行家,ホテルマン,大学教授)を演じる役者も個性派俳優揃いで……。出番が少ないのが勿体ないくらい。

お気楽さと景気の良いストーリーは「優しい時間」とはまた別な意味で,疲れている私の「癒し」となっています。



2005年 2月19日(土)

コンビニの新人

先日,出勤したらいつもより一人多い。「研修かぁ」と思いながら支度をしていると,「初めてですよね」と言って,爽やかに挨拶してきた青年がいます。「Mといいます。どうぞよろしく!」こちらの目を見ながらのきちんとした挨拶でした。

「今度の新人は凄いですよ」
「あそこまで,できる人はちょっといない」
「Aさん以外はできないあの装置の洗浄もできるんですよ」
「あんな風にできたらカッコ良い」と,Ⅰ君ベタ褒めです。

アイドル以外の話題でこんなに熱くなっているⅠ君を見るのは初めてです。1晩中,出来るところを見せつけられて圧倒されたんですね。前いた店で週6日もシフトに入っていたので,ここまでなったとか。オーナーがシフトを無理矢理変更してまで,取りたがっていた訳がやっとわかりました。

うちのコンビニは,ベテランのAさんが全部やっちゃうので,他の人は覚える必要がありません。そもそもAさんには,他の人に教える気なんか毛頭ないんです。教える気はないけど,出来ない人は嫌いというAさん。なので,この人と組むのは難しく,合わなくて辞めた人が結構いるんです(私も最初怖かった!)。

さて,Mさんは昼間勤めているので,コンビニは週2日だけ。組みたがっていたⅠ君は残念ながら曜日が合いません。結果,Mくんは2日ともAさんと組むことになったのです。

この出来る人同士のシフト,果たして吉と出るか凶と出るか。野次馬としては,ちょっと楽しみです。




2005年 2月13日(日)

バレンタインデー

銀座に出たついでに,デパ地下をちょっと覗いたら凄い混雑。うっかりしていましたが,14日はバレンタインです。

せっかく通りがかったのだから,一つ買ってみようかと売り場を一巡りしてみました。ショーケースの前はどこも人だかりがしていて,商品が見えません。もっとも,覗いたところで形が丸か四角とわかるだけで,味の方は想像するしかないのですが。
多くの店に,試食用のチョコが置いてあるので,それを食べてみれば良し悪しが分かるのですが,例によって夕食前のこの時間にチョコは厳禁です。

仕方ないのでいつもの「ゴディバ」にするかと思い,行ってみると凄い行列です。諦めようかと思った時,猫の絵が目に入りました。「デメル」です。

友人と原宿のデメル本店に入ったことがあります。ちょっと薄暗い店のショーケースに高そうなチョコが並んでいました。その中に猫の舌の形をした板チョコがあって(アイスクリームのスプーンのような形です),確か友人が美味しいと言っていた記憶があります。それを信じて,今回はこれを買うことに決めました(25枚入り1,750円)。明日,勤務先に持って行き,頑張っている人たちに配るつもりです。これは,義理ではなく,感謝で~す。

それにしても,義理チョコは下火になったと聞いていましたが,あの混雑ぶりはたいしたものです。デメルでも,一人で30個も買っている人がいて…支払いは5万以上。30人も本命がいるはずがないから,義理ですよね。

おまけ:チョコレートランキング



2005年 2月12日(土)

優しい時間
「優しい時間」(倉本聡 脚本) 22:00~ フジテレビ
寺尾聰,大竹しのぶ,二宮和也,長澤まさみ,麿赤兒,余貴美子

北海道・富良野を舞台にし,父と子の絆の再生を描く。
主人公・勇吉(寺尾聡)が営む喫茶店「森の時計」には毎回様々なゲストが訪れる。この喫茶店は撮影のために建てられたもので,倉本氏自ら設計。撮影終了後は実際の喫茶店として営業される予定。

ゲスト:時任三郎・手塚理美,田畑智子,佐々木蔵之介,布施博,小日向文世,小野武彦・木村多江・梶原善,北島三郎ほか

今季ドラマ中で一番のお気に入りです。

まずは,舞台となっている「森の時間」という喫茶店が素敵!
カウンターの向こうに大きな窓があります。始まった頃は,窓一面紅葉で,落ち葉がはらはらと舞っていました。そして,今は真っ白な雪景色に変わっています。この店では,コーヒー豆を客自身が挽くことができます。大きな窓に広がる景色を見ながら,客はゆっくりとコーヒー豆を挽きます。素敵なアイディアですよね。

そして,息子役の二宮君の切ない表情がとても素敵です。お父さんに許してもらえないのに,我慢して遠くから見ているだけ。母を死なせてしまった息子と妻を忘れられない父とが,これからどう心をかよわせていくのか。
あと3回の放送で,間に合うのかしらと心配になるほど,ゆっくりと話が進んでいます。もしかして,今回は許されないまま終わって「続く!」となったりして。

そうそう,ゲスト予定者に北島三郎がいます。いったいどんな役で出てくるんでしょうね。楽しみなような,不安なような…。

とにかく,毎週楽しみにしているドラマです。




2005年 2月11日(金)

久しぶりの…

きのうは,久しぶりの一人晩酌でした。

ここのところ,息子は春休みで家にいるし,同居人も飲みに行かないので,一人晩酌とすっかりご無沙汰でした。料理するのは嫌いではありませんが,慣れない通勤で少々疲れ気味。たまには,何も作らない日が欲しくなります。

いつもなら,張り切ってつまみを作るのですが,きのうは駅前の総菜屋さんで「ごま和え・ふきの煮物」を買い,家にあった鶏肉を焼いただけの簡単メニュー。

そして,たまっているビデオから,まずは「相棒」をセット。
今夜は,ゆっくりするぞ!

「なのに,なのに…」 ビデオをたった1本見ただけで,睡魔が襲ってきました。

幸せな時間は,たった1時間で終わりました (-。-z z z z z ・・・



2005年 2月 6日

生活スタイル

先日,「何か送ろうか」という私に,息子が「いらない」と答えてきました。たまに送られて来る贅沢品は,清貧を目指している彼の生活ペースを狂わすというのです。贅沢品といっても,いただき物のお菓子とかハムや野菜なんですけどね。とりあえず,彼の考えを尊重して今後差し入れは「ヤメ」ということに決めました。

昔,PTAの付き合いでビーチバレー大会に参加した時のことです。試合が終わって,反省会のようなものがあり菓子やコーヒーが出てきました。時間は午後5時過ぎ,4時を過ぎると飲み食いしない習慣の私は,勧められたコーヒーも菓子も断り続けました。

後から,友人に「ああいう時は,もらうものよ」と忠告されました。あまり親しくない集団の中で,「いらない」を連発するのは,感じが悪いというのです。こういう付き合いに慣れていなかった私は,「そんなものか」と驚いた覚えがあります。

朝,オーナーがくれる菓子パンや大福。
主人の実家で,昼食前に出される甘い物。
夕方,買い物に寄った店で出されるお茶。

「食事前には甘い物は食べません」とか,「晩酌を美味しくするために夕方は飲み食いを控えてます」とか,人は知るよしもありません。あくまでも良かれと思ってしてくれることです。

自分の生活スタイルを大切にするか,人間関係を大事にするか,難しい選択です。



2005年 2月 5日

電車通勤

事務所の引っ越しで,これまで車で30分だった通勤時間が,電車で1時間半となりました。

長時間の通勤を無理なく続けるために,乗り換えを少なく,座れるような方法を選びました。ローカル電車なので,運転間隔がややあいています。よく考えて動かないと寒風の中,10分以上もホームで待つという辛い目にあいます。

インターネットや時刻表を駆使して,乗り換え時間3分という方法を見つけました。果たしてこれが可能なのか。
同居人の「楽勝でしょうという」を言う言葉を信じて,チャレンジすることにしました。

初日,改札口に向かう人の中に小走りの人がいます。「?」と思いながらも,一応私も急ぐことにしました。慣れない私は,急いでいるのに抜かれていきます。何と,階段の途中で発車のベルが聞こえてきました。これはいかんと思い,そこから更にスピードアップ。
乗りこんだ途端,ドアは閉まりました。しばらく息切れがして大変。いやはや,明らかに運動不足です。

2日目はこれに懲り,階段の位置を考え,最初から急ぐことに。おかげで,息が切れるまでは,急がずに済みました。でも,油断すると乗り遅れるのは,明らかです。歳を考えて,1本待つ方法をとるべきかどうか,目下考慮中です。

更なる問題は,出発時間。
朝は決まった時間に出られるのですが,帰りは中々時間通りに出られません。きのうは,出るのがちょっと遅れたので,駅まで走る結果に。
それなのにタッチの差で乗り遅れたんです。走った後なので,寒くはありませんでしたが,息を切らしながら10分待つことになりました。

こんな毎日を送っていると,「もしかして痩せるかも…」という淡い期待が,生まれてきます。



2005年 1月31日

不機嫌なジーン

恋愛ドラマにしては,動物の話が良く出てくるし,そこに力を注いでいるように思えます。

テントウムシは上へしか動けない。葉っぱの上の方へ移動して,てっぺんまで行くと空に飛び立つ。だから,シーソーのようなものに乗せるとず~っと飛び立てなくなってしまう。そんな習性から,「天道虫」っていう名前が付いたからがついたそうです。

へ~って思いません?



2005年 1月30日

荷物,運び終わりました

新しい仕事先までの通勤定期を買いました。定期を買うのは,何十年ぶりでしょうか。

それにしても,7万円(6ヶ月)は,凄い額(実はもう1系統買うので総額は10万を超えます)

なくしたら,しばらく立ち直れないだろうなぁ。

それに,忘れるのも悲しい。コートやカバンを変えると定期って忘れるんですよね。

「忘れない・落とさない」 これが当面の標語です。



2005年 1月25日

インターネットが…

ついにインターネットが使えなくなりました。こうなると,誰もが引っ越しに本腰を入れるしかありません。廊下は両側ともダンボールの山で,下手すると遭難しそうです。

私の担当部署は働き者が多いので,荷造りはほぼ終了。明日,パソコンを梱包してしまえば,もうやることがなくなりそうです。

搬出は,金曜日。少し段取りが早すぎたかな?



2005年 1月24日

コンビニにて

事務所の注意書きに,最近追加されたことがあります。

Mさんへの対処法
最近,弁当を買って一口食べてから,口に合わないとか,虫が入っていたとか言って,返金を要求するMさんという人がいます。
(風体の説明)
この人に対しては,すぐに対応しないで店長からお返事しますと回答してください。この人だけで,数千円の返金が生じています。

きのうも臨時出勤しました。雨の前回と違って,今回はサッカー少年の出入りが多く,大変でした。何しろ1度に10人くらい来て,ポテトやソフトを頼むのでレジと厨房を行ったり来たりの大忙しです。そして,帰った後は,店内の清掃,掃き集めると砂と泥が山盛りになります。

3度目くらいのピークの時,お客らしきおばさんが,外が泥だらけよと言ってきました。その時は,レジが大変だったので「後で掃除します」と答えておきました。

一息ついて,ふと気が付くとイートインの辺りを,サッカー少年が掃除しています。行ってみると,さっきの人が,「スポーツをやるからには,精神も大事よ!」と言って指図しています。彼らは文句も言わずに素直に掃除をしていました。そして,掃除が終わると,さっさと(それまではおしゃべりしてから帰っていたのに)静かに帰って行きました(あくまでも大人しく)

おばさん曰く,「××中学だって,汚されたって学校に電話したら良いわよ!」「モップを貸して,掃いただけじゃきたないから」「ランドリー回している間,閑だから気にしないで」…。
驚いて見ている私に,相棒のⅠさんが,「あれが張り紙のMさんよ」と教えてくれました。彼女は,甲状腺の分泌が少ない病気(私と反対)のため肥満気味で,なおかつ精神状態が不安定なんだそうです。

このMさんがどんな形で,少年達を注意して,その子達がどう受け止めたのか,現場を見ていなかったのでわかりません。
昔ながらの怖い大人をやっていたなら拍手ものなんですけど…。

張り紙のMさんときょうのMさんとのギャップは埋められないまま,彼女はいつのまにか姿を消していました。




2005年 1月23日

新番組

冬の新番組が出そろいました。

2005年冬クールドラマ一覧

タイトル 放送日 視聴率
月 19:00 ハチロー 母の詩・父の詩  1/24 ?
  21:00 不機嫌なジーン  1/17 18.2%
火 21:00 救命病棟24時 1/11 21.40%
  22:00 みんな昔は子供だった 1/18 11.55%
水 22:00 87% 私の5年生存率  1/19 14.4%
木 21:00 富豪刑事  1/20 16.2%
  22:00 優しい時間  1/20 18.3%
  22:00 H2 君といた日々 1/20 13.0%
金 深夜 特命係長 只野仁  12.6
土 21:00 ごくせん  1/22 26.5%
日 21:00 Mの悲劇  1/16 14.0%
  20:00 義経   1/16 24.25%

太字は,見ようと思っている番組です。

金曜深夜枠「特命係長 只野仁」は,興味を持ってSPを見たのですが,期待はずれ。この枠なので,少々のお色気は仕方ありませんが,主役の高橋克美や永井大までが脱ぐのは,どうもね。

録画してないのですが「ごくせん」「義経」が評判が良いようですね。「義経」を見ないのは,「新選組」より評判が良いのが,しゃくだからです。「新選組」に比べて重厚な作りとか,顔ぶれが良いとか書かれてるとムッとします。何も,私が対抗心を持つこともないんですけどね。



2005年 1月22日

家の電話

家の電話にかかってくるのは,ほとんどがセールスの電話です。もう,家電話は出まいと思っているのですが,つい出てしまいます。

「1ルームマンションのご案内です」
「洗濯槽の清掃はおかがですか,キャンペーン中です」
「お墓は?」
「エステはいかがですか」

やっぱりセールスでした。「結構です」と言ってあっさり諦めてくれる人もいれば,切れ目無く話して,こちらの拒絶するチャンスを与えまいとする人も結構います。

こういう人へは,プチンと切る しかありません。

側にいた息子に「感じ悪すぎる」と言われたことがあります。向こうも仕事なんだから,プチンと切るのは酷いというのです。ちょっと,ショックでした。隣で聞いていると,感じの悪いものなんでしょうね。

でも,あの立て板に水の営業マンの電話をどうやったら,ストップにできるんでしょうか。うまい方法は,思いつきません。

感じ悪いおばさんにならないためには,家の電話を取らないようするしかありません。



2005年 1月20日

壬生義士伝


「壬生義士伝」上・下 浅田次郎 文藝春秋

良かったです……。

映画とは構成はまったく違っていました。それに,もっともっと壮大な話です。その中から一部分を切り取ったのが,映画というわけです。わかりにくいところがあるのも仕方ありません。

小説で,これほど泣けるとは(涙腺が弱ってるからかもしれませんが)。
最後にある大野が吉村の息子のために書いた推薦状,漢文の手紙にだって,熱いものがこみ上げてきてしまう。そんな小説です。

是非,映画を見て,更に,この小説を読んでもらいたいと切に願います。



2005年 1月19日

笑う角には福来たる

1月4日(火)21:00~23:45 TBS
 「笑いの祭典!!ザ・ドリームマッチ05」

頼まれて録画したのに,息子はリアルタイムで見ちゃったようです。せっかくですから私も見ることにしました。

宮迫博之,天野ひろゆき
山口智充,上田晋也
田村亮,ゴリ
田中直樹,三村マサカズ
田村淳,出川哲朗
大竹一樹,蛍原徹
ウド鈴木,川田広樹
有田哲平,遠藤章造

お笑い芸人7組+2人,総勢16人をシャッフルし,新たに組んだコンビでネタをやるという企画です。「ガキの使い」の新年会や忘年会でやっていた企画を発展させたもののようです。シャッフルされる芸人はさまぁーず,雨上がり決死隊,ココリコ,くりぃむしちゅー,キャイーン,ガレッジセール,ロンドンブーツ,そして山口と出川哲郎。

え~?という顔合わせもありましたが,意外と,どのコンビも面白かったです。ダウンタウンにぼろくそに言われていた出川組ですら,うまく笑わせていました。

漫才は,天野組だけ。あとはみんなコントです。漫才として完成させるのは,時間不足だったのでしょう。
私が気に入ったのは,ウド・川田コンビ。このコンビも,不安を感じている人が多かったのですが,ボケ同士の組み合わせって,良いもんですね。ほのぼのとしたコントになってました。

山口・上田組は,面白かったのですが,山口の芸達者ぶりが目立ちすぎたのが残念。コンビとしての面白さが発揮されていませんでした(練習不足だったようですけど)。もっとも,相棒が出ていないDonDokoDon,山口はピン芸人向きなのかもしれません。

優勝は,田中・三村。
田中の作品です。三村の突っ込みを上手に生かしたネタでした。完成度が高かったように思います。これは,この1回限りではもったいないネタでした。

審査の方法は不透明で,来年もやるなら審査員を何とかしろ~とネットでは突っ込まれていました。志村は良いとしても,朝丘雪路に小川直也では,確かにちょっとねという感じです。それなら,無理して勝負をつけなくても良かったような気もします。

しかし!面白いお笑い番組でした。二重丸です!




2005年 1月17日~18日

引っ越しで~す

アルバイトの子が頑張っているので,私が疲れるのも変ですが,何故か疲れています。本番まで10日です。



2005年 1月16日

コンビニ臨時出勤

コンビニで働きだしてから,もうすぐ3年になります。この間,人の出入りが随分ありました。大方はきちんと段取りを踏んで辞めていくのですが,中にはちょっと問題のある辞め方もあります。

本人から電話で,「行けなくなりました」これは序の口。友人や彼から「辞めると言ってます」というのもあるそうです。それでも連絡があるのはマシ。
辞めそうだという気配すら感じさせないで,突然来なくなるっていのが一番厄介なケースだそうです。

面接の時は,「長く勤めます」「どのシフトでも入ります」と言いながら,研修期間に辞める子,3か月未満で辞めるというのも結構います。研修期間がやっと終わってやれやれと言う頃に,辞められるのは雇用者としては気落ちするものらしいです。

まあ,中にはシフトの相棒と合わなくてノイローゼ気味となり,辞めた子もいます。この場合は,辞めた子に同情が集まって,対応しなかったオーナーが非難されていましたっけ。22時から6時までずっと二人でいるわけですから,相性が悪いと結構,悲惨なことです。

で,今回の臨時出勤は,こういう子のせいなんです。何でも,代理人から「田舎に帰っちゃいました」という電話があり,シフトに穴があいたため私にお鉢が回ってきました。実は,引っ越し疲れで,この土日は休養日と考えていたのですが,頼まれると嫌といえない私。働いてきました。

さすがに立っていて背中が痛くなる少々辛い5時間でした。あ~,背中のツボに誰か指圧して~と叫んでいる私です。



2005年 1月15日

夏目家の食卓
水曜プレミア 新春ドラマ特別企画「夏目家の食卓」
2005年1月5日 21:00~ TBS
原作:夏目鏡子『漱石の思い出』(文春文庫刊)
   半藤末利子『夏目家の糠みそ』(PHP 研究所刊)
演出:久世光彦
宮沢りえ,本木雅弘,岸部一徳,勝村政信,すまけい,岸田今日子,樹木希林

二つの小説ー夏目漱石の孫,半藤末利子が執筆したエッセイ『夏目家の糠みそ』,そして悪妻として有名だった妻・鏡子がその視点から綴った『漱石の思い出』を題材に夏目家とそこに集る滑稽で愛すべき人々が繰り広げる日常をドラマ化。近代文学の風変わりな傑作『吾輩は猫である』が生まれた原点がここにある。そして,漱石の妻・鏡子は悪妻だったのか?という疑問への一つの答えが示される。

思いの外面白かったです。

夏目漱石がずっと精神を病んでいたことや胃潰瘍で亡くなったというあたりが「へ~っ」という感じ。英国留学で精神衰弱になったことは知っていましたが,その後もずっと精神を病んだままだとは知りませんでした。おまけに,胃潰瘍,痔,糖尿病でもあったなんて。
人一倍食いしん坊だった漱石にとって,胃潰瘍による食事制限がは辛いことだったようです。ドラマの中でも,漱石が誘惑に負けて台所で盗み食いするシーンありました。本木が台所で立ったまま卵かけご飯を何杯もかっ込み,突然倒れるシーンは,壮絶なものでした。

漱石の妻は悪妻で有名だそうですが,このドラマでは漱石の病気に振り回される妻という印象でした。もっとも,その妻の書いたものが元になっているんだから当たり前かもしれませんが。
ドラマでは扱われませんでしたが,妻・鏡子は慣れない環境のためヒステリー症が激しくなり井淵川に投身自殺を図ったことがあるそうです。とにかく,夏目家は色々と大変だった訳です。

漱石の家には,書生から,教養人,愛読者らしき婦人が集まって,しかも昼に夜にどんちゃんさわぎをしているように描かれています。その胡散臭い連中が,豊原功補の芥川龍之介,樹木希林の穴太(あのう)夫人,勝村政信の寒月,岸部一徳の迷亭達。特に大好きな岸部一徳の怪しさ最高でした。そして,樹木希林演じる穴太夫人,最後まで謎の存在でした。

真面目なような冗談のような,何処までが真実なのか掴みきれない。不思議なドラマでした。これが,「久世ワールド」というものなのかな?



2005年 1月12日

差し入れ

たくさん蜜柑をもらったので,コンビニの相棒に差し入れしました。何しろコンビニ弁当だけで生きている若者,たまにはビタミンを補給した方が良いと考えたのです。息子と同世代の男の子には,つい優しくしたくなるんですよ。

「蜜柑なんて8年ぶり~かなっ」
「8年ぶりっ? 実家から送って来ないの?」  「拒否してますから」
「え~っ,何で?」  「いや~,恥ずかしいっす」

アイドルおたくの彼の部屋はけっこう凄いらしく,宅急便の人が明らかにぎょっとするので,それが恥ずかしいというのです。そこで,宅配お断り!つまり家からの差し入れも拒否しているとのことでした。

「そんなに凄いの?」  「一度見に来ますか?」
「えっ。良いんですか?」  「分かっている人は良いんです」

事情を知っている人には,是非見て欲しいという気持ちがあるようです。

行きたい気もするけど…。四方がすべてアイドルの写真やカレンダー。
写真は,オリジナルはすべてしまっていて,貼ってあるのはカラーコピーなんだそうです。

う~ん。禁断の部屋,見たいなぁ!

だけど,そのアイドルのことを良く知らないし,写真集にどう反応して良いか…。友好関係を維持するには,行かない方が得策かもしれません。

でも………。



2005年 1月11日

鏡開き

きょうは鏡開きです。

お供えしていた鏡餅を木槌で叩き割る「鏡開き」はもともと武士の風習でした。男性は具足(鎧や兜のこと)にお供えした「具足餅」を女性は鏡台に供えた「鏡餅」をそれぞれ雑煮にして食べたことがこの行事のはじまりです。しかし,武家社会では「切る」という言葉を嫌いこのとき刃物は使いませんでした。それで,叩いて割るのですが,おめでたいときに「割る」というのも縁起が悪いため「運を開く」にかけて「鏡開き」と呼ぶようになりました。

少し前まで,カビが生えたり,ひびが割れて固くなったりして,食べるのが大変でした。
母は「水餅」にしてましたね。「水餅」とは,その通り餅を水に漬けたものです。鏡餅だけでなく普通の餅もカビが生えるとこうしていました。食べる時は,カビの部分を取り除きます。水に浸かっているので,カビの部分が除きやすくなっています。でも,いくらカビを取っても食べればカビ臭かった。「お餅のカビは,大丈夫だから」と母は言い訳してましたけどね。

2~3年前からシングルパック入り鏡餅にしたので,鏡餅に関しては問題なくなりました。ただ切り餅は,お米屋さんが暮れに売り出す餅以外は,どうも食べる気がしなくて毎年のし餅を購入しています。しかし,息子達があまり食べなくなった最近は売れ行きが悪く,大量に残ってしまいます。今後は大幅削減の必要があるかもしれません。

鏡開き=お汁粉と思っていましたが,お雑煮でも良いんですね。何となく,お汁粉のイメージが強いのは,講道館の鏡開きの影響かな。ニュースで,巨大な鏡餅を使った汁粉をすすっている映像を何度も見た覚えがあります。成人式の一暴れのニュースとともにお正月らしい記事なんですが,最近はこの映像を見ていないような気がするのは,どうしてかな?




2005年 1月10日

早起き

産経新聞(1月9日朝刊)「朝を変えよう/早起きのすすめ」

早寝早起きは健康にいい。それは本来,人間の身体が持っているリズムだからだ。「朝は5時起床が理想的」……
体内リズムに大きくかかわっている自律神経には,交感神経と副交感神経に分かれ,この二つの拮抗作用で心身のバランスが保たれている。
一般的に,交感神経が活発に働くのは朝5時から夜9時ぐらいまで。副交感神経は逆に夜10時から朝5時までの就寝時に活動し,昼間に活発な交感神経を休める働きをしている。……
「5時は二つの神経の力関係が逆転し,切り替わる時間」この時間に起きて活動した方が自律神経に切り替えがスズーズに行われるという。

これを読むと,私の生活パターンは理想的です。この記事の勧め通り,起床5時,就寝22時の毎日です。

しかし,いくら体に良いからと言って,休み日くらいはゆっくり寝ていたい。なのに,今朝もフト目を覚まして時を見たら,いつも通りの5時。

「ああぁ,コンビニないのに~」

きのうも5時には目覚めました。この時間に起きれば,自然と夜は9時過ぎると眠くなります。こうなるともう悪循環ですな。

仕方ないので,「壬生義士伝」を読みながら,布団の中で粘りましたが,寝ながら本を読むのも疲れるもんです。7時が限界でしたね。

こうして,この連休もいつも通りの早寝早起きで終始しました。




2005年 1月 9日

壬生義士伝

家事もせんと映画ばかり見ていると言われそうですが…

「壬生義士伝」2003 松竹
監督 : 滝田洋二郎
原作 : 浅田次郎
音楽 : 久石譲
出演 : 中井貴一,佐藤浩市,三宅裕司,中谷美紀,夏川結衣

幕末の京都,壬生で誕生した新撰組。そこへ一人の男が入隊してきた。盛岡の南部藩出身の吉村貫一郎だ。柔和な言動に反して,吉村の剣は何人も人を斬ってきたような剣だった。さらに吉村は何かにつけてお給金を請求するので,影では”守銭奴”という人も。隊長の近藤勇も一目置く斉藤一は,そんな吉村が気に入らない。命知らずの新撰組の中にあってなぜ吉村はそんなに命に,そしてお金に執着したのか?水と油の吉村と斉藤だったが,斉藤は徐々に吉村に興味を持つようになる。やがて,時代の変革の波は新撰組にも覆いかぶさってきた…。

ビデオには録ったものの暗そうな話なのでちょっとどうかなと思ってました。ところが,リアルタイムで見ていた同居人が,「凄く良いし,悲惨な話ではない」と強く勧めるので,とりあえず見ることに…。

三谷「新選組」を見ていたことが,この作品を見る上で,とてもプラスになりました。今まで幕末の歴史は避けていたので,いきなりこの映画を見たんではきっと訳が分からなかったと思います。人物や背景が分かった上で見ると,三谷・浅田の解釈の違いが,わかってとっても興味深く見ることができます。

大河の佐藤浩市・芹沢鴨が斉藤一で,堺雅人・山南敬助が沖田総司です。山南さんが沖田とは,どうかと思いましたが,これが結構良い感じで,ニコニコしながら人を平気で切る沖田の残虐性をうまく出していました。無論,佐藤浩市は,相変わらずニヒルで格好良かったです。
中井貴一は,家族を思優しさ,剣客としての強さ,そして何よりを守銭奴の卑しさを実に巧みに演じ分けてます。巧い役者というのは,ほんと~に作品の格を上げますね(三宅裕司も中谷美紀も良し!)。

ただ一つ,納得のいかないのは,吉村の最後の行動です。彼は,何故ああいう死に方を選んだのか?その前のシーンで,この映画は終わらせた方が良かったのではないかと思えてなりません。幸い,この映画には立派な原作があります。図書館に予約して,昨日やっと入手しました。これを読めば私の疑問は解けるはずなんですが…。

そんな疑問は別として,とても良い映画でした。吉村の最後は,泣くといより号泣してしまいました。絶対1人で見た方が良いですよ~。



2005年 1月 8日

早朝のお客さん

振り袖姿の女性のご来店です。
これから成人式に出席するような姿で,タクシーで乗り付けました。朝の6時過ぎにですよ。いや~驚きました。

美容院帰りなんでしょうか。着物ケースのようなバックとか大きな荷物を3つ持っています。買い物かごを取りに戻ったので,思わず「荷物を預かりましょうか」と声をかけるとにっこり笑って「大丈夫です」。

結婚式?早めの成人式?それともお水系?見る目のない私には,判断がつきません。

買い物の中身を見れば,手がかりがあったのでしょうが,清掃中の私はレジの前に立てません。分かったことは結構な量を買って帰る後ろ姿と,待たせてあったタクシーに乗りこんだことです。

う~ん,またもや謎が解けないミステリーに遭遇してしまいました。



2005年 1月 6日

韓流
「猟奇的な彼女」  2001年
  監督 : クァク・ジェヨン
  出演 : チョン・ジヒョン,チャ・テヒョン

大学生のキョヌ(チャ・テヒョン)は,電車内で酔っ払っている「彼女」と出会う。意識のない「彼女」をほっておけず,仕方なくホテルへ運ぶが,そこへ突然警官が現れた。翌朝,留置所から出たキョヌに「彼女」からの呼び出しが…。「私に何をしたのよ!」と問い詰める「彼女」に,キョヌは昨夜のいきさつを話し,キョヌと「彼女」の不思議な関係が始まった。見た目と違って気が強く,ワイルドで強引な「彼女」に振り回されるキョヌだったが,その真っ直ぐな瞳に,次第に特別な感情を抱いていく。

私は,ヨン様にもウォンビンにも興味がなく,韓国映画も敬遠しています。そんな私に,「これは絶対面白いから」と勧める人が結構いるので,暮れに録画しました。

美人だけど口が悪く,我が儘な彼女に惹かれていく気弱な青年。ハイヒールを履かされたり,水の中に突き落とされたりされながらも何も言えない彼を見ていると,「あんたはマゾか」って突っ込みたくなるくらいです。彼女の態度に理由があったことは後でわかるのですが,それでも最初の悪い印象は回復できませんでした。

たぶん字幕で見たら評価は変わっていたかもしれません。吹き替えたセリフは上っ面を撫でたような感じで,汚い言葉だけが耳に残ります。そう言えば,冬ソナも吹き替えが嫌いで見なくなったのでした。時間があったら,韓国語にして再挑戦してみますか。

映画の題名に使われている「猟奇的」という単語は,韓国語の語感では「ちょっとおかしな」,「変な」,「かわいいわりに突拍子もないことをする」といった意味だそうです。『クレヨンしんちゃん』や『パタリロ』は「猟奇的」になるそうです




2005年 1月 5日

お正月

少し前までは,松の内はお正月という雰囲気でしたが,最近はもっと早くに正月気分が抜けるようです。私も仕事が始まり,息子が下宿に帰ってしまったので「正月は終わり」という感じです。

松の内
古くから年神さまを迎えるのに,松などの常緑樹を飾る習慣があり,鎌倉時代からは竹も添えるようになりました。
松は木の王者で,神様を待つ木です (年神様は門松を目印におりてきます)。昔は家の主人が12月13日(ことはじめ)に,山へ松を切り出しに行くしきたりでした。
現在では26日~28日に飾ります。29日は「二重の苦を待つ」,31日は「一夜飾り」で縁起が悪いので,その日は避けます。
一般的には,6日の深夜か7日の早朝に松飾りを取り除くのが風習ですが,これは地方によって異なるようです。

私の小さい頃は,開いている店などなかったので,正月中はひたすらおせちにお餅でした。遊びは,羽子板や凧揚げ,カルタです。テレビを見ていた記憶は,あまりありません。これでも東京育ちなんですどね。

そういえば2日には,初荷の幟をつけたトラックが威勢良く走っていました。

初荷(はつに)とは,年が明けて,最初に工場や倉庫など物流拠点から販売店へ向けて商品(製品)が出荷されること。
元々は,初売と同じく1月2日に行われていたが,今日では官公庁や多くの企業で業務が開始される1月4日に,新年の初出荷が行われることが多い。
その際,昔は「初荷」と書かれた旗やのぼりをつけたトラックが走っていたが,高速道路などでの安全性の点から,現在ではほとんどなくなっている。

最近見ないのには,ちゃんとした理由があるんだ…インターネットには,物知りの神様が住んいらっしゃいます。

暮れには,大掃除・松飾りや鏡餅の準備・年賀状・おせちの準備などを済ませて,年越し蕎麦を食べる。明けて元旦は家族が集まり,子供にはお年玉,大人はお屠蘇を飲んでほろ酔い~なんていう正月風景は,消えていく運命でしょうか。

「しきたり」とか「風習」って,あると面倒だけど,無いっていうのは,ちょっと寂しい気がするから不思議です。