「情熱大陸」見ました。
予想を反して華奢な山野井さん。体重55キロだそうです。 今は,多摩にある築30年の一軒家(家賃2万円)に奥さんと2人暮らし。 なんと家の中には練習用に岩壁が作られていました。 そして,庭には家庭菜園。 スナップエンドウが大好物だそうで映像の中でも「何でこんなにうまいんだろう」と子供みたいにぱくぱく食べていた。
2002年秋,ヒマラヤで彼は手足の指を10本も失った。
寒さで視力を失った彼は,手探りでおりなくてはならない。 10本の指の中で一番使わないのはどれか?「左手の小指…そして次は…」 指の腹を使って凍る岩壁を探る。
彼は奇跡的に生還したが,凍傷のため手足の指を10本失ってしまった。 握力が20キロになった今,昔のように岩をつかむことができない。 なのに彼はまたヒマラヤに挑む。
静岡県・城ヶ崎海岸に有名なオーバーハングがある。 クライミングの世界では,初めて成功した者がそのルートを命名する。 19歳でここを制した山野井は「スコーピオン」と名付けた。
しかし,今の彼には登れない。落ちては挑み,落ちては挑む。 番組はここで終わる。
こんな凄い人がまだいるんですね。 「自分は狂っている」といっている山野井さん。 その笑顔のすばらしいこと,狂っていると言うより「役者馬鹿」に近いような気がするなぁ。 そして,見守っている奥さんもまた素敵(彼女も有名なクライマーだそうです)。
この秋,ヒマラヤに行けるかどうか。 応援しています。
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