そのこぶた達の様子をみていた者がいました。
オオカミです。

    △〃△
  /`´/ \   ∬
 (▼Л/|  \ ∫
   √√(    \
     (     )
      ∂ ∂

「ヒッ、ヒッ、ヒッ、うまそうなこぶた達、
どれ、どのこぶたちゃんから、食ってやろうかな?」

まずやってきたのは、一番大きいお兄さんぶたの
ブーちゃんの家。

      \‖/    「なんだぁ、この家は。
      /‖\     こんな家、おれさまの
     //‖\\     鼻息で一吹きだ。」
    //‖‖‖\\
   //‖‖‖‖‖\\       △〃△ 
    ‖‖‖‖‖‖‖‖      /`´/  \ ∬
    ‖‖‖‖‖‖‖‖    (▼  / (   \∫
    ‖‖‖‖‖‖‖‖  ≫≫> θ / √√(   )
    ━━━━━━━━            б б

             「それっ、フーーーーッ!」

┠ ╂┤‖―//
      ― ̄_\\    わらの家はバラバラに
  //‖― ̄‐_      なってしまいました。
=≡≡=  ==  \\\


    ∧_∧
  \(‘‥’)/  「わ〜っ、
   (┃ ◆ ┃)ξ  たすけて〜〜〜〜。」
    ≪ ≫ 


おおかみは力一杯吹いたので、わらの家は飛ばされて
しまいました。
でも、わらの家と一緒にブーちゃんも飛ばされた
おかげで、ブーちゃんは無事、逃げることが出来ました。


    △〃△
  /`´/ \   ∬  「ありゃ、しまった。
 (▼Л/|  \ ∫   ちと、やりすぎたわい。
   √√(    \    今度は、逃がさないぞ。」
     (     )
      ∂ ∂

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