現在は駐車場になっています。
ビルの間とはいえ緑が多く気持ちのいいところです。
建物を支えるために20mほどの杭を作ります。
そのために少し穴を掘りました。(ねぎりといいます)
採用予定のタイルが実際に使われている所を視察しました。
テクスチャのあるタイルですので現物を見て確認です。
人が入ってしまうほどの杭を地中に作りますがその中にも円柱状の鉄筋が入ります。
写真奥の鉄筋です。(手前の網はネットフェンスです)
杭のコンクリートが打ち終わりました。
地面から少しだけ頭を出しています。
杭は基礎とつながっていきます。
きれいに整え準備完了です。
この現場にはお茶室の工事があります。
実例を見学して現場に備えます。
上部構造の工事が始まりました。
工場で加工された鉄筋が運び込まれます。
基礎の鉄筋がかご状に組み立てられていきます。
以前に作った杭とも接合されています。
現場は危険がいっぱいですので囲いを作って保護します。
まずは簡単な仮囲いを作りました。
地面を削ったところは山留め(やまどめ)をして崩れてこないようにしておきます。
出来上がった基礎の一部が見えて来ました。
柱の鉄筋が組み立てられていきます。
1階部分の型枠工事も進み仮囲いも鉄板の物に変わりました。
2階の床梁の鉄筋が組み立てられています。
お茶室に使う磨き丸太を木場まで選定に行きました。
一本一本個性があります。
型枠が外されて1階の壁が現れました。
大分高くなってきました。
高いところのコンクリート打ちはポンプ車で圧送します。
ポンプ車のお尻にミキサー車がコンクリートを補充します。
ポンプ車の先から伸びるパイプからコンクリートが脈打つように出て来ます。
上手に全体に打ち込んでいきます。
コンクリートを流しにくい部分には小窓を開けておきます。
うまく流れてくるか確認します。
コンクリートが完全に固くなるまでそれを支えている棒(支保工)は外すことが出来ません。
それでも型枠がはずれて空間がハッキリとしてきます。
サッシを取り付けるときの溶接スパークです。
星のような輝きが美しいです。
料理教室に使う部分があり換気扇がたくさん設置されます。
そのパイプが整然と配管されていきます。
出来上がった躯体(くたい)にサッシが取り付きました。
今まで内も外もなかった空間が急に分離された感じがしてきます。
鉄骨で出来た階段がコンクリートの躯体の中に収まります。
建物の縦のつながりを作る重要な部分です。
排気や換気などの配管類が天井に張り巡らされています。
さながら宇宙船のようですが最後は天井裏に隠れてしまいます。
ちょっと残念。
工事途中の電線はこんな風に束ねられています。
「この線はどこのだっけ?」 とならないように印がつけられています。
タイルを貼り付けるコンクリート面に傷をつけます。
タイルが剥離してこないようにという理由です。 高圧洗浄の機械でつけた傷は美しい模様になっています。
最上階の型枠が外されました。
これで躯体の完成です。
タイルを貼り付けています。
仕上がりがでこぼこしているタイルなので不自然にならないように注意しながら貼っていきます。
とは言っても本当に鳩が住むわけではありません。
屋上に電線や配管を出すための仕掛けです。
温室の屋根です。
やはり天井からの採光は明るいです。
階段段板の仕上をサンプルにて決定します。
実際に現場で確認するのが一番よくわかります。
お茶室の工事が始まりました。
コンクリートの箱の中に昔ながらの木造の部分をしつらえます。
キャンプの銀マットではありません。
床暖房の温水が流れるマットです。この上に床の仕上がなされます。
床にタイルが貼られていきます。
床のでこぼこを吸収して調整しながらの仕事ですので腕の見せ所です。
足場が外されて階段室を上下に貫くスリット窓が現れました
300*300の大判タイルを貼り付けます。
タイルというよりは石の工事に近い感じがします。
料理教室のキッチンユニットの施工が始まりました。
完全オリジナルのキッチンです。
様々な収納家具があちこちに設置されます。
こちらも使い方を検討した上でデザインされています。
メインエントランスのドアです。
オートドアですが細い縦格子を入れたりカラーを工夫して和のテイストを出しています。
水屋側から茶道口を見ています。
今は左官の下地の状態ですが仕上がりが楽しみです
スチールの階段に木製の段板が張られていきます
窓の外にルーバーが取り付けられました。
ここにも和のテイストを持ってきました。
カーペットを敷く前の状態です。
壁際にはトゲトゲの付いた桟が打ち付けられています。 これでカーペットが床と一体となるのです。
その内側はフェルトが敷きつめられています。 これでふわふわのカーペットとなります。
階段室のスリット窓の外側から階段が見えます。
ステンレスの窓フレームとタイルとの調和がいい感じです。
近代の建物の中に昔ながらの茶室があります。
左官屋さんの腕もさえわたります。
家具やオーディオ機器が設置されていきます。
スピーカーケーブルは床下に隠されています。