柱が立ってからだと長い梁を動かすのは大変なのでその前に大きな梁を所定の位置に並べます。 常に先の作業のことを頭に描きながら仕事を進めます。

番付け通りに柱を立てていきます。 そしてその上に梁を乗せます。

チェーンブロックを使って梁を持ち上げているところです。 約70kgの重さの梁ですが滑車を使うと女の人でも持ち上げることが出来ます。 ちなみに写真の人物はミナトデザインの「サトウ」です。

四辺の梁（胴差（どうさし））が架かったところで一休みです。

いよいよ大梁を持ち上げる準備です。大梁の重さはは約120kgあります。横には何とか動かせても3m程上に持ち上げるのはさすがに大変です。そんな時！大学の同級の福田君がなんと偶然にも現場に現れたではありませんか！サイクリングの途中にちょっと寄ってみたとのことでした。神の助けとばかりに作業を手伝ってもらうことになりました。

やはり男で3人だと早いこと早いこと。福田君はヨットもやるとのことでロープさばきも手慣れたものでした。あっという間に大梁2本が架かりました。

力根太を入れたりボルトを締めたり仮筋を入れたりして建方終了です。