「D.I.Y.家づくり日記」

25.「建方1回目」

あらかじめ準備しておいた柱や梁を組み立てて1層目の骨組をつくります。建方(たてかた)といいます。

前に作った土台の上に柱を番付け通りにたてて行きます。ちょっときつめにつくったので大きな木槌(掛矢(かけや))でたたいて入れました。きつめの方が木と木がぴったり組み合わさって丈夫になります。

4隅の柱に斜めの材料を仮に打ちつけて倒れないようにしておきます。そしてその上に桁(けた)と呼ばれる横の材料を乗せます。 プロの現場ではクレーンを使うのですが私達はロープと滑車で上げました。何しろ人手がない(男2人女1人)ので四苦八苦です。柱の頭より少し上につくった仮置き場に全ての桁を乗せておきます。そして桁の4隅を組み合わせていきます。はずれないように羽子板(はごいた)ボルトというボルトで仮締めして仮置き場をはずしながら柱と組み合わせていきます。同じようにして残りの梁をかけて根太を入れていきます。そして下げ振り(さげふり)という道具を使って柱の垂直を直し動かないように斜めの材料(仮筋(かりすじ))を打ちつけて固定します。これは筋違(すじかい)が入った時点ではずすので釘は最後まで打ち込まずに残しておくとあとで抜きやすいです。

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