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Michael Pitきまぐれ短信
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2012年7月-8月
2012/08/26(日)
先日、長野県の戸隠高原に行き、飯縄山を登ってきました。

この夏にジョギングで体を鍛えだしたせいか、持続力がついたようで、呼吸のしかた、体力の使い方が自分でも気持ちよいほどバランス良くなっていて、いろいろ発見のある山登りでした。体も(きっと精神も)まだまだ向上できるということですね:)

 
ハクサンフウロ@飯縄山


白樺の林@山麓


マツムシソウ@飯縄山


コバノフユイチゴ?@山麓

2012/08/12(日)
8月7日(火)、青年劇場の俳優たちによる朗読「平和へのメッセージ」10th、無事終了いたしました。

今回は劇団のスタジオ結で平日一日2ステージのみの上演でしたので、観劇して下さる方の人数もなかなか増えず、最後までどうなることかとハラハラした公演でした。でも10年続けて来たことで、私たちもねばり強い力をつけてきたようです。約170人ほどのみなさんに観劇して頂くことができました。

上演当日は、広島、長崎に原爆が投下された日の合間でした。今回は「原爆投下」を厳しく告発する大橋喜一さんの『栄光の殺人者。風景』の群読に加えて、福島の原発事故から「原発再稼働阻止」の気持ちを込めて選んだ作品を朗読し、広島・長崎への原爆投下と現在の原発を巡る問題の共通性を描くことができました。

10年続けてきたことは、毎回ご観劇して下さるみなさんと、私たち有志の活動をいろいろな面で応援し支えて下さる青年劇場の劇団員のおかげだと感謝しています。「ひとりの力は弱いけれど 自分にできる ささやかな愛の積み重ねが やがてはなにかを変えていく」星ひかりさんの詩の一文、そして「微力だけど無力ではない」、この言葉を大切に、これからも生きていきたいと思います。ほんとうに、ありがとうございました。

 "10th"に感慨が湧きます


2012/07/22(日)
2003年から毎年8月に上演してきました、
青年劇場の俳優たちによる朗読会「平和へのメッセージ」、
10周年を迎えます。

初演は参宮橋にある小さな劇場でした。
楽屋もなく舞台裏の階段に待機。あまりにも狭く、
緊張のため息が出来ないくらい大変だったことを思い出します。
今年は、初回の作品の中から3作品語ります。
他にも原発問題を柱に新作を上演します。



私は第一回目に朗読した、
いぬいとみこさんの「トビウオのぼうやは病気です」を朗読いたします。
いぬい様のご家族からも、この会に寄せて、
「有意義な活動。がんばってください!」と励ましのお言葉を頂きました。
第五福竜丸の悲劇を知ったいぬいさんが核兵器廃絶の願いを込めて、
平和の尊さをわかりやすく描いたすてきな作品です。

加えて、劇作家の故大橋喜一氏の朗唱劇「栄光の殺人者・風景」を全員で群読します。
非人間的かつ大規模な人間屠殺といえる原爆投下を痛烈に告発した力作です。
「子どもたちの幸せな将来のために何を残し、何を伝えるか」。
朗読を通して、みなさんと平和の大切さについて、
共有できる時間にしていきたいと思います。

わずか一日だけの小さな朗読会ですが、心を込めて朗読いたします。
お暑い中ではありますが、ぜひいらしていただけるようお願いいたします。
(8月7日(火)14:00/19:00です。詳細はこちら
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