home > きまぐれ短信(index)
Michael Pitきまぐれ短信
▼ bottom
2010年3月-4月
2010/4/29(木)
このところの運動不足を解消するためと、気持ちをすっきりさせたいと思い、
逗子の森戸渓谷へ山歩きに行ってきました。

着いてみると少し雨模様の逗子でしたが、そのうち天気も持ち直し、
新緑の山道をてくてく歩いていくと・・
愉快なノーム達にも出会い、良い出だしだと思いきや・・

前日の雨のため山道はグチャグチャで、
途中の道なんぞは川のように水が流れていてこわいのなんの!
上り下りも滑るし、スリルと冒険のはげしい山登りとなりました。

事実、「私はこのまま遭難してしまうのでは?
でも逗子のこんな低山で遭難騒ぎはちょっとはずかしいな」・・
なんてかんがえたほどですよ!
今日は約4時間弱歩きました。はぁ〜つかれた・・

 ノームは気楽そう


2010/4/24(土)
毎年、染井吉野が散り寂しいと思っているところに咲く花があります。
ハナミズキです。
白とピンクの色が交互に並んでいると、
きれいだなぁ・・とつい見とれてしまいます。

ハナミズキは約100年前、平和の使者として当時の東京市長、
尾崎行雄氏がワシントンに桜を送り、
その返礼としてハナミズキは、日本にやってきたそうです。

調べていると、一青窈さんの「ハナミズキ」を知りました。
あらためて聞くと優しい気持ちになれるステキな歌ですね。
「君と好きな人が百年続きますように・・・」
この歌、アメリカの9.11の事件後、平和を訴えたくて作られた曲だそうです。

平和の思いを込めたハナミズキの花。今が一番きれいなときです。
近所で見かけたら花に平和の願いを送って下さい。

 清澄さを感じます


2010/4/18(日)
4月とは思えない天候のなか、
青年劇場公演ジェームス三木作「太陽と月」が、
紀伊國屋ホールにてはじまりました。 ・・・詳細はこちら・・・
中国東北部に誕生した、わずか13年しか続かなかった満州国。
この国は一体何だったのか?

「日本が兄なら、満州は弟です」。
このセリフが私の心にささり、
かつての日本人の犯した間違いにあらためて気づかされました。
かつて中国東北部を旅して思ったことがあります。
「心の広い中国人のまわりで、
日本人はやんちゃでわがままな出来の悪い弟だったのだ」と。

芝居を観ていくうちに歴史の真実を知ることは、
未来を築く私たちの大切な役割であることにふたたび気づかされました。
25日の日曜日まで上演しております。是非、ご来場下さい!



今日の花は花韮(はなにら)。英名はSpring star flower。
ハナニラの言葉は【別れの悲しみ】
この花言葉がお芝居に響きます。


2010/4/12(月)
今日は、私の誕生日です。いくつになったかは秘密(笑)

ステキなサプライズメールを韓国から頂きました。
以前、私の英語の先生でもあり、
かわいい友人でもある韓国人のマリーからです。

今日は英語で・・

HAPPY BIRTHDAY~!!!
Hi, Keiko! How are you doing?
Thank you for the comment you left in my blog.
I wish today will be a memorable happy birthday to you, too.
And enjoy beautiful Spring~! ^^ Love, Marie~*

すごくうれしかったです!だからすぐ返事を送りました。
年々、歳をとるのが悲しくなったりしていたけど、今年はちょっと違う私です。


昨日はコンテンポラリーダンスのレッスンに行ってきました。
内側から活性化されていく心と身体の変化に喜びを感じています。
なにごともあきらめない・・これにつきますね!

カイドウ、日の光が似合います


2010/4/11(日)

作家・劇作家の井上ひさしさんが肺ガンで死去されました。
享年75歳だったそうです。
劇場で井上作品に出会うたびに、
軽妙なユーモアをたたえた優れたセリフに心が沸き立つような躍動感を感じていたものです。

そう言えば、俳優養成所での卒業公演は井上作品の「11ぴきのねこ」でした。
国際交流児童青少年演劇フェスティバル2004 in TOKYOで
井上氏の講演を聴くという幸運にも恵まれたことを思い出しました。

児童青少年に向かって、
「何を見せるのか」という演劇の原点である劇作の役割の重要性と、
それに対する劇作家の意欲と立ち向かう方法についての講演でしたが、
世界各国の代表の中でも井上氏の発言は
今だ印象深く私の心に刻まれています。

「初めて芝居を観る人がおもしろくない作品に出会ったら、
そのひとはもう二度と劇場に足を運ばせないだろう。
でも初めて出会う作品がおもしろかったならば、
そのひとは生涯芝居を見続けることでしょう。
それだけ演劇は人の心に影響力をあたえるものなのです」

人の心に感動をあたえる演劇創りの重要性を教えて頂きました。
田舎の農家のおじさんという風貌と謙虚さ、
そこから溢れてくる知的で確かな言葉の豊富さは、
日本演劇界の誇りとも言えた存在でした。
惜しい方を亡くしました。


2010/4/10(土)
晴天の田園調布で、久しぶりのランチを頂いてきました。
誕生日前夜祭とでも言いますか?自分で自分の誕生日を盛り上げております(笑)

 洒落たレストランでした

落ち着いてランチなどを頂くのは私にとってはめずらしいのですが・・
女性客にあわせた食事の量でしたがおなか一杯になり、
すぐ近くの多摩川台公園を散策し、
そのまま川崎は平間駅まで多摩川縁をお花見ウォーキングしてきました。
3時間は歩いたので、ランチで増えたカロリーもかなり消費したことでしょう(笑)。

桜吹雪の舞う公園や多摩川河川敷では、
たくさんの人たちがしあわせ一杯に過ごしておりました。
春の景色にたくさん出会えた一日でした。

 花も舞っています


2010/4/6(火)

晴天の三ツ池公園の風景です。

 今年のソメイヨシノ

 謎の物体 じつは昼寝中のアヒルです


2010/4/4(日)
コンテンポラリーダンスのクラスというものに初めて参加してみました。
呼吸法とストレッチをかねた身体ほぐしをゆっくりしたあと、バーレッスンをしました。
何年ぶりでしょう、こんなバレエのような動きをするのは・・でもたのしかった!

ダンサーになろうと思っているのではありません。
眠っている細胞に刺激を与え成長させたいと思って、
参加してみたのです。

このまま無理なく続けていけられるのではと思うような時間を過ごせました。
終わったあと、いつもと違う汗に、小さな驚きとうれしさを感じました。
何だか心と身体がふわふわになったような一体感。
とても気持ちがよいです。

スノーフレーク、
和名 大待雪草、
別名 スズランスイセン

花言葉「皆をひきつける魅力」。

 

2010/4/1(木)
突然ですが、今、コスタリカです!コスタリカから桜をお届けします。



「ラクサカリタスコ」という品種だそうです。
八重桜のようにモコモコって咲いています。・・・







な〜んて、うそです。日本にいます。
エイプリルフールなのでちょっとウソを言いたくなってしまいました(笑)


ふと思いました。
子供のころ桜を見て、うれしいとか心が躍るような気持ちになった事って、
あったのかしら?
20代の頃はうつくしい自然に目を向けてたたずむ時間など
なかったような気がします。
きっと余裕がなかったのですね。

でも今日も公園の桜の下で子のどもたちが笑顔で駆け回っている姿を見て、
たたずまなくとも感じる喜びの表現もあるのかと思いました。
とにかく日本人は赤ちゃんからお年寄りまで桜が大好きなのですね。

写真の桜はヨコハマヒザクラです。
色鮮やかでステキな桜です。
40年前に生まれた品種だそうです。


2010/3/28(日)
昨日・今日と中学校の演劇大会に行って来ました。
ここ数年参加させて頂いておりますが、
今回も中学生らしい瑞々しさいっぱいのステキなお芝居がたくさん発表されていました。

体全体で素直に発せられる声には無理がなく、
今だから出せる心の動きもすごくいい!
うそがない演技の中には見ているものを魅了して離さない力が溢れていました。

ちょうど桜の季節に催されるこの大会。
桜がまだつぼみの姿にうつくしい夢をたくせるような力を
中学生のみなさんから私もプレゼントして頂きました。
よぉーし私も彼らに負けないでがんばるぞ!

艶やかなヨコハマヒザクラ


2010/3/22(月祝)
川崎市民ミュージアム併設のレストランでの特別企画、
「昭和38年の学校給食」のフィナーレメニューを食べに行ってきました。
鯨のたつた揚げ、おひたし、コッペパンと脱脂ミルクでした。
この企画、相当人気があるようでお客さんのほとんどが給食目当てに来ています。
鯨のたつた揚げをまた食べることができて満足しました!

 右下がたつた揚げです

今日はミュージアム3階でふろしき展が催されていたのでひやかしに・・
ちょうど行われていたふろしきワークショップに参加して、
少しステキな包み方を習いましたよ。
ふろしきって見ていてあきません。日本の自慢できる文化だと思います。

 ワインボトルもお洒落に持ち運びできます


2010/3/17(水)
午前中、そろそろ咲き初めているお花たちに出会いに三ツ池公園へ行ってきました。

咲いていました、「小彼岸」!やわらかでかわいい姿がうつくしい桜です。
一年に一度の出会いに「こんにちわ!」と声をかけると、
「今年も来たね。」やさしく微笑んでくれました。



そして、大好きなラッパスイセンも今が真っ盛りとばかりに春の歌を合唱していました。
さまざまな春の花たちに出会えるこの季節。
ワクワクドキドキの瞬間の始まりですね。

 歌っています


2010/3/14(日)
前の日から体調を整え、今朝は朝5時に起きて葉山にある茅山荘の坐禅会に参加してきました。なぜかと言いますと、坐禅でお世話になっているF先生が4月からサンフランシスコにある曹洞宗国際センターの所長をされるため、しばらく日本での坐禅会に参加できなくなるからなのです。

 空気が澄んでいました

まず野口体操のようなストレッチを1時間たっぷりやった後、坐禅に入りました。体をほぐし空気の通りをよくしたあとの体はしっかり地に着いた重さがあって気持ちよく坐禅に入ることができました。今日の参加者は9人と少なめでしたが、様々な経歴をお持ちの方がいて、みなさんF先生の大ファンで、お話もたのしく盛り上がった茶話会となりました。それにしても知らない者同士が円座になってこれほどたのしく時間を共有出来ることはすごいことと思いました。

物事をいろんな角度から見る、意識を外に向け心と体を解放していく・・F先生の物の見方は俳優修業(いや人間修行)と似ているところがありおもしろくてしかたがありません!また、帰ってきて日本で坐禅会を開くからおいでよ・・と気さくな笑顔で次のお仕事場に出かけていった先生の後ろ姿は、春の日差しを受けてキラキラ輝いて見えました。わたしもキラキラ輝いていたいと思います。


2010/3/10(水)
昨日の天気とは大違いに今日の空は青く美しかった!
早咲きの寒緋桜が気持ちよさそうに咲いていました。

 華やかさ先取り


2010/3/3(水)
今回のオリンピックで忘れられないことがありました。

フィギュアスケート女子のフリー演技前の浅田真央選手、
前に演技したキム・ヨナ選手への歓声を聞かないように聞かないようにと、
頑なに周囲をシャットアウトしていました。
テレビで見ている私も苦しくなったくらいです。

「彼女大丈夫かな?」
あまりにも自分に集中しようとして、
心と体が解き放されない状態が伝わってきました。

演技の最中には「このジャンプを跳べば大きな得点がもらえる」と思ったそうです。
その考えがミスの始まりだったそうです。
しかしオリンピックという大舞台で人間業とは思えないスケートをしている人だって、
欲がでてしまうのですね。
いや、そういう人だからこそ欲が出やすいのかもしれません。

それは自分をまだ捨てきれない証拠。
欲や思いの強さは集中力をなくし、失敗の元になることを彼女から学びました。
まだまだ若い浅田真央選手。
反省点を素直に口にできるのは強さでもあります。
心と体のバランス、自分に対する余分な思いを捨てる強さを磨いてほしいものです。

 坐禅などいかがでしょう(笑)


▲top