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Michael Pitきまぐれ短信
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2009年11月-12月
2009/12/26(土)
90才になるエリザベスおばさんから、Greetingメールが届きました。寒いイングランドを抜け出してアフリカ南端のサウスアフリカに休暇旅行だそうです。これだけでも、尊敬してしまうでしょう?

 若々しい服を着こなしてますね!

いま、この時期サウスアフリカは真夏だそうです!
どんなところなのでしょうねぇ?でも、暖かい日差しの中で佇んでいる姿からはゆったりとした時間を感じることが出来ます。うらやましい〜

今秋、ロンドンで大変お世話になりました。特に方向音痴な私を毎日心配してくれて、朝食時にえんえんと交通機関を説明してくれたことを思い出します。コンピューターの交通案内は信用出来ない時もある、私の言うことを聞きなさいという彼女のエネルギーには頭が下がりました。お世話になりました。また、絶対会いましょうね!


2009/12/24(木)
近所の公園にあるコリア庭園の中のお屋敷で、
アリランのヒーリングミュージックが流れていました。

11月のオックスフォード訪問時、
雨の中寂しい思いで通路を歩いていたときも、
教会からアリランが流れてきたことを思い出しました。

雨宿りと思い中に入ってみると、
世界各国の音楽とその国独自の教会の案内をしていたのです。
そこで韓国人女性と出会いました。
彼女はすてきな笑顔とゆっくりとした英語が印象的でした。
驚いたことにオックスフォード大学の教授で、
私を大学の案内にと誘って下さいました。

思いがけない出会いからステキな思い出をたくさん頂くことが出来たのです。
人と人との出会い・つながりは、かけがえのない時間を創れるものなのですね。

今日はクリスマスイブ。
英国に住む私の友人達は、今、家族や仲間と素晴らしい時を過ごしていることでしょう。
I wish you a Merry Christmas.

 鎌倉の街角で


2009/12/20(日)
そろそろクリスマスですね。イギリスのお友達からはやクリスマスメールも届き始めました。

というわけでクリスマスメールに使いたい写真を撮りに鎌倉へ。紅葉の季節も過ぎたせいか観光客も少なめな感じで良い日和でした。クリスマスの景色は意識すればそれなりに見つかるものですね。その写真は今夜考えて決めたいと思います。

散策の途中に12月に咲く日本スイセンに出会いました。寒い冬の季節に凛として咲く姿は、可憐で美しいです。

 佐助稲荷神社の近くで



2009/12/19(土)
12月というとなぜか大掃除をしたくなるのです。不思議ですね。
一年の埃をきれいに払って新年を迎えたいという日本人の習慣なのでしょうか?

そんなことを思いながら寒いのに窓ふきやらカーテン洗いやらやっているうちに、夕方近くになってしまいました。部屋の中でこまこま動いているだけの体は時間が経つにつれ縮こまっていきます。

体ほぐしのために夕方からウォーキングにでかけました。
寒い日だったせいもあり空気が澄んで夕焼けがキレイでした。
冬の夕暮れ時は芸術を感じる時間帯です。

 黄昏時


2009/12/14(月)
青年劇場の青少年作品『3150万秒と少し』のリハーサルを、小杉駅近くにある中学校の体育館で観てきました。明日の本番は用事があって観られないので、夕方自転車をとばして学校まで行ったのです。入り口の守衛のおじさんに「近所に住んでいる劇団の者です」と言ったら笑われてしまいました!

実はインフルエンザの影響で10月の公演が延期になり今回の体育館公演となったようです。先生方の努力に感謝いたします。正直だだっ広い体育館は寒くて芝居を観るには厳しいものがありますが、俳優たちの演技に寒さも忘れて見入ってしまいました。つらい思いを乗り越えて「生きる」事を発見していく一生懸命な主人公達に、また泣かされてしまいました。このお芝居も明日の公演と、もう一つの公演で千秋楽です。わたしももう少しがんばって生きてみようと思わせてくれるステキな作品でした。最後まで良い公演を!

 冬でも鮮やか


2009/12/13(日)
横浜能楽堂へ狂言を観に行きました。



実は今年の夏に狂言のワークショップに参加して以来、狂言観劇を続けているのです。今日の出演者の皆さんはいわば私の先生達でした。ワークショップでよく怒られた先生達の晴れ舞台は、そりゃあ観てて味わい深くたのしいものなのです。

今日の演目は、甥がけちな伯母を脅して酒を振舞わせる「伯母ヶ酒」と、すっぱ(詐欺師)の仲間が地蔵に扮する様子が楽しい「六地蔵」。「伯母ヶ酒」は酒を飲み過ぎた甥が酔っぱらっていく姿がおかしく、「六地蔵」は必死になって地蔵に扮しているおとぼけすっぱたちが超おかしくて、手を叩いて大笑いしてきました。楽しみ様はそこら辺の席のなかで一番派手だったかも・・・

狂言の喜劇的な演技から学ぶものもたくさんあるのです。来年も良い芝居を期待したい一門です。


2009/12/6(日)
今日はまる一日かけて年賀状の作成とイギリスの友人達へのクリスマスカード作りをおこないました!毎年の事ながら時間のかかる作業です。でも一枚一枚、送る人の顔やその人との時間を思い出しながら文字を書いていくのはたのしいものです。 ついでにクリスマスケーキも作ってみました。料理費、約860円。安くても立派なものでしょう・・・

 うーんゴージャス・・・

こりゃ食べるのも大変そうです。


2009/11/30(月)
最近、朝食にオーツ麦を食べています。この朝食はスコットランド人が好んで食べるものだそうです。

干しぶどうを入れたオーツ麦をミルクで煮込み、仕上げに蜂蜜とバナナをのせます。寒い朝にはこのお粥的オートミールは結構いけます。今回のシェフィールド滞在時、家主のマックスさんに調理法を教わりました。イギリスから安く買ってきたオーツ麦もそろそろなくなりそうなので、近所のスーパーでさがしたところやはり種類は沢山なくがっかり!

それでもコープでそれなりのオーツ麦を見つけました。パンやシリアルに較べて、オーツ麦は腹持ちが良く、カルシウム、鉄分、繊維なども多く含まれているそうです。この冬の朝食定番メニューになりそうです。

こちらはマックスさんの手作りです


2009/11/28(土)
落ち葉の舞い散るお寺の朝は、爽やかで気持ちの良いものです。
英語坐禅会に行ってきました。今回は初めて不愉快な思いをいたしました。

初めての参加者の中に某国際交流財団に関係していらっしゃる日本人のご婦人方がいました。外国人のために坐禅を紹介する会のリサーチにこられていたようなのですが・・・その参加の態度があまりにも幼稚であきれてしまいました。禅堂への移動時も、坐禅後に別室で行われる老師のお話しの最中にすら、私語・雑談が多すぎるのです。空気が読めない大人とはこういう人たちなのだとびっくりを越えてあきれてしまいました。

そして、同じ日本人として恥ずかしい思いをいたしました。参加している外国人達はとってもまじめに坐禅に取り組んでいるのです。無駄話など一言もいたしません。このような雑念にも気を紛らわさない心こそ坐禅の心なのでしょうが、未熟な私にはその雑念を流すことは出来ませんでした。思わず「静かに!」と態度に表してしまいました。真面目に坐禅に取り組んでいる人たちに対する敬意を持ってもらいたいものです。いやな気持ちを吹き飛ばしたいためそそくさとお寺の庭に出て、青空に舞う黄金色のイチョウ吹雪に身を任せて遊んでみました。すこし気持ちが晴れやかになったものです。

 青い空はいつも爽やかです 紅葉も映えます 


2009/11/25(水)

日本の紅葉はやはり美しいものだと実感。
近所の三ツ池公園の紅葉は本番前の華麗さを見せてくれています。





光と紅葉と影を撮ろうとしていたら、いきなりかわいいゲストがあらわれびっくり!
こんな瞬間も撮影のたのしみです。今週末から来月初旬が見頃です。  




2009/11/18(水)
昨日、英国滞在の最後にロンドン北部にある高校でドラマワークショップとドラマリーディングを行ってきました。

 ワークショップを行った高校の入り口です。

詳細は後ほどいたしますが、26人ほどの生徒達は真剣にまたたくましく私のワークショップについてきてくれて、最後の発表ではすばらしいパフォーマンスをしてくれました。しかも生徒達は日本語でやったのです。私のドラマリーディングは少しつかれたため今一つでしたが、集中して聞いてくれました。

最高のブレゼントを貰って、ユニコーンシアターに立ち寄り心地よい疲れを感じながらカフェでティーを飲んでいます。偶然に芸術監督のトニ−に会うことができ、ワークショップの報告をすることが出来ました。よくやった!と誉めてくれました。子供の報告のようですが、ここはロンドンです。俳優としての仕事を異国でできたことはなによりの喜びなのです。


2009/11/17(火)

昨日はユニコーンシアターでのシンデレラのリハーサルに参加させてもらいました。ユニコーンには5人のユニコーンアンサンブルという組織があり、一年間、ユニコーンで働き、もちろんお金ももらえるという素晴らしいシステムのもと俳優は育てられています。1週間約350ポンド貰えるそうです。うらやましい!

こちらの稽古では、とにかく議論しまくります。稽古中に俳優を萎縮させることはしません。演出家も俳優も対等に芝居創りをしている空間が素晴らしいです。

今日は演出家のトニ−が私を稽古の輪に少しですが参加させてくれました。シンデレラと王子が再び会う瞬間をインプロバイゼーションを加えて役の中身を埋めていく過程も興味深くおもしろいてす。とにかく愉快なシンデレラですが、来月初旬の公演を見られないのが残念です。公演の成功を期待している旨を伝えて、稽古場を後にしたのでした。

ユニコーンシアターの中にある案内版です。


2009/11/16(月)

昨日は午後から安くておもしろいスーパーマーケット、
アズダに散歩かねて歩いていきました。
ここは大型倉庫のようなスーパーマーケットで、
お土産を買ったりもして楽しみました。

一日、完全休養日でした。そして夕食は、
こんなの作りました。自炊が一番!



これはロンドンで買ったお米です。スシライスの「ゆたか」だそうです。



今日またユニコーンシアターに稽古の参観に行きます。
おにぎりを作っていきます。節約にもなるし、
なんといっても美味しい!

2009/11/15(日)
今朝は、とても天気が良く、今回の訪英最後の日曜日を下宿先で過ごしています。

今日の昼御飯です。少し、日本的?
主食は台湾のヌードル、塩味です(袋がそれ)。見た目よりは美味しいです。

実は今週の火曜日にこちらの中学校でドラマワークショップをやります。生徒は30人、講師は私のみ。その最終チェックをしております。どうなることやら、少しドキドキ、楽しみです。

ロンドンでの下宿先のもうひとりの主人、ステラです。
本当の家主、エリザベスおばさんです。今年で90才は越えたはず!いまでも現役のピアノ教師です。すごいひとです。


2009/11/13(金)
シェフフィールドからロンドンに戻りました。今回の渡英のもう一つの楽しみは、ユニコーンシアターの芸術監督トニー・グラハムの演出を見ることでした。12月公演のシンデレラのリハーサル立ち会いを希望して許可してもらえたのです。リハーサルルームに入ると皆さんがわたしの名前を知っててびっくり!トニーのやさしい心遣いが伝わってきました。トニーからは英語の上達を誉められ嬉しい再会になりました。

シアターのビル内にあるユニコーン像です。

今日はムーブメントの稽古で、見ていてもおもしろいです。日本で読まれているシンデレラより少しアレンジされていてユニークです。二人の意地悪姉さんも男優が演じていて愉快!

『シンデレラ』のチラシ。
現代的なシンデレラです。


2009/11/12(木)

昨日はシェフィールドとマンチェスターの2大都市間に広がる田園地帯、”ピーク・ディスクリクト”の一角に一人旅の冒険をしに行ってきました。

シェフィールドからバスで郊外に向かって約1時間、着いたのはキャスルトンという小さな町です。滞在先のマックスさんとメアリーさんとに勧められてやってきました。

 バス停です。

町の周りにはとても美しい高原が広がって、空気も新鮮で素晴らしいところです。言葉があればなんでもできる事を再確認した旅です。クリーム・ティーを食べるさいに写真を撮っていたら、他のお客様に笑われてしまいました。

なだらかな丘が見えます。

丘の上にある四角い塔は12世紀に建造された要塞です。「ピーク(・ディストリクト)の城」と呼ばれ、英国遺産に指定されてもいる城は、開門時間が終わっていたのか近づけませんでした。

キャスルトンから戻ってきて、夜はバレエ版『クリスマス・キャロル』をレイシアムシアターという劇場で滞在先のお隣夫妻と観劇。じつは滞在先のご主人であるマックスさんがインフルエンザにかかってしまい、急きょお隣さんがいらっしゃったのです。まるで「歌あり芝居」のようなバレエで、イギリスのクリスマスをユニークかつ美しく描いていて、うっとり楽しみました。



さてシェフィールドともお別れです。この花は泊めて下さったマックスさんとメアリーさんにプレゼントしたものです。今回の滞在でまた新しい友達がシェフィールドに出来ました。たくさんの思い出をくださった皆さんとシェフィールドの町に感謝の気持ちでいっばいです。


2009/11/10(火)

今日は下宿先からシェフィールド中心外まで約1時間30分ほどウォーキングしました。私って地図の読める人だったんだと少し自分を褒めてやりました。

まずシェフィールド大学で日本語を教えている先生とシェフィールドドラマスタジオで会いました。桃太郎の話やイギリスの就職難、大学の問題などの話題で盛り上がり楽しい時間を過ごしました。大学には小さな劇場もあり、とても恵まれた環境です。



大学校内を出て町中をレイシアムシアターという劇場の前まで来ると、意外な人と再会しました。オックスフォードシャー・シアター・カンパニーで『桃太郎』のステージマネージャーをしているリズです。彼女はとても能力があって働き者、「忙しくないとつまらない人生だ」と動き考え続けている姿が印象的でステキに見える人です。そんな彼女とあらためて芝居作りの大変さについて話し合いました。なんといっても上演直前のキャスティング替えがあって、劇団は相当な苦労をしたのです。



途中から彼女の娘さんのローナも加わり楽しい会話が出来ました。今回の訪英の一つの目的には英語の上達というのもありました。自分も不思議ですがこころやさしいイギリスの友達にもまれて、リスニング、スピーキングともすごく上達しています(と、思います)。ローナは日本に興味があり、いつか日本に来たいとの事。再会を約束してきました。


2009/11/9(月)



下宿先の部屋からみえる紅葉。私にとってははじめて見るイギリスの紅葉ですが、来日経験のあるお二人からは日本の紅葉のほうが美しいと言われました。でもイギリスの秋もステキです。


今回お世話になっているお家でやらなければならないことがありました。それは天ぷら作りです。
お二人は日本に滞在してからというもの、天ぷらの愛好者になっていたのでした。訪英前からイギリスでいかにおいしい天ぷらを作るか研究したかいがあり、おいしい天ぷらができました。

天ぷら粉はスコーンを作る際に使うセルフレージングフラワーを使い、それに水ではなくビールを入れます。するととてもカラッと美味しく揚がりました。天ぷらの中身はブロッコリー、サツマイモ、それにタマネギやニンジンのかき揚げ。添え物にはほうれん草のごまあえ、ご飯もなべで炊き、味噌汁も作りました。恵子、美味しいよ!とたくさん食べていただき、ほっとしたものです。左の写真は残りものの天ぷらです。写真をとるのも忘れていっばい食べてしまいました。右の写真はメアリーさんが作ったオレンジケーキです。これがまた美味しくておなかがきつい!


2009/11/8(日)

昨日、オックスフォードからロンドンに戻りました。
オックスフォード、また行きたいです。



さてロンドンの下宿先に荷物を置いて、前回の留学時にお世話になった劇団のクイックシルバーシアターに挨拶に出かけてみました。突然の訪問にもかかわらずあたたかく迎えていただきました。来月劇団は引っ越しし、ロンドンのユーストンに劇場つきのシアターを持つNew Diorama Theatre として活動し始めるそうです。皆さんとてもエキサイティングな様子でした。

夜はユニコーンシアターでシェイクスピア・スクール・フェステバルを観劇。劇場近くで芸術監督のトニ−にばったり会いました。来週、トニ−の演出する作品の稽古場に参加させてもらいます。こちらの男子高が公演したテンペストは素晴らしくおもしろいものでびっくりしました。迫力ものです。

明けて日曜日、こんどはシェフィールドに足をのばしています。こちらも前回留学時にお世話になった下宿先のマックスさんとメアリーさんのご夫婦に再会したくてやってきました。さっそく英国ウォーキングの聖地ピーク・ディストリクトに案内してもらいました。



写真はEnglish HeritageにもなっているBoldover城近くで食事中の一こまです。夕飯はわたしが天ぷらをつくります。お二人とも日本食が大好きなのです!



Boldover城のなかです。



滞在先の大切な住人、モーガンです。彼にもまた会えてうれしいです!


2009/11/6(金)

5日、英国版桃太郎の舞台が無事幕をあけました。



客席の反応は、最初、不思議な物語を味わっているようでした。
和菓子をはじめて食べる外国人の反応に似た感じ。
でも子供たちの笑いに誘導されて、大人たちも笑い、
あたたかい芝居になったようです。

なぜか桃太郎のしめるハチマキの桃の葉が上にあり(つまり逆さま)、
これじゃ柿太郎だね、と日本人の友達と笑ってしまいました。
さすがにイギリス人は日本の感覚を理解できないようです。
とはいえイギリスで桃太郎を観れるのは日本人として嬉しいものでした。



上演した劇場です。
左手の窓に、芝居のポスターが貼ってあります。『桃太郎』は中央です。
150人程の客席はとてもリラックス出来る空間でした。


芝居の前に、なつかしい友だちと会いました。



ダリワラです。4年前にLONDONの劇場で出会いました。
ビジュアルア-ティストとしてバーミンガムで働いています。
彼女は私の英語に優しく答えてくれる優しく思いやりのある女性です。
仕事を休んで会いに来てくれました。嬉しい再会でした。


2009/11/5(木)
今日はオックスフォードの街並みのなかを歩いて劇場に向いました。
歩くとそれなりに距離がありますが、見るものすべて新鮮で飽きません。



このバスは観光ツアーのバスです。
色とデザインがオモチャみたいでかわいいですね!



クライストチャーチ。
オックスフォードで一番大きく壮麗なカレッジです。



オックスフォードの中心にあるマーケットです。
新鮮な野菜やケーキ屋さんなどたくさんあります。
写真は昨日の夕方のものです。
買い物したいけど料理する時間がないので見学だけにしました。

でも滞在先の宿主であるサラから
おいしく簡単なイギリス料理を教えてもらいました。
いつか料理したいと思います。


2009/11/4(水)



今回お世話になっているOxfordshire シアターカンパニーは、
小学校の一角を借りて活動しています。
稽古場もあってとても恵まれた環境です。

わたしはここから5分のところに宿泊先を紹介していただき
滞在させてもらっています。
緑が多いこのあたりは、天気のよい日はことのほか気持ちがよいです。
先ほど劇団に洗濯物をとりにいきました。
こんなこともお願いできて感謝の毎日です。



英国版桃太郎の舞台です。
日本風な装置、小道具がたくさんちりばめられています。
稽古を見させてもらっているのですが、
ただ見ているだけではなんですので、
ただいま、照明のあたりを手伝っています。
俳優の真似をして笑われたりしています。

実は、諸事情があり、俳優が開幕一週間前、
先週の水曜に変わりました。
新しい俳優はたった7日で、ほぼセリフを入れていて、すごいです。
アクシデントはいつでもあるものですが、
みんなめげずに良い舞台になるようがんばっています。

Dave Hugh Andrew
Tom Elliott Jonathan

左上の写真から・・・

照明係のデイブ。名前の通り大きく頼もしい男性です。
繊細な日本風な明りを創ってくれています。

舞台スタッフのヒュー。細く小さい体でよく働きます。

音響係のアンドリュー。ステキな桃太郎の音楽を創って、
芝居の世界を楽しませてくれています。

舞台の学校から見習いで働いている、トム。
20才で、とてもかわいい。(写真が少し暗くて残念です)
彼は桃太郎の世界が気に入っているそうです。

桃太郎役のエリオット。彼は、前半は黒子役でも活躍しています。
狂言的な歩き方を一生懸命マスターするために努力しています。
しかし、すこしひ弱な桃太郎です。まあ、ミスタービーン的でいいかもね!

大トリ登場!彼こそ、今回の桃太郎かもしれません!
7日前にキャスティング替えでカンパニーに現れた俳優のジョナサンです。
80パーセントくらいのセリフは入れてきた彼のプロ根性は素晴らしい。
しかもとてもフレンドリーで明るい!
彼の稽古場での過ごし方から目が離せません、
見ならうべきところ数知れずです!


2009/11/3(火)

突然ですが、いまイギリスのオックスフォードです。
滞在先のイフリーロード付近はB&Bが結構あります。
写真はその一枚です。



日本の『桃太郎』の話をクリスマスショーとして
上演しようとしている劇団を訪問しています。

イギリス版桃太郎はいま大変な冒険の最中!
詳細はまた後ほどいたします。

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