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Michael Pitきまぐれ短信
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2006年3月-4月

2006.4.25(火)

仕事で栃木県の足利に行ってきたのですが・・ほんとにすごい天候に遭遇してしまいました。駅を降りると空は真っ黒。そしてなんとばりばりと音を立てて雹が降ってくるではありませんか!傘の持ち合わせもなく、おまけに無人駅、だれもいないしだれもあるいていない。お店もない!

途方にくれるとはこういう事なのでしょうね。

遙かかなたにうっすら見える食べ物屋らしき建物めざして歩くこと半時あまり、やっと見つけたうどん屋でお昼を食べ、外に出てみると、空は青空、ブルースカイでした。4月は天気が変わりやすいとはいえ、滅多に味わえないくらいの変化を体験しましたよ!

足利の青空 うそみたいな青空!


2006.4.22(土)

本日、青年劇場を応援して下さっていた先生の告別式が、
桐ヶ谷葬儀場にてとり行われました。


花水木


今から10年ほど前、先生は勤務されている学校で”芸術鑑賞担当”をされていて、鑑賞行事候補として劇団の『すみれさんが行く』をお薦めするため訪問したのが最初の出会いでした。洗練された出で立ちで椅子に優雅におかけになる姿に、「なんてかっこよくて品のある先生だろう!」と思ったものです。その後はとくにお会いする機会もなかったのですが、隣国である中国の近現代史跡を巡るツアー旅行というのに参加する機会があり、その二度目の旅で予想外にも再会したのでした。それからというもの、青年劇場の公演のご案内をさし上げては必ず来て下さり、時にはお酒を飲みながら芝居や最近の子供たちについてなど気さくに話をして下さったりと、いろいろな意味で勉強させて頂くことが多かったのでした。

これからも人生についてたくさんお話ししたり、先々の学校公演についてご相談させても頂きたかった。残念でしかたがありません。お通夜も告別式も、それはたくさんの人々が参列されました。先生の教え子さんたちは、男の子も女の子も、みんなみんな泣いていました。先生は「命」の尊さをすべての人たちに語ってくださっているようでした。お別れはとてもつらいものだということをわたしも教えて頂きました。これが先生の最後の授業だったのかもしれません。


先生、どうもありがとうございました。安らかにおやすみください。


2006.4.16(日)
散歩が好きなのです。今も鶴見川の周りをすたすたと歩いてきました。歩いていると不思議とGood ideaが浮かんできたり、ポジティブな自分になれるのです。

いつものように季節は巡り、いつものようにつぼみか膨らみ、花が咲き、透きとおるような新緑の葉があかるい日差しに美しくそよぐ。植物の生命のすごさ。わたしも彼らに負けないように自分を磨いていかなくちゃ!

レンギョウ レンギョウ、空に向かって


2006.4.11(火)
仕事で北鎌倉へ行ってきました。あいにくの雨模様でしたが、外国人の方や修学旅行の生徒さんたちなど観光客もちらほら。それでも平日なので静かな落ち着いた雰囲気で、古都鎌倉の風情がじゅうぶん感じられ、心を穏やかにしてくれました。わたしもいつのまにか観光気分になって花の写真を撮りながら歩いてしまいました。

これはそんななかで見つけたシャクナゲです。雨に濡れた花びらがキラキラ輝いてキレイでした。

シャクナゲ 雨の中でもあでやかに


2006.4.9(日)
今年の1月から月に2回程度、坐禅会に参加しています。坐禅をした後、自分の心と体がとても柔らかくそして真っ白な状態になるのが気持ちよくわかるのです。これはヨーロッパの俳優教育の中に取り入れられている”アレクサンダー・テクニーク”のプログラムを受けた後の状態とひじょうに似た感覚だなと思っていました。先日の座禅会の法話のなかで、アメリカで長く禅を教えていた老師からこの考えに賛同される意見をうかがい、「同じことを考えている人がいた!」とすご〜くうれしく思いました。これからも、坐禅の後の身体感覚と、ロンドンで日曜日にアレクサンダー・テクニークを受けたときの感覚の異同を探っていってみようと思います。

花のように背筋を伸ばして 花のように背筋を伸ばして


2006.4.7(金)

人間ドックに行ってきました。前日から体調を整えていたので、会場で気持ち悪くなることもなくいろいろな検査を受けることができました。じつは以前、検査中に倒れてしまったことがあるのです…いま思い出してもなさけない!

今回おもしろかったのは体力測定です。平衡性のテストということで、両目を閉じ両手を腰にあてて、片足立ちのままいつまでいられるかという測定があり、去年は始めていくらもたたないうちに上げていた足がゆかに付いてしまったのですが、今年はなんとずうっとそのポーズで立っていられたのです。検査のひとから「もういいですよ」と言われて目を開けるとわたしだけで、他の人たちは椅子にすわってこちらをじっと眺めているという光景はおかしかったですよ。

苦手な胃部エックス線検査のバリューム攻撃も親切な検査のおじさんにはげまされて無事終えることができました。「やさしくていねいな言葉で相手を誘導する」このおじさんの手法は見ならうべきものがありますね。怖い検査員は相手を萎縮させてしまうだけですものね。以上、人間ドック報告でした。

ヤマブキ 元気でいきましょう!

2006.4.2(日)

昨日見た映画『リトル・バーズ(Little Birds) イラク戦火の家族たち』について、今日も考えています。

イラクで、戦火のなかで暮らす人たちの心の恐怖や、空爆で失った自分の家族の命、自分自信の身体の一部を失った悔しさ悲しさ・・「もしそれが自分だったら?」と自分の問題として「怒り」を持ち考える事の大切さを深く感じています。クラスター爆弾によって右目を負傷した少女の悲しみ、怒り、そしておろかな戦争しているおろかな大人たちへの疑問はわたしの心にも強く迫ってきす。

  「私たちはアメリカにはなにも望んでいない。」
  「わたしの戦争はまだ終わっていない。」

日本はなぜアメリカを支持するのか、アメリカはなぜイラクと戦争をしているのか、そもそもこれは"戦争"なのか。 そんな疑問と怒りがわたしの心の中でコロコロとまわっているのです。

白いスイセン 花だって平和が好き


2006.4.1(土)
ぽかぽか天気の午後、お友達と三ツ池公園に花見に行って来ました。

普段は静かな公園内はまるで新宿の雑踏を歩いているような大勢の人たちでにぎやかにぎやか!私たちは公園内にあるコリア庭園へ。そこでトッポキ、韓国お好み焼きなど食べ、マッコリ、ビールを飲み、また催されていた韓国伝統芸能「農楽公演」を楽しみました。花見と韓国文化を一緒に味わえる「しあわせ」を感じました。

そして、夜。地元の「9条の会」主催の映画「リトルバース・・・イラク戦火の家族たち」を観に行きました。

ある日突然庶民の生活の中に「戦争」が襲いかかる怖さ、そしていつも被害に遭うのは何も悪いことをしていない庶民たちなのだということ・・何のための「戦争」なんだろう?「戦争」は人の心も体も狂わせてしまうだけなのだと言うことをあらためて深く感じました。

花見に浮かれているだけではなく、世界に起こっている「愚かな戦争」について、そこで苦しんで生きている人たちの気持ちを同じように感じる心を持つことの大切さを感じました。

ヤマブキ 思わず目を引く山吹色


2006.3.31(金)

最近、朝の出勤途中に花の写真を撮るのが趣味になってきました。これは劇団近くの新宿御苑の脇に咲いていたヤマブキです。みつけて思わずパチリ!朝の忙しいひとときの楽しみです。しばらくこういう写真を載せようと思います。


2006.3.21(火)
午前中、三ツ池公園の桜が気になりウォーキングしてきました。早咲きの桜が暖かい日差しの中ゆらゆらと優雅に咲いていました。その下ではもう花見を楽しんでいる人たちもいます。たくさんのつぼみを付けた桜の木が満開の時を期待させてくれ、あまい香りを放ち気持ちをやさしくしてくれました。もうすぐですね!

 花いっぱい


2006.3.17(金)
今日はものすごい風の強い日でしたね。世田谷付近を歩いていたらわたしの手から重要な書類が風に吹かれて某大学の守衛さんの所へフィ〜ンと飛んで行ってしまいました。あわてて「すいませ〜ん!わたしのです」と走って行きました。わたし自身も風に押されて変な方向に飛ばされてしまいそうになるほどでした。

スイセン 元気いっぱい


2006.3.11(土)
第2次世界大戦下のイギリス、空襲を逃れて4人の子ども達がいなかへ疎開する・・そのフレーズに誘われて「ナルニア国物語」を見てきました。

いゃ〜あ、よかった!泣けて泣けて・・はは、これは年のせいかもしれないけどね。お気に入りのキャラクターは、気の優しいタムナスさん、英国人気質のひねりを良く出していた(じつはいいヤツの)キツネ、そして非常に怖いし憎たらしいのですが、あまりにもステキで見つめられたら言うことを聞いてしまいそうな"白い魔女"。とっても魅力的。

映画を通してイギリス英語も楽しめて(?)、大満足なのでした。


2006.3.9(木)
今朝、最寄りの駅近くを歩いていると、出会いました今年も!
わたしの大好きな花、ラッパ水仙です。
黄色い色が鮮やかで、見ているとかわいくてかわいくて・・
そしていつのまにか元気な気持ちにさせてくれる不思議な花です。

ラッパ水仙 


2006.3.5(日)
ぽかぽか天気の日曜の朝、近所の三ツ池公園にお散歩に行くと・・
梅がひときわ美しく咲いておりました。
近寄ってみると梅のほの甘い香りがこころをあたたかく満たしてくれます。
もうすっかり春ですね。

横浜、三ツ池公園の梅


2006.3.3(金)
ひな祭りの午後、劇団近くの呉服屋さんで甘酒を振る舞っていると聞き何人かで飲みに行きました。出先に行き帰りのサラリーマン、お買い物中のおばさんも足を止めなにやらニコニコと甘酒を飲んで楽しんでいます。都会の中の下町を感じさせてくれました。呉服屋のウインドウにはものすごく年期の入ったおひな様やお内裏様が飾られていて、近所の人達たちと祝っているのもまた良い感じでしたよ。

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