2005年7月-10月
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2005.10.9(日)
曇り空の日曜日、昼過ぎから近所の温泉へ行って来ました。露天風呂で自然に聞こえてくる音にだけ気持ちをかたむけてみると、体も心もとても落ち着く事が出来気持ちが良い・・
セイタカアワダチソウの原
明日からは韓国40日間の旅公演。どんな出会いが待っているか?よい仕事が出来るよう努めたいと思います。そして時間があるときにはぜひ韓国の銭湯に入ってみたいのです。パソコンは持っていきますが、いつつなぐことができるやら?もしつなぐことが出来たらきまぐれに韓国日記を書いていく予定です。では、行ってきます。
2005.10.7(金)
本当にしばらくぶりの日記更新です。
出発が目の前の「銃口」韓国公演に向けた日本での稽古も終わり、本日は鴻巣にある劇団倉庫でセットなど荷物の積み込みをしました。「韓国でこのセットたちと無事会えるのかな・・」などとこれから始まる韓国公演に期待と不安がつのるばかりの私達。ふと横を見るとザクロの木に実がたくさんなっていました。秋ですね・・ソウルにいる知り合いからメールが来ました。「韓国はもうかなり寒くてオンドルが入っています」。少し暖かい洋服が必要かもしれません。
2005.9.3(土)
ここのところなんだか忙しく、なかなかウォーキングできないでいます。体がなまって困りますね・・。そんな思いでいた今日の夕方、時間があったので近くの鶴見川べりを歩こうと家を飛び出しました。6時30分頃にはもうすでに日がかなり落ちるようになりましたね。「秋なんだなぁ・・」と季節を感じた瞬間でした。
2005.8.24(水)
今年の「青年劇場の俳優たちによる朗読 平和へのメッセージ 2005年8月」、好評のうちに終了いたしました。ご来場下さったみなさんにお礼申し上げます。
2005.8.15(月)
多摩川河川敷で花火の祭典を見てきました。多摩川沿いのマンションに知り合いが住んでいて毎年花火の日に親しい仲間がつどい花火を見ながらおいしいお酒を飲むというたのしい会です。いやぁ〜すばらしかった!花火が足下から上がり空のうえで花開く瞬間のきれいなこと・・・思わず拍手喝采してしまいました。
こんなに近くで花火鑑賞したのははじめてでしたが、間近で鳴り響く音にいつのまにか元気さえもらえたひとときでした。花火というのは人の心を燃え立たせるものですね。
2005.8.14(日)
NHK-BSの特集番組「あの日昭和20年の記憶」というものを見ました。いろいろなかたが終戦の日の思い出をかたるというものです。
当時小さい子供だった中村メイコさんは、戦争が終わった日8月15日、日本が戦争に負けた事をどう受け止めたらよいかとお父さんに尋ねたそうです。お父さんは「うん、空をみてごらん。この青い空の事をいつまでも覚えておくと良いね」と言われたそうです。平和であることは青空のようにしあわせなことなんだ・・というメッセージがつたわってくるいい言葉です。
2005.8.9(火)
7日の日曜日、公演のため来日したイギリスの演劇人4人と鎌倉に行ってきました。
あちらでお世話になっていた方たちなので、ひさびさの交流でもすぐに(大嶋流英語での)会話感覚を取り戻すことができました。北鎌倉の駅で下車しまずは円覚寺に入ると、セミの鳴き声に驚き、池を見ては感動し、その中を泳いでいる鯉にまた驚き・・・とくに若い人たちがほんとうに見るもの聞くもの一つ一つに心が動かされていました。まるでかわいい子供のようです。鎌倉大仏を見たときにはまさに息をのみ、大仏に文字通り身も心も吸い込まれていっているようでした。
暑くて暑くて大変でしたが、彼らと歩いた5時間はとても楽しいものでした。
2005.7.31(日)
夕暮れ時に鶴見川沿いをウォーキングしていると、空中高く飛び跳ねる魚たちをたくさんみかけます。水面上を飛んでいる虫を捕らえて食べるためだそうですね…あの姿をみているととても気持ちよさそうで、こちらも楽しくなってきます。「新鮮なおいしい魚ななだろうな」とも想像してしまうのは、たんに夕食前だからでしょうか?
2005.7.24(日)
近ごろは近所にできた天然温泉"志楽の湯"にはまっています。ここは地下1300メートル以上の深さから湧き出てくる川崎の天然温泉です。めずらしいでしょう・・川崎の天然温泉なんて・・色は少し茶色ですがやさしい感触がつたわってくるいいお湯です。露天風呂もあり、ここでしばし過ごしているとまるで九州か信州のいなかに来ているような気持ちになります。いや本当に最高!アルバイトの後や気分が落ち込んだときなどここへ来てのんびり湯につかると不思議と疲れやいやなことがそぎ落とされ、新鮮な気持ちになれるのがいいのです!近所にこんなホッとできる温泉があることにひそかに贅沢さを感じています。行きたい人がいたら連絡下さい。ご一緒しましょう!
2005.7.21(木)
またロンドンで異常な事件が起こりました。地下鉄3駅とバスで爆発があったそうです。
バスの爆発があったのはロンドン東部のハックニー地区でとのこと。この地区は地下鉄が通っていないのでみなバスに乗って駅に出るしかありません。留学中お世話になっていた劇団があるので、わたしもよくリバプールストリート駅から乗車していました。
前回爆破されたバスも、爆発場所こそ違いますが、ハックニー地区を通るものでした。所得が高い人がたくさん住んでいるわけでもないのに…今回もまたこのあたりの人びとを不安にさせるこのような事件に腹が立ってしかたがありません!
2005.7.9(土)
ロンドンで恐ろしい事件がおこりました。市街中心部を襲った同時テロ、 死者が50人という大惨事です。わたしがよく利用していたリバプールストリート駅でも爆発がありました。乗るのが大好きだった二階建てバスも標的にされました。本当にショックです。お世話になった人たちにお見舞いのメールを送りました。
送っている最中から返事のメールがどんどん届いてくるのには驚きましたが、それだけみんな気持ちが張りつめているのでしょう。「ラッセルスクエアー駅近くに住んでいる俳優が自宅から会場に向かうことが出きず、急きょ代役をたてて公演をした。でもおかげさまで芝居は成功した。」「息子が爆発のあった地下鉄近くの別のラインにのっていて運良く助かった」「友達が爆発するバスを目撃した」など緊迫した情報もありました。しかし気丈なロンドン子。「ロンドンは自分たちの勇気を態度でしめすぞ!」と意気軒昂です。
2005.7.5(火)
ロンドンの友達からメールの返事が届きました。この春ロンドンにいたときにとある芝居のリハーサルからプレビュー公演までを見学させてもらったことがあり、その芝居の舞台監督助手をしていた人で、困ったときによく助けてくれました。メールを送ったのは5月下旬だったのでかなり間があきましたが、覚えていてくれたと思うとうれしいものです。イギリスの人はこちらが忘れたころ、思い出したようにメールを返してくれることが多い気がします。日本よりのんびりしているのでしょうか、それとも単に忘れっぽいのでしょうか…
「3月下旬から9月まで長い旅公演をしているのでカンパニーのメンバーはその週に誰が何をするのか役割がわかっていてトラブルを避けることができるようになった」とのこと。末尾には "Keep
in touch, hope to hear from you soon "。定型の文末ですが、気持ちが伝わる大好きな言葉です。
イギリス版売り切れ御免
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