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Michael Pit舞台とは別の旅 前のページへ 次のページへ
初夏の戸隠高原(長野県)にて part2

随神門まで戻ってふたたび植物園にはいり、水芭蕉の小道をそぞろ歩きしながら越水ヶ原へ向かいます。「稚児の塔」という石塔を少し過ぎたところで旧越後道に入ります。さみしい山道で、本当にここから私は出ることが出来るのやらと思うほどです。

そうこうしているうちに山小屋の建ち並ぶ広い道に出ました。お腹が空いていた私の目指していたところは、おいしいネパール料理をだしてくれる「ヒマラヤの詩(026-254-3556)」と言うTer Roomです。6月の平日だからか、お客さんは誰もいません。オーナーのゆみこさんがおいしいネパールカレーを作ってくれました。それにプラスしてチョコレートケーキ、ドウドウ茶。とてもおいしい!

 "ヒマラヤの詩”パンフレットより

前日に劇団が公演した高校がゆみこさんの出身校とわかり話が盛り上がります。よくこのTea Roomには来ていたのですがこんなに話をしたのは初めてです。ゆみこさんいわく「この季節はひまでまいにち草取りをしています」。梅雨時は厳しいですね。はやく夏が来て登山者が増えますように!「また夏に来て下さい」、さわやかな笑顔のゆみこさんは素敵な女性です。

そこから中社まで歩くと、15時過ぎ。遠足をしていた小学生達にまざってお土産屋を冷やかします。素敵な和紙を見つけましたが、これは今度来たときのお楽しみにとっておきました。一日の心地よい疲労で帰りのバスでは熟睡していました。新鮮な空気と小鳥たちの優しいささやき声、なじみのTea Room、戸隠はやっぱり大好きです。
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