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Michael Pit舞台とは別の旅 前のページへ 次のページへ
2000年初めての山歩きは陣馬山

(2000.初春)
1月9日・10日と一泊二日で陣馬山周辺を歩いて来ました。陣馬山は高尾山の奥に連なる山です。実は昨年の暮れから新年にかけて左肩が痛くて、なんとかこの痛みを治したい思いもあり山登りと温泉に出かけたのでした。登りはじめた時間が午後1時30分と遅かったので下山してくる人達とよく出会いましたが、のんびり登ってみました。

一時間半ほどのなだらかな道でしたが、頂上手前15分はなかなか苦しく息も絶え絶えで汗もかなりかいていました。山頂到着は3時を過ぎていましたが、まだ何人かの人たちが食事やお茶を楽しんでいます。そうはいっても寒いことは寒く、店じまい直前の茶屋で甘酒を飲みました。体の芯から暖かくなってほんとうにおいしかったです。

その日は山を下った谷間にある陣馬温泉陣渓園に泊まりました。ここの夕食はなかなかおいしく、冬の名物「猪鍋」でした(夏は「鹿鍋」だそうです)。温泉は岩風呂でとても暖まるお湯でした。宿の外に川があり、自然の水の音が楽しめます(夜は少々うるさいかな?)。

ここにはシーザーと言う黒猫がいて、ロビーの暖かいストーブの脇にゴロンと横になっていました。写真を撮ろうとすると「うるさいぞ」と言う目つきでにらまれてしまいました。もう10歳、人間で言えばかなりのおじいさんだそうです。

陣渓園のシーザー 睨むシーザー

翌日は宿からまた高尾ー陣馬をつなぐ稜線に一時間かけて登りました。前日の夜中から翌朝の10時ごろまで雨だったせいで、いつもは混むこのコースもまったく人がいなくて、峠にある茶屋もお休みでした。

でも眺めは最高で、中央本線沿線の山々の上に富士山が美しくそびえていました。ここで紅茶を入れてなんとも最高のテイータイムを過ごしました。空気も新鮮でおいしかったです。この味を覚えると都会でのお茶は飲めませんね!

下りは相模湖駅に下る尾根をガンガン降りました。見下ろす相模湖がまたとてもキレイでした。

年初めの山登りは、なんだかとてもたのしかったです。おかげで肩の痛みもすっかりとれたのでした。

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