注:現在合作「蛍くんと準くんの夏休み」が進行中ですが、これは蛍くんのうちから帰ったあとのお話と思って下さい。
☆準の夏休みの一日(今時こんな暇な小学生がいるのだろうか)
- 6:20
- お母さんに起こされてしぶしぶ起床。あわてて着替える。
- 6:30
- ラジオ体操。だいたい毎日行っている。♪新しい朝が来た 希望の朝だ・・・
- 7:00
- 朝ご飯。パンよりご飯が好き。
- 7:30
- 一応お手伝いなど。庭の花に水をやったりする。草むしりは腰が痛くなるし、ミミズが出てくるので嫌い。
- 8:30
- 涼しいうちに勉強しなさいといわれ、一応机に向かうが、ぼーっと考えごとをしたりして過ごす。
- 10:00頃
- 早くも勉強終わり。午前中はだいたい家にいることが多い。テレビで再放送のアニメを見たりする。
- 12:00
- 昼ご飯はそうめんが多い。やはり播州揖保の糸がいい。
- 13:00
- 友だちと遊んだり、学校や市民プールに泳ぎに行ったり、一応小学生らしい夏休みを過ごす。クーラーが効いて涼しいので、図書館に本を読みに行ったりもする。でも、うちでぐーたらしてることもある。
- 18:00
- 「ゆうやけこやけ」のチャイムとともに帰宅。手を洗って夕食。
- 19:00
- テレビを見たりして過ごす。金曜日はもちろんドラえもん。
- 20:00
- 毎日ではないが、花火をしたりする。
- 20:30
- おふろ。カラスの行水。ちゃんと洗ってるのか大いに疑問。
- 21:30
- もうちょっと起きていたいが就寝。暗いのが怖いから電気はつけたまま寝る。このまま朝までぐっすり・・・。
「お母さん、ジュースこぼしちゃった」
準はお母さんを呼ぶと、そっとからのコップを差し出しました。夏休みの昼下がり、今日もとても暑い一日です。
「もう、あんたはいつもぼーっとしてるから・・・。でも、そうしてそんなとこが濡れるのよ」
お母さんは準のおしりを見て言いました。
「だって、昼寝してたから・・・。あ、これほんとジュースだからね」
「誰もウソだって言ってないでしょ。それよりも、せっかくの夏休みなんだから、有意義に過ごしたらどうなの」
「夏休みだから休んでるんだけど・・・」
「あきれた子ねえ。子どもらしく外で遊んだらどうなの」
「明日は遊ぶ予定だよ。川で水遊び」
「こんなに長い休みなんだから、何かやってみたいこととかないの?」
「そうだなあ。何か考えてみるよ」
「そんなこと言ってるうちに、夏休みは終わっちゃうわよ。それに、ちゃんと計画立ててやりなさいよ」
そう言われただけで、準はすぐピンときました。もちろん、夏休みの宿題のことです。
「わかってるよ。・・・でも、まだ夏休みは長いから大丈夫だもんね」
「いいわね、今年は泣いたって手伝わないから、ちゃんと自分でやるのよ」
「はあい」
・・・夏休みはまだあと4週間もあるし、もうちょっと遊んでても平気だな。
イヤなことは先送りして、普通の夏休みを満喫する準くんでした。 |