田村

 その麺の傾向からか県外客がたくさん来る店ではなかった田村だったが今ではメージャーな店に。でも、うれしいのはまだまだ常連客が朝からやって来てることだ。
 あれは忘れもしない4〜5年前(平成4年くらいのことだったと思う)のいつだったか(このフレーズ好きです)、大西(うどん道第一世家元)と私(麺聖)がただのうどん好きの二人だったとき、ある1軒のうどん屋を訪れた。そのころ香川県にはまだ「讃岐うどんツアー」なる現象はなかった。昼に高松のN北で美味しいうどんを食べた私たちがその店に行ったのは、ほんの出来心からである。昼に大を食べた私たちが2玉をペロリと食べるくらい美味しかった。そしてグルメの旅に書いたコメントと点数が「これぞ讃岐うどん」「8.5点」である。
 それからの話は「恐るべきさぬきうどん(第1巻)」の田村顛末記に詳しいからそちらに譲るが、今のうどんブームがあるのは田村のおかげである。客が増えて(増やして申し訳ないと思っている)大変だとは思うが味は守り続けて欲しい。最近定休日が増えたが何時までも店が続けくためには仕方がないことだ。
 お勧めは、大と小しかない、どちらでもおなかにあわせて。(2009/8/1追記)


綾南町陶1090−3
087−876−0922
9:30〜13くらい
定休日日曜日、祝日、第2・4土曜
駐車場あり


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