博多うどん

 道ばたの屋台もそうだが、博多はどこかアジアを感じさせる、古代から続く大陸との交流の影響だろうか。
 博多ラーメンの陰に隠れているけどかなりのうどんどころである。うどんは禅僧によって中国からもたらされたと言われ、市内のお寺には「うどん発祥の地」の碑まで建っているそうである。
 

 あまり気乗りのしない情報が多いが、これらの情報にでてきた店を中心に食べ歩くこととした。

 おいしいと感じた店、上から3店について、レポートする。
 まずはどこのガイドにも載っている山笠で有名な櫛田神社の近くの「かろのうろん」なかなか味のある建物で麺にも艶があった、合格。
 次は「集う・遊ぶ・ショッピング」スポットとして登場したキャナルシティの中の地元の人なら誰でも知っているという「釜揚げ牧のうどん」麺の堅さを選ぶことができる。固めを選んだが聞いていたよりおいしかった、合格。ついでだがキャナルシティは一度見る価値はある。
 最後に24時間営業の店「川端うどん」細目の麺だが24時間営業でこの麺が提供できるとしたら、合格。
 実はこの3店は非常に近いところにある。1時間もあればはしごできる距離だ。一日かけて櫛田神社を経由しキャナルシティで遊び川端通り商店街をぶらぶらするというコースもいい。
 今回食べた店を最後に表にまとめた。並べ方は口にあった順だ、情報にあったような、ふやけてしまった麺が多く、香川県人好みの店は少ない。もし、これを読んでもっと美味しい店があると言う博多の方お便りください。


名前 場所 太さ 堅さ かけの値段 食べたもの ひとこと
かろのうろん 中州 普通 普通 330 丸天430 明治15年開業老舗の味、博多名物
釜揚げ牧のうどん 中州 普通 固め 250 ごぼう天350 固、中、柔麺が選べる
川端うどん 中州 細め 柔らか 350 ごぼう450 24時間営業
筑紫うどん 博多 普通 普通 220 ごぼう天350 値段は安め
WEST 中州 普通 柔らか 250 ごぼう天360 24時間営業
川端英ちゃんうどん 中州 太め 普通 360 丸天450 川端で有名な店
因幡うどん 天神 太め 柔らか 330 ごぼう天420 開店と同時に客が来る
みやけうどん 呉服町 太め 柔らか 270 丸天350 昭和29年開業素朴な造り
大福うどん 博多 太め 柔らか 320 丸天400 客でいっぱい

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