昭和初期の自らの夢を疾駆する若者たちの青春グラフィティー
笑わせ、泣かせ、心にしみる…舞台です。
1997年読売文学賞戯曲・シナリオ賞受賞。
『東京原子核クラブ』はノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎博士の若き日々をモデルに、本郷の下宿屋の住人達の青春の日々を描いたドラマです。
人間は賢くもあり愚かでもあり、非情でもあれば心優しくもある。
そんな生身の人間模様がとても丁寧に描かれていて、
やはり人っていいなと思いました。
-------東京公演のアンケートより------
登場人物たちが、人間が愛おしくなる…そんなお芝居です。
9月18日(木)6時30分
19日(金)1時30分
6時30分
中京大学文化市民会館プルニエホール
(名古屋市民会館中ホール) 地図
あらすじ
解説
キャスト・スタッフ
関連サイトリンク
会費 月額一般 2600円 22歳以下 2000円
高校生以下 1300円
入会金 一般 2900円 22歳以下 2300円
高校生以下 1600円
新入会の方は、会費と入会金が必要です。それ以外の入場料は必要ありません。 くわしい名演の入会方法はこちら日程申込フォームはこちら(会員専用) 昭和7年、東京本郷にある下宿屋『平和館」。理化学研究所に勤める若き物理学者・友田晋一郎は、研究所のレペルの高さに自信を失い、故郷の京都に帰ろうとしていた。また同じ平和館の住人富佐子も、レピュウで踊っていたのだが若い踊リ子に人気を取られ、失意のなか東京を去るところだった。そんな折、理化学研究所の同僚・武山が、友田の提唱した物理学上の仮説が主任の西田に認められたという朗報を伝える。友田はあらためて研究所に残る決心をするのだった。
この「平和館」には理化学研究所の同僚やピアノ弾き、新劇青年、野球に熱中する東大生など。あやしくも個性的で愉快な人びとが暮らしていた。
友田は物理学者として成長しドイツへ留学しするが、日本は少しずつ戦争に向かいつつあり、住人達の生活も一変する…。
1997年、東京国際フォーラムの柿落しとして上濱された『東京原子核クラプ』。好評を博し同年の読売支学賞も受賞しています。この名作を、青年座公濱『MOTHER』、『フユヒコ』.『赤シャツ』と手掛け、マキノ作品の魅力を知リ尽くしている宮田慶子の新濱出で2006年に上濱し高い評価を頂きました。個性溢れる俳優陣を迎え、青春を謳歌する若者の姿と戦争に突き進んだ国の歪みを夷り出す話題作。どうぞご朗待下さい!!
舞台は昭和7年より21年まで。東京は本郷の下宿屋「平和館」。主人公の友田晋一郎(朝永博士がモデル)が理化学研究所へ入るものの、理研の研究所のレベルの高さに気後れし国に帰ろうとするが…。
平和館の仲間が彼を支える。正体不明の女、飲んだくれの売れない新劇青年、東大野球部員、先輩研究者、ギャンブル狂いのピアノ弾き、男やもめの大家にかつて科学者を目指したその娘など・・・。皆、青春を精一杯謳歌する。住民が起こす事件をお互い温かく見守る平和館の住人たち。一方、軍靴の足音がいよいよ高くなる。昭和15年、国策として原子力エネルギーの利用が話題にのぼり、翌年には日本陸軍は理化学研究所へ原子爆弾の開発を委託。日本は唯一の被爆国だが、実は原爆研究に取り組んでいたのである。
歴史に"if"はないが、もし日本が先に原爆製造に成功していたら・・。
戦争が終わり1年後の平和館。もどれた人、もどれなかった人・・・。平和館の住人の青春の爆発、そして喜び、悲しみ、おかしさ、それゆえの愛おしさを感じて欲しい。下宿屋でバカばっかやりながら、平和館の住人は皆一つのテーマに没頭、研鑽しています。その中でたまたま友田晋一郎の興味関心が原子物理学だった。青春を賭けていたものがたまたま原子核で、それが巨大なエネルギーを産み出した、その悲喜劇を観て欲しい!
マキノノゾミさんプロフィール
劇作家・演出家。劇団M.O.P主宰。 1959年9月静岡県生まれ。同志社大学文学部卒業後の84年、劇団M.O.P.を旗揚げ。同年つかこうへい作『熱海殺人事件』公演で旗揚げ。自劇団以外の舞台も数多く手がけ、劇作・演出と幅広く活動中。日本劇作家協会常務理事
2002年のNHK連続テレビ小説『まんてん』脚本を手がける
名演例会では過去2作品が上演されました。
1997 ・6 『MOTHERー君わらひたまふことなかれ』(青年座)
2003 ・7 『赤シャツ』(青年座)
主な受賞歴
1994年 第45回芸術選奨文部大臣新人賞・京都市芸術新人賞受賞
『MOTHERー君わらひたまふことなかれ』
1997年 第49回読売文学賞受賞『東京原子核クラブ』
2000年 第4回鶴屋南北戯曲賞『高き彼物』
2000年 第8回読売演劇賞優秀演出家賞&作品賞『怒濤』
2001年 第36回紀伊國屋演劇賞個人賞『黒いハンカチーフ』『赤シャツ』
友田晋一郎(少壮の物理学者。理化学研究所勤務)
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橋場大吉(東大野球部員)
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早坂一平(ダンスホールのピアノ弾き)
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大久保桐子(「平和館」の主人彦次郎の娘)
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箕面富佐子(元ダンサー
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武山真先(友田の同僚)
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大久保彦次郎(「平和館」の主人)
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谷川清彦(新劇青年)
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小森敬文(友田の同僚)
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狩野良介(海軍中尉、武山の友人)
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西田義雄(研究所主任研究員、友田らの師)
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林田清太郎(東大野球部員)
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<スタッフ>
関連サイト
俳優座劇場ウェブサイト
http://www.haiyuzagekijou.co.jp/マキノノゾミさんブログ「今週のマキノノゾミ本人」
http://mopmakino.exblog.jp/宮田慶子さん公式サイト http://on-miyata.com/
田中壮太郎さんブログ「ハワイへようこそ」
http://tanakahawaii.cocolog-nifty.com/壇臣幸さんブログ「檀チャンの〜〜(^〇^)」
http://yaplog.jp/dan-chan/西山水木さんブログ
La Compagnie An's BLOG 鶏頭蠍火
http://heiwa.a-n.fem.jp/?cid=20405
La compagnie An 的 西山水木の使い方
http://www.mcri21.com/sp/an/index.htm石井揮之さんブログ 「石井揮之オフィシャルブログ」
http://ameblo.jp/zeroichini/佐藤滋さんブログ 「佐藤滋の日記」
http://www.kakuta.tv/profile/sato/早川書房サイト ハヤカワ演劇文庫
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/330016.html
最終更新日 2008/08/18