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名演2005年9月例会 劇団民藝無名塾公演 
ドライビング・ミス・デイジー

作/アルフレッド・ウーリー 訳・演出/丹野郁弓

演出家・丹野郁弓さんのお話

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9月28日(水)6時45分
  29日(木)6時30分
  30日(金)1時30分
  
名古屋市民会館中ホール
 地図  
1 会費     
 月額 2600円 
 22歳以下  2000円  
 高校生以下 1300円

2 入会金 
 2900円 
 22歳以下  2300円 
 高校生以下 1600円


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7月2日
演出家・丹野郁弓さんのお話を聞きました!
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仲代達矢と奈良岡朋子の夢の共演実現

1985年初演以来、ブロードウエイで4年間のロングランを記録し、1987年度ピュリッツァー賞受賞。映画版では1989年度のアカデミー賞最優秀賞を受賞するなど、数々の賞に輝いた不朽の名作が、頑固なユダヤ人未亡人デイジーに奈良岡朋子、彼女の黒人お抱え運転手ホークに仲代達矢という夢の舞台初共演が実現!
 


ものがたり
 時は1948年から1973年までの25年間。場所はまだまだ黒人差別意識が色濃く残るアメリカ、特に人種への偏見が根強い南部の町、ジョージア州のアトランタ。『風と共に去りぬ』でも有名な町でもあります。
 裕福なユダヤ人の未亡人、72歳になるデイジー(奈良岡朋子)はいまだにカクシャクとしていて一人暮らしを続けていますが、年のせいか車の運転が不得手になってきたようで事故を起こしてしまいます。心配した息子ブーリーは黒人嫌いの母親をやっとこさ説得して黒人のホーク(仲代達矢)を運転手として雇い入れます。
 独立心の強いデイジーと黒人のホークの仲はなかなかうまくいきません。最初はぎくしゃくしていた2人。しかし、ホークが文盲であることを知ったデイジーは、元教師の経歴を活かしてホークに文字を教え始めました。やがて2人の間には奇妙な友情が芽生えていくのでした。


 デイジーとホークは、それぞれユダヤ人と黒人という2つの少数民族に属しています。人種のみならず、2人は富裕層と貧民層という別な社会的階級に属してもいて、2人ともそれぞれの立場において非常に誇り高い人物として描かれています。
 この作品は、そうした2人の老人が自分たちの立場と威厳を保ちつつ、友情を築いていく物語です。
 キング牧師の活躍などによってもたらされる社会的変化や、老いによってもたらされる肉体的・精神的変化にも、変わることなく淡々と続いていく二人の友情は、しみじみとした暖かさで劇空間を包み込んでいきます。



奈良岡朋子プロフィールnaraoka.jpg
 東京出身。高校時代を父の郷里、青森・弘前市で過ごした。
 民衆芸術劇場(第1次民藝)の試験に数百倍の難関をパスして役者の道へ。1949年、木下順二作の『山脈』が初舞台。以来、『かもめ』ニーナ役、『イルクーツク物語』ワーリャ役、『奇跡の人』サリバン役など数多くの当り役を持ち、紀伊國屋演劇賞、テアトロ演劇賞、菊田一夫演劇賞など数多くの受賞歴が53年の役者人生を彩る。新劇界きっての演技派俳優。活躍の場は舞台にとどまらず映画、テレビと幅広い。
 名演では、1961年の『イルクーツク物語』でデビュー。その後、『るつぼ』(62年)、『うちのお姉さん』(67年)、『才能とパトロン』(74年)、『迷路』(75年)、『おおわが町』(78年)、『わが魂は輝く水なり』(80年)、『夢二・大正さすらい人』(83年)、『セールスマンの死』(84年)、『夏・南方のロマンス』(87年)、『払えないの?払わないのよ!』(88年)、『どん底』(90年)、『君はいま、何処に・・』(97年)、『根岸庵律女』(98年)、2001年の『アンネの日記』と至る。

nakadai.jpg仲代達矢プロフィール
 東京出身。俳優座演劇研究所付属俳優養成所入所。
舞台『幽霊』のオスワル役で鮮烈なデビュー。
 『どん底』『リチャード三世』『ソルネス』などの舞台で芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞、紀伊國屋演劇賞ほか数々の賞を受賞。
 小林正樹監督『黒い河』『人間の条件』『切腹』。黒沢明監督『用心棒』『影武者』『乱』と日本を代表する映画作品に出演。テレビドラマでもNHK『新・平家物語』『大地の子』ほか代表作多数。
 1975年から俳優を育成する『無名塾』を亡き・宮崎恭子(女優、脚本家、演出家)と主宰。無名塾が毎年合宿して稽古をしていた、中島町(現七尾市)と交流が深まる中でつくられた能登演劇堂で、1995年以来、毎年公演を行っている、
 名演では1970年の『オセロ』から『リチャード三世』(74年)、『どん底』(75年)、『ジュリアス・シーザー』(77年)、無名塾として、『ソルネス』(80年)、『プアーマーダラー』(86年)、『令嬢ジュリー』(91年)、『リチャード三世』(93年)、『どん底』(2000年)で、2年前の『セールスマンの死』に至る。
 


               <キャスト>        <スタッフ>

デイジー・ワーサン

アルフレッド・ウーリー

 

奈良岡朋子(民藝)

訳・演出

丹野 郁弓

ホーク・コールバーン

装  置

 

仲代 達矢(無名塾)

照  明

沢田 祐二

ブーリー・ワーサン

音  楽

池辺晋一郎

 

長森 雅人(無名塾)

衣  裳

緒方規矩子

千葉 茂則(民藝)

効  果

岩田 直行

 

舞台監督

中島裕一郎

制  作

金本 和明(民藝) 

嶋田 礼子(無名塾)

   


関連サイト

劇団民藝ウェブサイト http://www.gekidanmingei.co.jp/

無名塾ウェブサイト http://www.mumeijuku.net/

仲代達矢公式ウェブサイト http://www.nakadai-tatsuya.com/


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最終更新日 2005/08/01

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