パワークメーカー・マナス電子が設立した社団法人〈マナス電子特別防犯室(MDB)〉は、凶悪化するパワーク犯罪への対策を研究する機関とされているが、実際の業務内容は日本国内ではほとんど知られていない。
マナスファミリーの途上国での悪辣な企業活動に対し、地元住民による反対運動がたびたび起こっている。MDBはそれらを弾圧するために組織された私設軍隊であり、安全対策の名のもとに反対派住民に武力攻撃を加えているのだ。
MDB隊員が搭乗するグリテーリーは軍事用に開発されたパワークであり、作業用機種とは比べ物にならない戦闘力を有している。
 
パワークのサイズ(身長2.75m)で密閉型コクピットを、という課題に挑むシリーズの第3弾。前回のキティバが超重量級の体型だったので今回は、同じ条件でどこまでスマートにできるかということに挑戦してみました。
方法としては、コクピットの位置をさらに下げる。これにより猪首を解消するとともに腹部の膨満を腿にずらし込む。胴体でなく腿が膨れているのならデブに見えないだろうというわけです。しかし居住性を考えると腿だけを太くするというわけにはいかず、スマートとは言いがたいものになってしまいました。
コクピットが股下にまで及んだため股関節を特殊な構造にせざるを得ないのですが、これをなるべく通常の股関節と同じ動きをするものにしたかった。
ウドラでは腿を横置きの円筒としその回りを膝が回転移動するという仕組みを作りましたが、これでは前後の動きしかできない。そこで腿を囲むレールを設け、その上を膝がスライドするようにしました。左右の動きはレール自体を左右に振ることでなされます。
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少年自警団 (MDBから貸与) | 陸上自衛隊 |
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