薬事制度研究会
の前進母体は1980年12月松本克彦,森山健三,堀江義彦,天野稔,
金森光宣,上能伊公雄,藤田雅夫,堀澤光弘,小西恵一郎らが永井達夫宅において
忘年会を兼ねたすき焼きパーティーに参集したメンバーです.
このメンバーは,『薬の関係』というとり方が出来るものの、その職業が大学病院の勤務者,
薬事行政の公務員,薬局経営者,製薬メーカー,政治家秘書など、バラエティーに富んでいたため
一種の異業種交流と取っても違和感はありませんでした.
また,言い方を変えると同業種の中の異能者交流と呼ぶべきかも知れません.
当初はこの交流も松本克彦氏を世話役として不定期的に集まっては、
お互いの近況報告のような形で情報交換会として推移しました.
1990年1月より10年が経過し,メンバーの数も徐々に膨らんできたことから
組織的運営をするべきと考え,正式に『薬事制度研究会』として発足しました.
本研究会は,「薬業関係者の異業種交流の場と考え,メンバー持ち回りでスピーカーとなり
研究会会員に講演することで,お互いの視野を膨らませていこう」というところにおきました.
初代会長には永井達夫氏,副会長には金森光宣氏と森嶋祥之氏を選任しました.
この研究会の役員は,世話係的性格の強いもので,名誉的或いは権力的部分は皆無であって
研究会の運営の幹事役ということです.
1990年1月度は,「きんだい倶楽部」にて役員の選任と、2ヶ月に1度例会を開くことを決めました.
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