FAQ(Fukubiki Asked Question)

抽選編


Question
福引の抽選方法には、どんな種類があるのか教えて下さい。
Answer
作者自身の経験からしても、本当にいろいろな方法がありますね。それらを大きく6つに分けて下記にまとめてみましたのでご覧下さい。

1.ガラポン方式…昔ながらに行なわれている抽選方法で、「福引」の代名詞的な存在にもなっている。多角形(円形もある)をした回転式の箱(木製が代表的だが、プラスチック製も増えてきた)にさまざまな色の小さな玉をたくさん入れ、福引参加者はその箱の横に付いているハンドルを自分で回す。すると玉が外に飛び出し、その玉の色で当選の等級を決める方式。この抽選器は「ガラポン」(ガラガラと回すと玉がポンと出るから?)という俗称で呼ばれている(関西では「ガラガラ」の名称が一般的らしい)が、正式名称は「新井式廻轉抽籤器(カイテンチュウセンキ)」だそうだ。新井さんという人が発明したからでしょうか?
付記:長いこと「新井」の文字にどんな漢字を当てるのか不明でしたが、「So-net」の広告にて、ガラポンがクローズアップされている写真があり、それに貼られているシールによって判明しました。モモちゃん、どうもありがとう!(といって、また「東京抽籤器研究所」という謎(?)の団体が…)

2.三角くじ方式…あらかじめ、小さな紙に当選の等級を書いて三角に折り畳んで閉じ、そのくじをたくさん用意して箱の中に入れ、福引参加者がその中から抽選回数分の紙を任意に取り出して、自分で開いて確認する方式。いわゆる「三角くじ」だけでなく、銀色の部分をコインでけずって当選を確認するスクラッチカードや、箸のような長い棒を引くとその先に色が付いていて、その色で等級を決めるものなどさまざま。また、箱から自分で引くのではなく、係員からくじを渡されるケースもある。

3.コンピュータ方式…最近かなり浸透してきた抽選方法。福引参加者がコンピュータのキーを操作し、ディスプレイに表示される結果で当選の等級を確認。カラフルな色の付いたキーボードで、抽選回数分任意のキーを押す方式とか、スタートボタンを押してゲーム感覚で楽しめる方式など数々のパターンあり。なかには同じマークが3つ揃えば当たり、というスロットマシン方式もあるが、これは運に加え反射神経も必要。

4.応募用紙方式…一定の金額に達したところで、応募用紙を係員から受け取り(証明のためにレシートなどを貼り付ける場合もある)、必要事項を書いて所定の応募箱、またはポストに投函する。抽選は先方で行ない、後日当選結果が発表される。

5.番号くじ方式…一定の金額に達するごとに、宝くじのように番号の付いたくじが渡される。抽選は先方で行なわれ、後日、当選番号が発表され自分で当落や等級を確認する。

6.その他の方式…ほかにもいろいろな方法があります。下記のほかにユニークなのがありましたら教えて下さい。
・あみだくじ、(勝ち抜き)じゃんけん、サイコロ転がし(単純だけど奥が深い?)
・ビンゴ(主催者から番号が発表されていき、自分の持ちカードの数字の縦、横、斜めどれか一列が早く揃った人から好きな賞品がもらえる。時間はかかるが結構盛り上がる)
・クレーンゲーム、つかみ取り、射的、輪投げのようなゲーム(これらはくじ運より、むしろ運動神経が必要)
・クイズ(これはある程度の知識が!?)

このうち、福引の定義からしますと、4、5、及び6の一部などは、その範疇からはみ出すのではないかと思われますが、あくまで厳密な意味のことであって、定義にとらわれず、何らかのプレゼントキャンペーンは、すべて福引と見なしてもいいと個人的には思ってます。


Question
福引って、今まで全然当たったことないんですよ。どうすれば当たるんでしょうかね。当選のコツはありますか。あと、福引の最終日にはよく当たる、って噂も聞きましたが。
Answer
当選のコツですか? それは私が聞きたいくらいですよ。なんせ、1万2000名にも当たるテレカが20本中19本まで引いても当たらず店の人に同情され、20本目でやっと当たったということや、30本引いても何も当たらなかった経験など、この手の話は枚挙にいとまがありません。当ホームページは決して当選のコツを伝授するものではありませんので、あしからず。
ただ、当選ではなく「抽選」のコツみたいなものは、ないわけではありませんよね。例えば「ガラポン」はあまり勢いよく回しても、逆にゆっくり回しすぎても玉がうまく出ませんので、ほどあいの力加減でリズミカルに回すこと(何度もやれば、きっと体得できるでしょう(^_^;)。またコンピュータ方式で、任意の色の付いたキーを押して当選を決めるもの。あれは、キーの色や位置と当落は関係ありません。前の人が1等賞を当てたキーと同じキーを押しても、まず1等賞は当たらないでしょう。なんでも、色や位置ではなくむしろほかの人の押した回数により、乱数で当選が決まるといわれてますが…(私は関係者ではないので、このへんのことはよくわかりません)。
それから、「最終日にはよく当たる」という説。作者の経験からいうと、普段あまり当たらない人なのに、最終日に下から3番目の等級が2本くらい当たったとか、確かに最終日には結構当ててます。たぶん、お店の見込みよりも福引に参加する人が少なく、当たりくじの残りが最終日にかたまってしまった、ということもあるのではないでしょうか。でも最終日はラストチャンスを求めて福引参加者が多いのでどうしても混むし、特別に当たりやすいともいえないと思いますよ。
反対に、最終日を前にして「特賞」や「1等賞」が早々と決まってしまっていた、ということもあるようです。よく上位当選者などの氏名を掲示していて、空欄があったりすると「あ、まだ自分にも当たるチャンスがあるんだ」と思ってしまいがちですが、そこは主催者側のマジック。実はもう当選者が決まっているのにあえて氏名を書き込まず、福引期間ギリギリまで買い物客を引きつけておく作戦もとられているようです。実際、私はある店で、掲示板の当選者氏名の上に紙を貼ってる光景を見たことがあります。
これとはちょっと異なりますが、10人中9人まで当選者氏名が書かれていて、ほかの階をエスカレーターで往復したわずか10分ほどの隙に、最後のひとりの氏名が書き加えられていたことも…。やはり、最終日のほうが当たりやすいからといって、あまりギリギリまで抽選に参加しないと、こういうリスクもあるんですね。

Question
福引は好きだけど、あの抽選のときの長い行列は困りますよね。
Answer
うんうん、私も列に並ぶのはあまり好きじゃないタイプなので…。でも週末や祝日、そして最終日などはどうしても長蛇の列ができやすいですよね。行列がイヤならば、福引期間の最初のほうの平日、しかも午前中に抽選に参加することをおすすめします。
あと、抽選券方式よりもレシート方式のほうが、どうしても列が長くなるようです。もちろん計算の手間がそれだけかかるからでしょう。あらかじめ自分で計算しておいて、だいたいの抽選回数の見当を付けておくことが肝心ですが、消費税分を金額に含めるか否かの対応が本当にまちまちですので、自分の見当と抽選回数が異なることもあります。まして最終日など混雑してる日は、どうしても現場が混乱していて、計算が違っているのではないかと異議を唱えたい場合でも、対応がままならないこともありえます。そんなためにも、できるだけ空いてる日を利用するのが、精神衛生上もよいことかもしれません。

Question
福引で海外旅行が当たってしまったけど、当たったのは私ひとり。友人と一緒に行きたいんだけど、できますか?
Answer
一般の懸賞では、旅行は2名1組で、何組当選と記されていることが圧倒的ですが、福引の海外旅行は、1名単位というのが多いようです。この場合同行者については、希望すれば割引ないしは一般の料金で参加できる場合もあれば(ただし人数制限あり)、希望に応じられないこともあるようです。主催者に確認をとってみましょう。
また福引の旅行は団体旅行の形態がほとんどですので、期日の変更には原則として応じられません。ただし旅行の当選の権利を他者に譲渡することに際しては、一般の懸賞では原則として禁じられているようですが、福引では家族や親戚などに限りとか、あるいは友人知人などでも可など、第三者への権利譲渡を認めるケースが多いようです(賞品が選べるわけではないところに、たまたま当たってしまったというパターンも多いためか)。もちろん権利譲渡は不可、という福引もあるようなので、これも主催者に確認して下さい。
それにしてもうらやましいなあ。私なんか旅行が当たったら(もちろん優待でなく招待で)、ほかの予定をキャンセルしてでも、ひとりでも這ってでも行くでしょうね(^_^;)。




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