FAQ(Fukubiki Asked Question)

買い物編


Question
福引で抽選の条件を満たす金額はいくらくらい? また、抽選券のほかにレシートでやるところもあるって聞いたけど?
Answer
1回の抽選に必要な金額は地域差もあるでしょうし、店やキャンペーンの規模によって本当に千差万別です。作者の経験でいえば、東京地区で最上位の等が海外旅行という場合は、3000円ないし5000円で抽選1回、というのが相場のようです。
また、抽選に必要な金額の証明になるものとしては、大別して次のタイプがあります。

1.抽選券…一定のお買いあげ金額を超えるごとに1枚進呈。抽選券システムの場合、その何分の一かの金額の場合には「抽選補助券」を進呈するところがほとんど。補助券をためて「抽選券1枚」の金額になると、抽選が1回できる

2.レシート…レシートの合計金額で抽選回数が決まる。抽選券の場合に比べ、端数が無駄になることが少ないが、抽選の際のカウントが面倒。また「税込み」で計算するか「税別」で計算するかは主催者によってまちまちで、しかもその条件が明示されていない場合が多い

3.スタンプ…お買いあげ金額ごとにスタンプ印を台紙に押していくか、進呈されたシールをスタンプ帳に貼っていく。一定金額以上たまれば抽選。スタンプは少額単位であることが多く、福引の対象となる買い物期間が比較的長いのが特徴

また、3のアレンジとして、所定の場所をまわってスタンプを押していき、全部もしくは一定の個数集まれば抽選、というのもありますね。いわば「スタンプラリー」と称され、お店よりも、祭りなどのイベントで行なわれることが多いパターンです。また最近では、これも3のアレンジとして、航空会社のマイレージサービスに倣ったような、ポイントカード制なるものも浸透してきたようです。


Question
福引をやってる商店街の店で買い物をしたけど、抽選券がもらえませんでした。「うちは福引対象店じゃないから」って、どういうこと?
Answer
こういうこともよくあるんですよね。店の場所がたまたまその商店街にあるだけで、その店は商店街の組合に加盟してない場合。最も顕著な例では、東京・新宿の某地下街にあるドラッグストア。あたかもテナントのような店構えなので、注意しないとその地下街のなかの1軒に間違えてしまいそうです(しかも、結構安いんでよけい惑わされる)。
また取り扱い商品があまりに日常的すぎて、すぐ福引の条件金額に達する場合とか(生鮮食料品を扱うスーパーなど)、法的に規制されている(はずの)サービス関係(郵便局など公的機関、金融機関、医療機関など)、チケットやカード類を扱う金券ショップやプレイガイド、切手・コインショップなどなど。
それ以外で特に注意したいのは、大手チェーンのファーストフード店をはじめ、スタンド形式で軽食を出す店(普段は福引の金額に達するまでの利用者がほとんどない)や、コンビニエンスストア、旅行会社やその代理店。また書店や理・美容院、携帯電話専門店(特に直営ショップ)などでも、対象外というケースがあるようです。端的に言って福引開催のポスターを貼ってない店は、疑ってかかっていいかもしれません(たまたま貼ってないだけ、ということもあるけど)。
もちろん、抽選券を配布する店で、あきらかに条件を満たしているのにもらえない場合は、「すみません、抽選券をいただいてないんですけど…」と申し立てをしても構いません。「がめつい奴と思われそうで、なんとなく気恥ずかしい」と思っても、黙ってると損することは往々にしてあるし。でもこれも時と場合によりけり。あるとき、抽選補助券がほしいので申し立てをしたら、「最終日だからサービス」と言われ、1枚でいいのに3枚ももらい、その後の買い物計画がすっかり狂ってしまったことがあります。

Question
クレジットカードで買い物をしたら、レシートでなく売上票の控えのようなものだけいただきましたが、これは抽選に参加するときの証明になりますか。
Answer
これは意外と難しい問題です。原則としてはそれこそれっきとした「買い物の証明」なんだから、そのまま認めてくれそうなものですが、店によっては対象外ということも…。というのも、「クレジットより現金のほうがいい」という単純な問題ではなく、控えはあくまで客用の控えであって、何かあったときのために客のほうで肌身離さず持っておかなければならないもの。自分の名前やカード番号が入ったものを第三者に不用意に渡すというのは、よく考えれば恐い話。混雑にまぎれて紛失したり、すきを見て個人情報が盗まれたり、ということもなきにしもあらず、なのです。もっともたいがいの店ではクレジットカードの控えもレシートと同じように扱い、レシートと同様、抽選が済んだら返してくれる場合が多いようですが、万一を考え、控えは抽選に使わないほうがいいでしょう。買い物の際に、「抽選に参加したいので、レシートも下さい」とお願いすれば、たいていの場合は配慮してくれると思いますけどね。
また、いわゆる「領収書」についても、カードの控えの場合と同じように考え、抽選所ではむやみに渡さないようにしましょう。

Question
福引シーズンには、抽選券やレシートなどで財布の中がゴチャゴチャになります。何かうまい整理の仕方はありますか。
Answer
実は、私自身もこの問題に悩んでます。自由業という職業柄、領収書をとっておくクセが普段からある上、福引シーズンともなると、やはり質問者と同様にあちこちの商店街やショッピングセンターでいただく抽選券やレシートが加わって、収拾がつかなくなってしまうんです。そのうちに、あったはずの紙切れが紛失してたり、計算が面倒になって、あと少しのところで端数が無駄になったり…など、困った状態になることも珍しくありません。
この問題に対する特効薬はなかなか思いつきませんが、心がけとしては、まず対象とする商店街やショッピングセンターの数を絞り込むこと。あとは規定金額になったら、ため込まないうちに、できるだけ早い時期に福引に参加すること(たとえ1回きりでもいいから)。どうしても期間の最終日に近づけば近づくほど、抽選会場が混雑するし、回数も増えるしで時間がそれだけ浪費されることになり、精神衛生上もよろしくない結果になりがちです。「終わりの時期ほど当たりやすい」という俗説もありますが、時期による差はそんなにないと思いますよ(抽選編参照)。
なかには財布とは別に、「抽選券」などを入れる専用の袋を持ってる…人もいるのかもしれませんが、年2回ほどのシーズンのために、わざわざ買うことも作ることもないような気がしますね。逆に私なんか、その入れ物を「ついつい」持ち歩くのを忘れてしまうと思うし。

Question
福引よりも、その次に開催されるバーゲンのほうがモノが安い。福引のときって、なんか全体的にまだ高いって感じ。安いほうがうれしいし、当たる楽しみは福袋のほうが大きいじゃん。別に福引には興味ないな。
Answer
統計をとったことはありませんが、おっしゃるとおり、「福引とバーゲンとどっちが好き?」と聞かれると、たぶん90%以上の人が「バーゲン」と答えるでしょう。何か景品を付けて売るくらいなら、その分安くしてという声もないわけではありません。また、正月などに恒例の「福袋」。在庫一掃品のイメージはとうの昔、今は店側もブランド品を入れたりして販売するなど、どの袋をとっても購入金額以上の楽しみが期待できるものが多く、福袋の魅力を見直す声も高まっているようです。
確かに福引で、高額賞品が当たる人はごく少数です。「どうせ当たらない」「バーゲンまで待ったほうがお得」という気持ちもわかります。では、バーゲンを利用したおかげで浮いたお金を、旅行やレジャー代にまわしますか? おそらく意識して使ったりはせず、さらに生活費を切りつめるかたが大半ではないでしょうか。
うまく言えませんが、福引ファンとしては、確固とした「夢」がほしいのです。旅行が好きな私は、福引の賞品として「旅行」を確実にゲットしたいのです。しかも旅行券よりは、行き先や期日がきちんと決まっている旅行のほうが好きです。「当たったから」といって指定日に正々堂々と大手を振って旅に出る、そんな誰もが納得するような、不可侵な理由がほしいのです。
福引期間の商品が安くないのは、きっとその「夢」の代金も含まれているからだ、と考えるのはごく自然なことではないでしょうか。そうであれば、決して高すぎるとは思えません。もっとも最近は、福引とバーゲンを一緒に行なう商店街やショッピングセンターも、かつてに比べれば増えているようですが…。




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