細いけど素性の良い栗。左の40cmと比べると、皮の色も切れ込みも違います。
同じ太さでも、もっと黒い皮だったり、切れ込みが深いものがありますが、この違いはどこから来るのでしょう。
そもそも持っている形質か、育った環境か。
切ったばかりで、まだたっぷり水を含んでいるはずですが、片側は持ち上げることができます。軽いのも良いところ。ぬか目は、強度が必要な部位には不向きですが、狂いが少なく、白く、箱や指物には最良の材だと思います。それに出会う頻度が少ない。コナラのような硬いものは結構多いのですが。挽いてみて材の特徴で使う用途を考えることも重要でしょう。
さて、次回は製材です。この前の反省を生かし、より安全に、スマートに挽きたいものです。
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