 |
|
製材の準備の話。製材の準備は、どれくらいの丸太を挽くかで違います。
挽く材はだいたい長さ2m。末口で30cm以上の山桜だったら単管の三脚にチェーンブロック。24cmならなんとか手で乗せます。30cmと24cmでは重さは約1.5倍違います。で、問題はその間くらいの材。三脚立てるのも一人では結構大変、かと言って腕力で乗せるのはちょっと重すぎ。
そんな時は木の枝の根本にスリングを引っかけてチェーンブロックで吊ります。ナイロンベルトを丸太の1/3位のところに引っかけて、片側を浮かせ、もう片方を製材台の上に載せます。それからゆっくりチェーンブロックで材を降ろしながら、だましだまし製材台の上に載せて行きます。
木を挽くのに木の枝を使うのは、豆を煮るのに豆殻で炊くようなものかと思いましたが、加工される材は木工作品になるので、薪になるよりは、、いいかな。
|
 |
|
チェーンソーのガスに混ぜる2サイクルオイルを量るのは100円ショップの50mlのメスカップ。
混合比は25:1なので、1Lに40cc。700ccなら 40X0.7で28ml。
混合カップ付きの混合ボトルも売っていますが、普通のポリ瓶とこのカップで十分。
右は、チェーンソーをスライドさせる単管パイプの高さを調整する車用ジャッキです。
いままでは膝で支えながら固定していたのでずいぶん楽になりました。単管は軽いので、手でネジを回せば簡単に高さが調整でき、調整の精度も上がり、水平出しに専念できるようになりました。
|
 |
|
厚労省の省令で、今年8月からすべてのチェーンソー作業者に、ズボンやチャプス等下半身の保護ウェアーの着用が義務づけられます。林業関連では2015年にすでに義務化されていますが、今回はすべての作業者が対象になるようです。
ズボンとチャプス、保護性能が高いのはズボンだと思うけど、サイズがいまいち不安。安い買い物では無いので、ネットではちょっと購入しずらい。また、暑い季節だと分かってはいながら億劫になりそう、、ということでPLOWのチャプスを購入しました。
チェーンソーの保護は、中に入っている糸状の繊維に絡まってソーチェーンが止まるしくみ。なので結構重量があります。サスペンダーをしなければ、腰のベルトで重量支えるので、しっかりしていることが肝要です。保護クラスは1。20m/secのチェーンソーを止められるグレードとのこと。
|
 |
|
で、これから購入を検討されている方もいるかと思うので、気になる長さについてご紹介します。
PLOWのチャプスは 全長(腰高) 95cm と 85cm。95cmというとハスクバーナのSサイズ。
モデル?は身長170cm、やや短足気味でなので95cmでぴったりです。腰高85cmだと女性用かな。逆に身長が180cmだったらPLOWでは短いと思います。サイズのバリエーションとして腰高100cmも欲ししところでしょう。
【左マウスオーバー画像】
腰、腿、ふくらはぎの3カ所で止めます。バックルなので簡単に止められますが、ちょっとナイロン紐が長すぎ、引っかける恐れもあるので、もう少し短い方が良いでしょう。
ふくらはぎは、結構ぐるりとガードされます。
いずれにしろ、無病息災安全第一。 ご安全に。
|