広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2015/2/08
「聖書のことばの通りに」


 創世記 6章 11−12節


「地は、神の前に堕落し、
 地は暴虐に満ちていた。
 神が地をご覧になると、
 実に、それは堕落していた。
 すべての肉なるものが、
 地上でその道を乱していたからである。」

 イスラム国に人質になっていた後藤さんが、湯川さんに続いて殺害されました。恥ずかしながら私は先週の日曜日(2/1)の朝、ニュースを見るまでまさか本当に殺害されるとは心のどこかに思っていなかったようです。ここ十年以上世界中からテロの悲惨なニュースが伝えられています。特に、1ケ月程前に起こったフランスのテロでは、世界中どこででも起こる可能性があることを強く示されたはずでした。ところが、私自身は心のどこかに、日本(日本人)だけは別ではないか?と言う思いがあったようです。
 それは聖書を見ると、人間に罪があるかぎり間違いであることを嫌でも認めざるをえなくなります。

 そういえば、今の段階で日本の国内ではテロは起こっていないとはいえ、考えられないような悲惨な殺人事件か次々に起きています。小さな子どもが犠牲になったり、単に「人を殺してみたかった」などと言う理由で事件が起きています。聖書を見ると、アダムとエバの最初の子ども、カインが、ただねたみのために弟アベルを殺してしまう記事が記されています。19歳で最初に聖書を読んだ時、聖書は「極端なことが書いてある」と反発し、神様は「人間を脅かしている」と思いました。しかし、それから50年、地はますます暴虐で満ち、「イエス・キリストの十字架の身代わりの死にしか救いはない」と改めて示されています。

(文=松本俊雄 牧師)


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