牧師室から |
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「少しの勇気を持って人生を変えてみませんか」 私がクリスチャンになって45年、牧師になって30年経ちます。今でも時々、教会で奉仕をしながら「自分はなぜこんなことをしているのだろうか?」と、不思議に思う事があります。まったくキリスト教とは無縁の栃木の片田舎で育った者が、19歳の春の夜、風呂屋の帰りに興味本位に教会の敷居をまたいだことが私の人生を180度変えました。人生を斜めに見て、人嫌いだった者が、人を愛する仕事がしたいと教員になり、牧師をやっているのですから。 家族にクリスチャンがおられる方は別として、普通の日本人が自分から教会を訪ね、信仰を持つことは少し勇気のいることです。その原因の一つに「教育」があるように思います。日本では、幼稚園・保育園から始まり大学卒業まで、ミッションスクールは別として一切宗教教育はありません。「神はいない」と言う世界観に立って成長し、いつかその世界から出ることが難しくなり、多くの方が諦めと失望の内に一生を終わります。 しかし聖書はそんな私たちに「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。 そうすば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」聖書マタイ7章7節と語りかけています。 少しの勇気を持って人生を変えてみませんか? |