広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2015/1/11
「こんな寒い朝でも」


 マタイの福音書 6章 26節


「空の鳥を見なさい。
 種蒔きもせず、刈り入れもせず、
 倉に納めることもしません。
 けれども、あなたがたの天の父が
 これを養っていてくださるのです。
 あなたがたは、鳥よりも、
 もっとすぐれたものではありませんか。 」

 今年の冬は寒い日が多いようです。特に明け方は町田でも冷え込み、朝早く起きる自分にとって床の中で目が覚めても、日頃の疲れもあってか起き出すためには少しの決断がいります。先日、前の晩遅くまでかかって仕上げた年賀状を朝6時頃近くのポストまで入れにいったら、薄暗い中、小鳥たちがもう元気に飛び回り、道端や人通りの少ない道路の中まで降りて来て餌をついばんでいました。たしかに空の鳥は、「種蒔きも、刈り入れも、倉に納めることもしません」がこうしてどんなに寒くても、朝早く起きて餌を探しているのだなぁと教えられました。

 私たちの人生にも、寒い朝も、起きられない朝もあるように思います。しかし、それを理由に今日やらなければならない事をやらなければ、事態はますます悪くなります。みことばは「あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。」と教えていますが、これは神さまの私たちに対する期待ではないでしょうか?たしかにこの世には、どんなに頑張ってもできないこともあります。しかし、やればできることをやらないのは怠慢だと思います。マタイ25章の「タラントのたとえ」の1タラントを預かったしもべは、「地の中に隠し」あとで主人に厳しく叱責されました。寒くても元気に起きてデボーションに励みたいと思いました。

(文=松本俊雄 牧師)


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