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2015/1/4 2015年・年頭言 「一日一生」 マタイの福音書 6章 33-34節 「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。 そう すれば、それに加えて、 これらのものはすべて与 えられます。 だから、あすのための心配は無用です。 あすのことはあすが心配します。 労苦はその日その日に、十分あります。 」 新しき2015年が始まりました。お一人お一人がいろいろな抱負やビジョンを持って出発されたことでしょう。「一日一生」ということばは、信仰を持った若い頃、内村鑑三師の本を読んで大変感動し、いつも目標としていることばです。もともと小心で心配性の私にとって、不安や恐れで押し潰されそうになった時、またいろいろな問題が重なりとても明日の生きていく力が見いだせない時、「あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します」のみことばは大きな励ましと力になりました。それから40年以上経ちますが、この年末年始にはいつも深く思い出します。 また、最近特に示されていることは「神の国とその義とをまず第一に求めなさい」をもっと真剣に求めなければいけないと言うことです。このみことばを抜きにして「あすのための心配は無用です」だけを願うなら、それは単なる自己満足にすぎないと思います。神の国とその義をまず第一にするとは、「自己中心の考え方や行動を改めて、みこころに生きる」ということでしょう。その具体的な方法は、一日の時間の中で何を「主」にして、何を「従」にしているかにかかっていると思います。「機会を十分に生かして用いなさい。悪い時代だからです。エペソ書5:16」を目標に励みたいと願っています 。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |