今週のトピックス |
2015/12/20 「ヤハを賛美せよ」 詩篇 150篇 (抜粋) 「ハレルヤ。神の聖所で、神をほめたたえよ。 御力の大空で、神をほめたたえよ。 その大能のみわざのゆえに、神をほめたたえよ。 角笛を吹き鳴らして神をほめたたえよ。 ・・・息のある者はみな、主をほめたたえよ。 ハレルヤ!」 今年のクリスマスT礼拝では、会衆みなさんで「ハレルヤコーラス」を賛美することになって、何回か練習してきました。音楽の苦手な私にとってただ賛美するには楽しいのですが、「練習」となると周りの人に迷惑をかるのではないかと、つい一歩ひいてしまいます。 「ハレルヤ」とはギリシャ語ですが、元来はヘブル語の「ハルルー・ヤー」で、「ヤハ(ヤーウィーなる神)を賛美せよ」の意味です。聖書では詩篇の巻末に頻繁に出て来て、神様の偉大さを表現するのにふさわしいことばだと思います。 また、特にクリスマスは永遠の万物の創造主なる神が自分のような罪深く取るに足らない者のために、有限な人(肉体をとられて)となられてこの世に誕生された日ですから、どれだけ賛美しても尽きることはないと思います。 以前、信仰になかなか喜びを感じられなくなった時、こんな暗い気持ちで賛美するのはよくないのではないかと考えたことがあります。しかし、神様の偉大さは私たちがどう思うかは関係ないわけですから、賛美をしない理由にはならないと聞いて、ひどく納得したことがあります。詩篇150篇の最後の「息のある者はみな」を、「息を引き取る瞬間まで」と考えると、賛美のある人生は最高の人生だと思わされています。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |