今週のトピックス |
2014/09/21 狭き門、狭き道は自分を変えるチャンス マタイの福音書 7章 13、14節 「狭い門から入りなさい。 滅びに至る門は大きく、 その道は広いからです。そして、 そこから入って行く者が多いのです。 いのちに至る門は小さく、 その道は狭く、それを見いだす者はまれです。」 今まで狭き門、狭き道とは、「自分一人でしか入れない門、自分一人しか通れない道である」と理解していました。しかし、最近狭き門、狭き道は自分一人でも入れない門、通れない道ではないか?と思えてきました。自分一人でも入れなかったらどうするのか?その時人は初めて自分を変えようとするのではないでしょうか。 最近いろいろな事が重なり、門はますます狭くなり、道も狭くなり、細いロープの上を綱渡りしているような日々を過ごしています。今にも落ちそうな不安もありますが、何とかしなければと真剣に祈り、聖書を懸命に読んでいます。しかし、考えてみればこうしなければ自分を変えようとする気は起きないのかもしれません。神様はそのために、狭き門、狭き道を用意されていたのかと思うと、何か自分の人生の謎が解けたような気がします。 キリスト者にとって、自分を変えることは最大の目標であり、最大の祝福の基です。マタイ13:33に「木が良ければ、その実も良いし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。木のよしあしはその実によって知られるからです。」とあります。狭き門、狭き道は「良い木」になる秘訣かもしれません 。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |