広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2014/08/31
雑草は根まで抜かなければならない


 へブル人への手紙 12章 15節


「そのためには、あなたがたはよく監督して、
 だれも神の恵みから落ちる者がないように、
 また、苦い根が芽を出して悩ましたり、
 これによって多くの人が
 汚されたりすることのないように。」

 教会隣の空き家の草刈りに、業者の方が3人も来られて暑い中、朝から作業をしていました。夕方遅く、作業を終えられ帰って行きました。次の日、空き家の庭を見て驚きました。前日は夕方遅く暗くなっていましたので、気が付きませんでしたが、それは、それは奇麗に草刈りがしてありました。草の根まで完全に抜いてあり、庭の土だけになっていました。
 子どもの頃、農家で育った私は、夏になると暑い中、畑の草取りをさせられました。その時母は、草の根までよく抜くようにと注意しました。しかし、子どもの私は早く終わらせて遊びたいので、見える部分だけ刈り取って終わりにしていました。その結果、残っている根から直ぐに芽を出し、1週間もすると前のように、草だらけになってしまいました。母はそのことについては何も言いませんでしたが、私自身は内心何事も完全に心を込めてやらないと、役にたたないなぁと深く思わされました。

 信仰を持ち、上記の「苦い根」ということばを聖書で読んだ時、「芽を出す前に早く処理しなければ」と強く責められ、本当に心から、それまでの中途半端な生き方(信仰)を悔い改め、何事にも心を込めてやろうと決心しました。
     
(文=松本俊雄 牧師)


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