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| 2014/06/15 勇気(気力)を奮い立たせる Ⅰサムエル記 ４章 ９－１０節 「『さあ、ペリシテ人よ。奮い立て。 男らしくふるまえ。さもないと、 ヘブル人がおまえたちに仕えたように、 おまえたちがヘブル人に仕えるようになる。 男らしくふるまって戦え。』 こうしてペリシテ人が戦ったので、 イスラエル人は打ち負かされ、 おのおの自分の天幕に逃げた。」 普通の人にとって人生を最後に決めるのは、勇気（気力）のような気がします。特別な能力や賜物が与えられる人は別として、ほとんどの人にとって、賜物やチャンスについて、あまり差はないように思います。では、何がそれぞれの人生を決めるのでしょうか？それは、不利な条件や逆境の中にあっても最後まで勇気を持ち続けることができるかどうかに、かかっているように思います。 上記のみことばは、おもしろい事に、神様を信じて安穏としているイスラエル人に対して必死に自分の勇気を奮い起した神を信じないペリシテ人が大勝利したという記事です。最近いろいろなことが重なり、疲労も重なってか（これも言い訳かもしれませんが・・・）、なかなか気力が続かない自分を強く示されています。 そんな時、駅前の雑踏の中で大声で客寄せしている店員さん、暑い中黒いスーツを着て外回りをする営業マン、過酷な労働をしている工事現場の人、夜遅く雨の中、荷物を届けに来る宅配の人等、まだ神さまを知らない人々さえ、懸命に働き、生活を建て上げ、夢や自己実現のために労苦している姿を見て学ばなければならないと思いました。 （文＝松本俊雄 牧師） バックナンバーはこちらから |