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2014/03/23 忙しすぎると愛が冷える ヨハネの黙示録 2章 3-4節 「あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、 疲れたことがなかった。 しかし、あなたには非難すべきことがある。 あなたは初めの愛から離れてしまった。」 年度末になり、教会でも保育園でも忙しくしています。忙しく働くことはもともと好きですし、伝道者となった時、「神様、私を忙しく用いてください」と祈りましたので、その通りだと納得しています。ただ最近はどうも体力の衰えか、あまり感謝だけではなくなりました。一つは腰痛」があります。以前は腰痛など関係ない生活を送っていました。そして自分が腰痛に苦しむなど考えてもみませんでした。ところがここ2−3年、朝に腰痛で目が覚めることがあります。そして、もう一つは根気と忍耐力の低下です。以前はメッセージの準備に何時間も集中してできましたが、最近はときどき休憩を入れなければできなくなりました。 そして最近もっと大切なことが欠けていることに気がつきました。体力の弱さをカバーするためには、もっと強い意志と頑張りで何事も取り組まなくてはなりませんが、そうするといつの間にか自分のことしか考えられなくなり、人の弱さや悲しみに心を開く余裕がなくなっている自分に気づかされます。これではいけないと、自分に言い聞かせるのですが、そうすると「この仕事が終わらなかったらどうしよう」という不安が頭をよぎります。そう考えると、もう少しやることを減らさなければならないと思いました。愛が冷えるような忙しさは、何のための忙しさかわからなくなることを覚えたいです。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |