広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2014/02/09
予定変更を喜ばなければ


 使徒の働き 16章 6-7節


「それから彼らは、アジアでみことばを語ることを
 聖霊によって禁じられたので、
 フルギヤ・ガラテヤの地方を通った。
 こうしてムシヤに面した所に来た時、
 ビテニヤのほうに行こうとしたが、
 イエスの御霊がそれをお許しにならなかった。」

 私は、性格かもしれませんが、予定変更がなかなか苦手です。一度決めたことはどんなことがあっても最後までやり遂げる(もちろんできないことも多くありますが、やり遂げたいという気持ちは失わないでいたい)という、いつの頃からか身についた信念のようなものがあります。一度決めたことをやり遂げることは、良い意味もありますが、悪い意味では「自我を通す=自分の欲望」という意味もあるのではないか?と思わされる出来事が何回か重なりました。

 歳を重ねる者として自覚しなければならない事の一つに、だんだん色々なことを自分で決められない事があります。自分としては認めたくなくても、2年前から介護保険証をもらい、自分は何かの時には一人では生きていけず、だれかの介護が必要だと素直に認めなければならないと思わされています。

 パウロの第2回伝道旅行で、福音が初めてヨーロッパに伝わりますが、その導きの方法は、最初から示されたのではなく、最初の予定が聖霊によって禁じられて、その結果、海を渡りヨーロッパのマケドニアに行くことになります。ここに神のみこころがありました。どこまでも謙遜に予定変更も喜べる人になりたいです。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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