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2014/11/16(子ども祝福式) 「幼子たちのために祈れ」 哀歌 2章 19節 「夜の間、夜の見張りが立つころから、 立って大声で叫び、あなたの心を水のように、 主の前に注ぎ出せ。 主に向かって手を差し上げ、 あなたの幼子たちのために祈れ。 彼らは、あらゆる街頭で、 飢えのために弱り果てている。」 今年も「子ども祝福式」を行うことができ、心から感謝しています。「子ども祝福式」は町田で伝道を始めた時、「召天者記念会」と並んで是非行いたい事の一つでした。その一番の思いは、自分が子どもの頃神様を知っていたら、こんなゆがんだ性格にならなかったのではないか、という苦い思い出があるからです。もちろん、神様にはそれぞれの計画があり、若くして救われた恵みは十分感謝していますが・・・。 この社会で子どもの教育ほど責任が重く、難しいことはないと思います。なぜなら、やり直しが出来ないからです。また、自分が蒔いた種を自分で刈り取るのではなく、次の世代が刈り取るのですから大変です。自分で刈り取るなら、自己責任ですから多少の諦めもつきますが、自分が蒔いた悪い種を次の世代が刈り取ることを考えると、だれでもその事の重大さと責任の重さに圧倒されるでしょう。そこにどうしても祈らざるをえない心の飢え渇きがあります。 エレミヤ(哀歌の著者はエレミヤ)の時代、イスラエルは国家滅亡の中にありました。その時、他にも祈ることは、たくさんあったでしょう、しかし、エレミヤはまず「子どものために祈れ」と叫びました。そして祈りは聞かれ、イスラエルは見事に復興しました。私たちも心から祈りましょう。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |