| 今週のトピックス |
| 2014/11/9 「おまけ」をも愛してくださ神 マタイの福音書 10章 29節（上） ルカの福音書 12章 6節（下） 「二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。 しかし、そんな雀の一羽でも、 あなたがたの父 のお許しなしには 地に落ちることはありません。」 「五羽の雀は二アサリオン売っているでしょう。 そんな雀の一羽でも、 神の御前に忘れられてはいません。」 先日ワイシャツが古くなったので、近くの量販店に買いに行きました。店に行くと「２枚買うと３枚目はタダ」と大きく書いてありました。私は「内心これは得をした」と思い、２枚買ってもう一枚もらい、ずいぶん得をしたような気分になって家に帰りました。しかし、家に帰ってよく考えてみると、「自分は本当に得をしたのか？」少し疑問になってきました。２枚買って３枚目はタダでもお店が儲かっているのは、最初から安い品物を高く値段設定がしてあるのかな？その品物を２枚買うように誘導されたのかなとも思えてきました。そして、自分は２枚でも、３枚でもあまり原価の変わらない品物を買ったのかなと思えて来て、せっかく買ったワイシャツが、急に色あせて見えてしまい、得をした気分も半減してしまいました。 聖書の中に「おまけ」の話があります。二羽で一アサリオンですから、二アサリオンなら四羽のはずですが、五羽となっているのは、最後の一羽が「おまけでついてきたのではないか？」とある本に解釈があり、読んでいて笑ってしまいました。しかし、神様はそんな「おまけにつくようなスズメ」さえも支配されておられることに気づかされ、こんな自分をも神様は愛してくださることに感謝しました。 （文＝松本俊雄 牧師） バックナンバーはこちらから |