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2014/10/19 風の道、台風の進路 伝道者の書 11章 5節 「あなたは妊婦の胎内の骨々のことと同様、 風の道がどのようなものかを知らない。 そのように、あなたはいっさいを 行なわれる神のみわざを知らない。」 台風18号に続いて、先週また台風19号が日本列島を縦断して多くの被害が出ました。ちょうど13日の月曜日がお休みでしたので、時々テレビの台風情報を見ていました。見ていて台風の進路や速度は本当に不思議なものだなぁと思いました。日本の天候の変化は原則的には地球の自転の関係で西から東に変化していきます。ところが、台風だけは南の海で発生し、弧を描いて北上し、沖縄を過ぎた辺りから、2つの台風も見事に東に向きを変え日本列島を縦断し、東北沖へと通り過ぎて行きます。また、その速度の変化に驚かされます。沖縄辺りまでは10〜15km/時速だったものが、九州を過ぎた辺りからどんどんスピードを上げ、時速50〜60kmほどにもなります。 なぜこのように変化していくのか?自然の営みと言えばそれまでですが、神様は天地万物を創造されたと同時に、自然の営みをも支配されているのだとつくづく思わされ、そのスケールの大きさに圧倒されます。 さらに、その大いなる神様が私たちのような小さな人間の一人ひとりにも関心を持たれ、信じる者の祈りに耳を傾けてくださり、導いておられることを考えると、小さなことで不平不満を言ってはいけないなぁと思わされます。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |