| 今週のトピックス |
| 2013/12/01 ホームドアの実験 マタイの福音書 １６章 ２６節 「人は、たとい全世界を手に入れても、 まことのいのちを損じたら、 何の得がありましょう。 そのいのちを買い戻すには、 人は何を差し出せばよいのでしょう。」 自宅のある、東急線のつきみ野駅・下りホームの一番後ろに、いつの頃からか工事中の囲いができました。私が出かける８時ごろになると、東急関係の人や工事関係の人が毎日１０人くらい集まり、入念な打ち合わせを繰り返していました。今まで見たこともない光景でしたので、とても気になっていました。そのうちにホームに電車一両分ぐらい開けて支柱が２本立ちました。ある日お昼頃出かける用事ができて、駅に行きましたら支柱の間を柵が上下していました。それでこれは新しいホームドアの実験をしていることがわかりました。 ホームドアは転落防止対策としては有効ですが、なかなか普及しない状態にあります。先日テレビを見ていましたら、新しいホームドアがいろいろ紹介されていました。今までホームドアというと、新幹線のホームにあるようなものしか想像していませんでしたが、それはコストがかかりすぎるので（特に重量があるため、それを支えるためホームを作り直さなければならないそうです）、もう少し安価な物がいろいろと研究されているそうです。しかし、現実には重量の問題とともに、車両にはドアが２つ、３つ、４つのものがあり、その時どう対応するのかなど、なかなか難しいそうです。 それを見ながら、世の人々は一人の命を救うためにこんなに努力をしているのかと思うと、私たちは永遠のいのちの救いのために、もっと努力しなければと思わされました。 （文＝松本俊雄 牧師） バックナンバーはこちらから |