広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2013/11/10
改修工事(リフォーム)の喜び


 Uコリント人への手紙 5章 17節


「だれでもキリストのうちにあるなら、
 その人は新しく造られたものです。
 古いものは過ぎ去って、
 見よ、すべてが新しくなりました。」

 お祈りいただいていました、保育園の隣のお店の改修工事が土曜日(11/9)に完成しました。以前の建物に比べると、驚くほど立派になりました。本格的な工事は8月末からでしたので、正味2か月の突貫工事でした。
 築40年の古い店舗を保育園に造りかえる工事でしたが、一番に思った事は「改修工事は新築よりも難しい」ということでした。その一番の問題点は、古い建物は壊してみなければ、中身がわからないということでした。保育園であるため、耐震強度が基準値以内であることが絶対条件でしたが、耐震強度は土台と柱によって決まります。しかし、40年前の建物で、図面もなかったため、ある程度壊してみなければ土台や柱の様子がわかりませんでした。そうなると、壊すまで新しい図面も書けませんし、当然費用がどれだけかかるかもわかりません。図面も費用もわからないで、工事を進めるのは本当に不安でした。

 その時、「人が変わるのは本当に難しい」ということが改めて思い出されました。それは、新しいものを造るだけでなく、古いものを壊さなければならないからです。また壊すと相当量の廃材が出ます。今の時代、この廃材の処分もけっこう大変で、費用もかかります。しかし、このような犠牲を払っても、古いものが新しく再生される事は、大きな喜びでもあることを、深く示されました。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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