今週のトピックス |
2013/10/27 ダイアリーより大切なこと 伝道者の書 3章(冒頭部分を抜粋) 「天の下では、何事にも定まった時期があり、 すべての営みには時がある。 生まれるのに時があり、死ぬのに時があり、・・・」 先日、用事があって書店に行ったら、新年度のダイアリーが山のように積んでありました。一年がもう終わりか、という思いと、昔はこんなにダイアリーが山のように積んでなかったような気がしました。それは、それだけ現代人はみな忙しい毎日を過ごしているのだろうと思います。ダイアリー選びはけっこう難しいものです。見やすく、使いやすい事は当然ですが、できるだけ1冊にまとめて、予定もメモも書きたいし、またあまりにも厚いと持ち運びに不便だし、その反対に薄くて、年度の途中で書ききれなくなっても困ります。また結構値段もしますので、ついつい慎重になります。 しかし、よく考えてみますと、では良いダイアリーを買えば自分の生活を正しく管理できるのかと言えば、それは間違いでしょう。 みことばによりますと「天の下では、すべての営みには時がある」とあるように、時を決め支配するのは神様です。私自身このことは十分知っているつもりなのに、いつの間にか、あれもやらなければ、これもやらなければと、いつの間にかダイアリーがいっぱいになってしまいます。そして愚かにも、ダイアリーがいっぱいになると何となく満足してしまう自分がいて、その結果、疲れ果て、喜びも平安も失ってしまいます。ダイアリーよりも、みこころを優先する日々であることを祈ります。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |