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2013/10/06 愚かさを信仰に変える 詩篇 38篇 4−6節 「私の咎が、私の頭を越え、 重荷のように、私には重すぎるからです。 それは私の愚かさのためです。私は疲れました。 それは私の愚かさのためです。 私はかがみ、深くうなだれ、 一日中、嘆いて歩いています。」 9/26(木)のデイリーブレッドのコメントに、詩篇38篇を通してのダビデの愚かさについての記事がありました。読んで一番気づかされたことは、今まで信仰をもって47年も経つのに、ダビデが自分の愚かさについてこんなに苦しんでいたことなど、一度も考えたことがない事でした。 この詩篇も今まで何回も読み、ここからメッセージもしたことがあるのに、ダビデが自分の愚かさについて、こんなに深く自覚していたことに気が付きませんでした。そして慰めと励ましを受けました。 箴言19章3節には「人は自分の愚かさによってその生活を滅ぼす。しかもその心は主に向かって激しく怒る。」とありますが、自分の愚かさに気が付かされた時、私の心は自分自信に対して、怒りと腹立たしさでいっぱいでした。しかし、そこからは何も解決の道がありません。ダビデのように、その時こそ、心から悔い改め、「私を見捨てないでください。主よ。わが神よ。私から遠く離れないでください。急いで私を助けてください。主よ。私の救いよ。(詩篇38章21−22節)」と神に助けを求め続けるべきだと示されました。考えてみれば、自分が弱く愚かであるから信仰を持ったはずでした。その愚かさを嘆くだけでなく、信仰の力に変えさせていただきたいと切に願っています。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |