広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2013/09/08
1日分の水分しか無い


 マタイの福音書 26章 41節


「誘惑に陥らないように、
 目を覚まして、祈っていなさい。
 心は燃えていても、肉体は弱いのです。」

 今年の夏は、教会の花壇の水やりに加藤先生と励みました。今年は雨が少なく猛暑でしたので、少しでも水やりを怠ると枯れてしまいますので、緊張感を持って取り組み、枯らすことなく続けられました。例年ですと、植木鉢やプランターでは2日に1回、ロッジアの花壇や歩道側の街路樹の根元の花で3〜4日に1回、水をやれば大丈夫でした。しかし、今年は特別で植木鉢やプランターに2日間も水をやらないと完全に枯れてしまいます。それは植木鉢やプランターの土は少なく、その中の水分も限りがあり、暑さのためそれ以上の蒸散活動があるからでしょう。

 そう考えると、自分の耐えられる力にも限界があることを深く思いました。試練や困難が多くなればなるほど、その力を神様からいただかなくてはなりません。イエス様はゲッセマネの祈りの時、ご自分が祈られるとともに、弟子たちにも「目を覚まして、祈っていなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです。」と言われました。
 加齢とともに、「肉体の弱さ」を嘆くことが多いのですが、花壇の草花に水をやりながら、今やらなければ、この草花は枯れてしまうことを思い、自分の信仰も枯れる前に、今「目を覚まして、祈り続けなければ」ならないと強く示されています。
     
(文=松本俊雄 牧師)


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