広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2013/08/18
雨の時、種を蒔く準備をしておく


 イザヤ書 55章 10節


「雨や雪が天から降って元に戻らず、必ず地を潤し、
 それに物を生えさせ、芽を出させ、
 種を蒔く者に種を与え、食べる者にはパンを与える。」

 猛暑の日々が続いていましたが、8月12日(月)の夜遅くに、自宅つきみ野付近にも夕立がありました。結構な雨量で、あちこちに水たまりもできていて、木々や野の草花を潤すには十分な量でした。明け方、久しぶりに空気もひんやりして、すがすがしい朝になりましたので、早朝5時ごろ散歩に行きました。自宅のすぐ後ろが横須賀水道の遊歩道になっていますが、早朝にも関わらず散歩やジョギングする方々が結構おられて、みなさんが気持ちの良い挨拶をしていました。

 歩きながら ふと見ると、ひとりのご婦人が、家庭菜園に野菜の種を真剣な様子で蒔いていました。その畑はいつも良く手入れされ、季節の野菜が見事にできていました。前から横を通るたびに、どんな方が作られているのかだろうと気にしていました。こんな早くから作業しているのですから、前から畑を十分に耕し、種も準備しておき、雨が降るのを待っていたのでしょう。

 そして、上記のみことばを思い出しました。私たちは良く「恵みの雨」という言葉を使いますが、それはただ「雨が降る」ことを待つだけでなく、雨が降った時「すぐに種を蒔けるように準備をして」待たなければならないと思いました。雨はいつか必ず降ります。それを信じて、準備を怠らないようにしておきたいと思いました。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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