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2013/07/28 子ども伝道の重荷 哀歌 2章 19節 「夜の間、夜の見張りが立つころから、 立って大声で叫び、 あなたの心を水のように、主の前に注ぎ出せ。 主に向かって手を差し上げ、 あなたの幼子たちのために祈れ。 彼らは、あらゆる街頭で、 飢えのために弱り果てている。」 19歳で信仰を持ち、救われた時、「子どもの頃、福音を聞くことができず、残念だった」という。強い思いがありました。栃木の農村で生まれ育ち、家の周りは見渡す限り水田でした。教会やキリスト教に関する情報は皆無でした。そのような中で思春期の時期になり、人生の挫折を味わった時、怒りと恨みの先は両親に向かいました。もちろん表面上は、両親に気づかれないようにしていましたが、そんな自分も受け入れられず、ますます人生の深みに沈んでいきました。高校を卒業し、逃げるように進学という名目で上京し、初めて教会に行きました。信仰を持ち、聖書の「あなたの父と母を敬え。(出エジプト記20章12節)」を読み、自分の罪を強く示され悔い改めました。 その時、子どもの時に福音を聞いていれば、両親を敬うことができたのではないか?という思いが起こりました。人は自分の出発の根源である両親を否定してしまうと、自分の存在を否定してしまうことになるような気がします。しかし、聖書のみことばによると、すべての人は両親を通して、神によって造られたとあります。この真理を信じた時、私の人生は180° 変わりました。またそれと同時に、子ども伝道の重荷が与えられました。天に召されるまで、あらゆる努力をして伝道したいと願っています。 (文=松本俊雄 牧師) バックナンバーはこちらから |