広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2013/06/16
横を見ないで上を見て生きる


 ヤコブの手紙 1章 17節


「すべての良い贈り物、
 また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、
 光を作られた父から下るのです。
 父には移り変わりや、
 移りゆく影はありません。」

 信仰を持つ前の自分は、この世は不公平と矛盾に満ちていると思っていました。そして、不公平と矛盾に満ちているなら、まじめに努力して生きても意味がないのではないかと思われ、生きる気力をだんだん失っていきました。しかし、19歳の時、信仰をもって、これからは「横(他の人)を見るのではなく、天(神様)を見上げて生きよう」と決心しました。横を見れば不公平、矛盾、偽り、偽善、不正が見えてきます。そして、いつの間にか、自分にも同じ思いがあるのを忘れて、怒ったり、すねたり、ひがんだりしてしまいます。また少しでも自分の人生がうまくいくと優越感にひたり、少しでもつまずくと劣等感の中に沈んでしまいます。

 しかし、目を上に向け、天(神様)を見上げれば、神の愛と赦し、深い恵み、変わる事のない神の永遠の計画を知る事ができます。マタイの福音書6章22節には、「からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。」とあります。目が健全とは、何を見ているかで決まります。これから、少しでも、横(他の人)を見るだけでなく、天(神様)を見上げることを忘れないで、一日一日を最善に生きたいと願っています。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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