広めよう この地に 賛美と福音の光

 今週のトピックス
2013/05/12
誠実を養い続ける

 詩篇 37章3−4節


「主に信頼して善を行え。
 地に住み、誠実を養え。
 主をおのれの喜びとせよ。
 主はあなたの心の願いをかなえてくださる。」

 私の求める目標の一つに、「誠実な人になりたい」という思いがあります。約束したことは必ず守る、どんな時も、どんな人にも変わらない態度で接する、二心を持たない、受けた恩は決して忘れない、などです。そして、若いころはいつか努力を重ねれば、誠実さが身につくのではないかという漠然とした思いがありました。
 しかし、現実はその反対で、加齢とともに忍耐力がなくなったのか、よほど強くしておかないと、相手の態度に影響されたり、形式や形だけの奉仕をしたり、自分の都合を優先させてしまう自分がいます。
 そんな時、「誠実を養え」という言葉に励まされます。「誠実」はもともと自分に無い物で、自然には出てこない、ものであることを思い出させてくれます。だから、若い時もそして今も、さらにこれからも、地上に生きている間その時その時で、誠実を養うために時間と労力をかけ(犠牲を喜んで払って)なければならないと思います。

 では、誠実を養うためには何が必要でしょうか?ペテロは、「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。Tペテロ2:2」と言いました。養うためには、栄養が必要なのです。ますます御言葉を求め続け、少しでも誠実を身につけたいと願っています。

     
(文=松本俊雄 牧師)


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